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代議士秘書はしる

テーマ:政治
今朝、聞きなれない元気な客人の声がしますので、表に出てまいりましたら、田島代議士の秘書さんでありました。先日ブログで「暫定税率問題」のことを書き、その中でも触れたように田島氏に抗議メールを送ったら文字数オーバーで消えてしまったのですが、その件のお詫びにわざわざ来られたのでした。

「民主党の考えは考えとして、私は福田さんの提案に賛成だ」とか「民主党の内情について」やら「田島氏の建前と本音」などについて力説してお帰りになりました。私達の業界が犠牲になっているという状況を慮っての社交辞令も多分にあったのでしょうが、民主党のイメージとは異なる浪花節的な感じの方でした。

民主党の「道路特定財源の改革」という冊子を置いていかれました。「暫定税率を廃止すれば自治体が混乱するのでなないか?」という問いに「民主党は政権交代可能な2大政党制を目指しているのだから、このような事態はいつでも起こりうるので、そういう時代である事を念頭に国も自治体も対応を考えるべき」とありました。暗に我々にもあきらめろと言っています。

「選挙は日本でできる唯一の戦争である」そして「政治とは欲望の調整による権力の争奪である」と、かの小泉元首相の秘書飯島勲氏は喝破されておられます。残念ながら戦争の犠牲者はいつも弱者です。次はあなたの番かもしれません。

「代議士秘書走る」そして「代議士秘書は知る」

浜ちりとてちん

テーマ:よもやま話
昨晩、三ツ矢南の旧大塚邸にて催された「すずめのお宿 おはなしの会」に行って参りました。今回で第4回となりますが、毎回むかし話や短編小説、童話などを素読で語り聞かせて下さり、とても贅沢な時間を過ごすことができます。

そして、いつもトリを飾るのが知る人ぞ知るY.Iさんの落語。この方近隣にお住まいの由緒ある材木商の旦那なのですが、大学時代落語研究会に所属しておられたこともあり、落語の腕は玄人はだし。第1回の「愛宕」から「代書屋」「ふぐ鍋」と来て今回は「お花半七」。それまでのお話の静かな雰囲気から一転、場内は爆笑の渦。

落語といえば、昨日最終回を迎えたNHK朝ドラ「ちりとてちん」。ヒロインの名演技と筋立ての見事さが相俟って、個人的には近年まれに見る名作と感じたのですが、終ってしまったのは本当に残念です。

先のY.I氏以外にも商店街の中に2人、市役所の職員に1人落研出身者がいるので、個人的には商店街のイベントで彼らの落語会をやってほしいなと思っています。「笑点in商店街」なんてどうでしょう。話の落ちはともかく、お越しのお客様には是非商店街でお金を落として行って頂きたく候。

灯油で空を飛ぶ

テーマ:石油
今日、月末集金に廻っておりましたら、とあるお客様が「うちもオール電化にしましたさかい、ボイラー用の灯油はもう頼めんようになりますんや」とすまなさそうにおっしゃるではありませんか。

しかし、この動きは最近顕著に見られ、電力会社の激しい売込みに加えて石油価格の高騰がこれに拍車をかけているようです。灯油から電力への燃料転換もさることながら、新築住宅の7~8割はオール電化だと言われています。

灯油を暖房に使っている国は実はそれほど多くなく、最近では天然ガスが主流になってきましたが、それまでもガスオイルという日本でいう軽油を燃料に使っているところがほとんどだったのです。では灯油は何に使っているの?と思われるでしょう。

実は航空機の燃料、あれは灯油(厳密に言うと少し違う)なんですよ。これからも、石油は自動車や航空機といった輸送機関の燃料に特化していき、それ以外の用途はガスなどが代替していくだろうと予想する人もいます。

昔、「日石灯油でポッカポカ、日石灯油だもんね」というテレビコマーシャルがありましたが、灯油を積んだジェット機に乗ってポッカポカのハワイにでも行ってみたいもんです。ちなみに、日石灯油の歌の作詞は「五木寛之」さんだそうです。

暫定税率問題

テーマ:石油
目下、世間を賑わせている揮発油税暫定税率問題。実は私どもはそのまさに渦中にある業界にいるのですが、昨日の福田首相の新提案は、国民の混乱を避ける為の最大限の譲歩であると評価できると思います。

私は自民党、民主党どちらが好きとか嫌いとかはないのですが、今回の問題はどう考えても民主党に非があると言わざるを得ません。もちろん我が石油業界の混乱というのがその理由の一つであることは否定しません。しかし、暫定税率廃止によるガソリン価格の一時的低下という刹那的快楽で、一部国民とマスコミをあおりたて、とにかく解散総選挙にもちこみたいという「政局が第一」の姿勢が見え見えなのです。

そうは言っても、実は石油業界はガソリンの価格が下がる事で需要が増えるので、暫定税率廃止には賛成なので、下がりっぱなしであれば大歓迎というスタンスです。私は業界人ですが意見を異にします。環境問題に加えて、もはや石油という一部の地域に偏在しているようなエネルギーからは、できるだけ日本は脱却すべきであると思うのです。

先日、あまりに腹が立つので、滋賀2区代議士である民主党・田島一成さんに思いの丈をぶつけようと、彼のHPを開きメールを送りました。すると「文字数が多すぎるので送れません」というメッセージが出て、せっかく打った文は消滅していました。彼は次回の選挙で貴重な一票を失いました。

最後に少し忘れかけている日銀総裁は、すてきな方に決まりそうですね。(http://www.f7.dion.ne.jp/~moorend/news/2008032001.html)

油甚とは

テーマ:油甚本店
「油甚」というのが当店のいわゆる屋号でございます。初代の名前が「甚助(じんすけ)」で、油屋甚助略して油甚と称した訳であります。創業は明治36年1月2日であり今年で105年となります。実はもっと古くからあったと誤解されている方も多いのですが、もともとは私どもより2軒南の四居治平方が油商を営んでおられ、甚助は美濃の国から四居家に奉公に来ていたわけであります。

しかるに四居家において商売を閉じざるを得ない事情が生じたのを機に、道具、のれんを買い受けて、甚助が新たに商売を起こしたと伝え聞いております。四居家といえば、現在観光情報センターとして利用されておりますが、長浜で最も古い民家ともいわれ、往時の姿に戻すべく改修工事が行なわれることに決まったようです。主家ともいえる家が大切に保存されますことは、(商売上の)分家にとっても誇らしく感慨深いものがございます。

私で4代目となるわけでありますが、食用油の製造、販売に始まって、絞り粕の利用から肥料商に広がり、油関連でその後ガソリンスタンド経営に着手し現在にいたっております。私自身、店頭に立つことはあまりなく「普段何をしておられるのですか?」とよく尋ねられるのですが、こういう時はこの商売の有難さ、「油を売っております」とお答えすることにしております。

ちなみに「甚助」を辞書で引きますと「淫乱な、または嫉妬深い性質。またはそういう性質の男」とございます。初代の親がこのことを知っていたら、息子にこのような名前をつけることはなかったでありましょう。初代はもちろん祖父も先代である父も、辞書の甚助からは大きくかけ離れた人物でありました。私もそうありたいと願っております。
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