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アイドリングストップ

テーマ:石油
先日、仕入先の株主総会に出席しましたら、「当年度の売上高は前年比増加いたしましたが、販売数量は減少いたしました」との報告。ガソリンの販売量減少は業界共通で、同席の元売社員の話では今後毎年5%程度ずつ減少していくであろうと。

要因は不況や若者の車離れ等によるものもあるかもしれませんが、何と言っても自動車の省エネ化でしょうね。ハイブリッド車はもちろんのこと、普通のガソリン車もどんどん燃費が良くなってきております。

普段乗用しております軽自動車が車検の時期を迎えまして、昨日車屋さんに預け代車をお借りいたしました。新車に近いアルトという車。社員の女性の方が「この車、アイドリングストップ車ですので、信号とかで止まると自動的にアイドリングが止まります。でも、ブレーキを離せばまた自動的にかかりますので」と。

ほ~、さよかぁ、とりあえず走ってみようではありませんか。ひゅ~ん、と出発いたしまして、信号に。いつもなら黄色で行ってまえ~のところ、紳士的にストップ。ほどなく、ほんまにアイドリングストップ。で、ブレーキを離すと、「ぶるぶるっ」と、まさに放尿後の身震いよろしく再スタート。

ふと計器盤を見ると「エコドライブ」「アイドリングストップ」のところに
電気がついてます
さらに平均燃費やら
航続可能距離の表示も

ここまで省エネを意識させられますと、油屋としてもなかなか複雑な心境なんですが、まあ世の中のことを大局的に考えれば真っ当なことなんでしょう。それにしても、信号だけでなくちょっと一旦停止した場合でもストップすることもあるみたいです。どうも、小便を出しては止め、振っては出ししているようでせわしなくて落ち着きません。

そう言えば、アルコールを飲むことをガソリンを補給するなどと言ったりすることがありますが、毎日晩酌しないと働く意欲がわかないということは、人間としてはかなり燃費が悪いですね。こちらもたまには「I drink stop」せなあかのんでしょうが、なかなかね。

熊の胆

テーマ:よもやま話
最近各種総会等で外食の機会が多いのに加えて、朝晩少し冷えるせいでしょうか、昨日は朝から胃腸の調子悪し。

二日酔いで吐き気がしたり胃が痛むというなら胃薬を、腸の動きが良くないというのであればビオフェルミン系の薬を飲むのですが、そのどちらでもなく、便通がいまいちでお腹がしくしくと痛むような感じ。

こういう時に「これを飲んどき」と昔から親に勧められて参りましたのが、富山の置き薬
その名も「熊の胆」
と思ったら、この商品「熊膽圓S」なんていう難しい名前がついております。ひらがなで書くと「ゆうたんえん」。これほど漢字とひらがなでイメージの異なるものもそうはありますまい。

箱を開けると、銀色の包みが入っていて、その封を切ると中には板チョコのミニチュアみたいな薬が入っており、年齢に応じて半分とか1/4とかを割って飲むんですが、形はチョコでも味はゲロゲーロのニガニガ、思わず飲み込むしかない。ま、この苦さがある意味、良薬たるべしの安心感を与えるわけでもあるのですが。

いずれにせよ、「くまのい」って子どもの頃はず~っと「熊の胃」だと思っていたら、実は熊の胆嚢なんですね。それを乾燥して作るんだそうです。ちなみに画像検索してみましたら、出てまいりましたよ~

何か、氷嚢型というか、色的には昔豆腐屋さんが「とふ~、とふとふ~」と鳴らしていた警笛をつぶしてひからびさしたみたいな感じですね。きっと、でかくて堅いんでしょうね。

そんなことを考えながらブログを書いておりましたら、おかげさまでお腹の調子も戻って参りました。熊の胆、侮るべからず。

赤旗の文集

テーマ:よもやま話
先日、「マジカルナンバー7」というタイトルで、中学校3年生の時のクラスは6つの班分けがされて、それが1年間固定されていたという話をいたしました。

そうしましたら、その後「3年D組F班」さんという方からコメントを頂戴いたしました。SirMurai先生が担任で3年D組F班の方だったので、当然同学年同クラスだと思ったわけです、お互い。

ところが、色々名前を並べて◯◯さんですか?と返しても、どうもピンと来ない様子。おかしいな、と思っていたのですが、後日SirMurai先生のブログを見たら、どうやらその方は我々と同学年ではなく、下級生の「3年D組F班」の方だということが判明いたしました。

その方のコメントに「運動会のアーチの1億円札を表紙にした文集」と書かれていたのですが、実は運動会のアーチ(大きな布に絵を書いたり色を塗ったもの)を切り分けてクラス文集の表紙にする、というのは我が3Dが始めたことなんです。

アーチといいますと、大体そのクラスの担任の先生の似顔絵とか当時流行っていた漫画の主人公を書いて、クラスのスローガンを書いたり、といったイメージですよね。

ところが私たちのアーチは何と「ソ連国旗」を模したもので、布を真っ赤っ赤のペンキを塗りつぶし、左上の角に「3D」を筆記体風にデザインした文字を白抜きにしたもの。学生の時に早世しましたがY君という美術センスに長けた人間がいて、彼がデザインした学級マークです。

アーチを捨てるのも惜しいし、いっそ切り分けて共通の思い出として文集の表紙にしよう、というアイデアが受け入れられまして、これはこのクラスの専売特許だと思っていたのですが、その次の3年D組にも受け継がれていたとは。
中身もおもろいよ
SirMurai先生によりますと、ソ連国旗風というのは「頭の古い教育委員さんも来られて」、悩ましいものがあったとのことで、これで先生の出世が遅れた(笑)らしいのですが、応援旗の方はアメリカ国旗風のデザインにして一応バランス取ってたんですよ。

いずれにせよ、東西冷戦真只中。ベトナム戦争が終結した年でもある1975年のことでした。

雁字搦め

テーマ:言葉・漢字
「がんじがらめ」って「雁字搦め」って書くんですね。この間、くまさんからのコメントで初めて知りました。辞書で引きますと「ひも・縄などを縦横にいく重にも巻きつけて、厳重に縛ること」と書いてあります。そうそう、もうぐるぐる巻きのイメージよね。

ではでは、その「雁字」ってのは一体どういうことなのか?つまり、雁字に搦めるとはどういうことなのか?改めて問われますと、ちょっと考え込んでしまいます。

そうか、「雁」という漢字のように、縄目が込み入って隙間が見えないくらいに複雑に縛るという感じか?いや、それなら、何でわざわざ「雁」という字にしたのか?込み入っている字ならば、「鬱」だとか「鸚」とかでもええじゃないか。

そもそも「雁字」ってどういう意味?と思い立ち、辞書を引きますと、「雁(がん)が1列に並んで飛ぶさまを文字に見立てていう語」とあるではないですか。その飛ぶさまとやらをGoogle画像で検索すると、こんな感じです
月に雁(かり)
何かイメージちゃいますやろ。とっても爽やかというか整然とし過ぎていて、全然がんじがらめの雰囲気ちゃいますやん。

この際もう一歩進んで、「雁」という字の成り立ちを調べてみましょう。すると「隹」はご存知の通り「鳥」のことなんですが、「厂(がんだれ)」は雁が直角に列をつくって飛ぶ性質を表してるんだそうですわ。

てことは、ひもや縄で何回も何回も直角を作りながら交差させて縛っていった結果が「雁字搦め」ってことなんでしょうか。「雁字搦め」はまた「束縛が多くて自由な行動が全くとれないこと」をも意味いたします。なるほど、あの整然とした雁行群を成立させるためには確かに自由な行動は許されないのかもしれませんね。

二酸化炭素を嗅ぐ

テーマ:スポーツ
長野五輪スピードスケート金メダリストの清水宏保さんが、朝日新聞夕刊に「ロケットトーク」というコラムを書いておられるのですが、論理的な上に経験に裏付けられており、いつ読んでも感心させられます。

昨日のそれは「金狙うなら、オーラの充電」という題。ロンドン五輪開幕まであと1ヶ月となりましたが、五輪に出場する選手、特に金メダルを狙うような立場の選手が今やるべきことは「オーラの充電」なんだそうです。オナラの充電ちゃうますよ。

最近、水泳の北島、なでしこジャパン、女子レスリングの吉田などが次々と敗れていますが、それでいいんだと。今は勝ちにいくのでなくオーラを消して、ためる時期だというのです。(計画的失敗ともいうらしい)

4年に一度のある日にピークを合わせることは至難の業であり、こうしたピーキングの思想より、むしろ「副交感神経のコントロール」が有効だと。でね、ワンポイントでこの副交感神経を働かせて、リラックスできる場所が体の中にあるんだそうです。さて、どこでしょうか?

それは「指先」だと清水さん。指先をぬるま湯につけて、ぼーっとし、口をあけるだけで緊張から解放される。あるいは、両手を2,3センチの感覚で接近させて目をつぶる。 これで、手の温かみを感じることができる。「気」が通じて副交感神経が働くんだとか。

もう一つは、両手で口と鼻を覆う方法。この後の表現が面白いんですが「自分の二酸化炭素のにおいを嗅ぐことで」心拍数を抑えられるんだそうです。そうかぁ、ニンニクの臭いとかじゃなくて二酸化炭素の臭いを嗅がなあかんのやぁ。

アスリートでない方も試して下さい、て言うてやありますで、緊張をほぐしたい時やってみてください。
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