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胡麻油値上げのお願い

テーマ:油甚本店
とざい と~~ざい~
このところお願いいたしまするは、胡麻油値上げ、胡麻油値上げの段。騙り、三味線は一切ございません。

て、ことで明日6月1日より胡麻油各品を値上げさせていただかざるを得なくなりました。え~、4月から消費税が5%から8%に上がった時は値段据え置きと一生懸命歯をくいしばって頑張ったのでございますが、6月より原価が大幅にアップ。

もとより零細店ゆえに小回りがきかず、スーパーのように十円、一円単位での値段の上げ下げなど到底できません。これまでも価格変更は釣銭の授受が容易な50円、100円幅で行なって参りました。

以前より円安および中国の胡麻需要の急増等でコストは徐々に上昇して来てはいたのですが、50円まで上げるところまでは来ておらず我慢を重ねて参りましたが、今回の大幅なコスト増によりお客様へのご負担をお願いせざるを得なくなった次第です。

<価格変更の内容>   *いずれも消費税込価格
 容量         現行価格      改定価格
 108ml        250円        280円
(量り売り一合)    250円        270円
 300ml        500円        550円
(三兄弟セット)     700円        800円
 500ml        800円        850円
 1000ml     1,400円      1,500円
(量り売り一升)  2,200円      2,400円

誠に不本意ではございますが、いずれを様にも事情ご賢察のうえ、何卒よろしくご理解賜りますようお願い申し上げるとともに、引き続きご愛顧賜りますよう、隅から隅までずずずいと、御願い申し上げ奉りまするぅ~。チョン



太陽が黄色く見える

テーマ:よもやま話
5月もいよいよ終わりに近づいてまいりましたが、一昨日から太陽が燦々と輝いてちょっと暑いくらいの気候になってまいりました。

そんな折に何なんですが、太陽って何色だと思われますか?改まって聞かれても困ると思うんですが、改まらずに聞かれると日本人の場合はほぼ「赤色」と答えるのではないでしょうか。

その回答を引き出すのに最も寄与しているのが
ご存知日の丸

そしておそらく中年以降の方にとってはこの曲の貢献度も高いものと推察されます。


ほんなもん、日本だけでなく世界的に太陽は赤色やろ、と思っておりましたら、実は日本以外ではアジアもアフリカも欧米もすべて「黄色」。子どもたちが描く太陽はすべからく黄色なんだそうです。(岩波新書「日本語スケッチ帳」より)

もっとも中国は伝統的には「太陽は白」だったそうですが、国民政府の中華民国国旗「青天白日旗」にある白い太陽を避けて、現在では黄色や赤で書くようになったそうな。

そう言えば、若いころ「太陽が黄色に見える」経験をなさった方いらっしゃるんじゃないでしょうか?私は幸か不幸かそういう経験をしたことは無いんでありますが、太陽が黄色に見えるっちゅうのはむしろグローバル・スタンダードだったわけですね。

えびす講考

テーマ:まちづくり
昨日はうちの商店街の総会が行われ、決算・予算、事業報告・事業計画が承認されたのですが、商店街と言っても昔のような特別の大売り出しというものは無くなりましたね。

その最たるものが「えびす講」。昔は毎年11月終わりの勤労感謝の日前後に商店街こぞって大売り出しを行なったものですが、現在は伝統を守って今も引き続いて売り出しを行なっている店も「中にはある」という程度。

総会の一週間ほど前に開催された理事会で、アロマ大使さんが「売り出しはもう行われていないのが実情やけど、各商店街の理事長が集まって豊国神社(恵比須宮)でお祓いはずっとしてもろてますやん。あれは商売の神様に感謝するというか何か宗教的な意味合いがあるんやと思うんやわ」と。

ほうほうなるほど、と帰って調べてみますと、そもそも10月は神様は皆出雲に出かけてしまい不在になることから神無月と呼ばれるわけですが、神様の中には出雲に行かない所謂「留守神」がいらっしゃるらしく「恵比寿様」もその一人、いやその一神とのこと。

で、一年の豊穣、商売繁盛に感謝するということでえびす講が行われるようになったんでしょうけど、これは10月に行われたり11月に行われたり、はたまた十日戎という形で新年に行われたりと様々。

長浜の商店街は元来収穫後に懐が豊になった湖北のお百姓さんの買物需要に応えるため、11月終わりにえびす講売り出しを大々的に催したのでしょうが、世の中の産業構造が変化するとともに、次第に歳末大売り出しなどにウェイトが移っていったのでしょう。

最近は歳末もお正月も無くなって、年中売り出しがあるようなないようなメリハリのない世の中になってしまいました。今や商店街は観光客さんが来なかったら神無月どころか「客無月」の連続ですがな。

昔はえびす講になるとアーケード内にえべっさんの大きな顔が並び、12月になるとサンタさんに変わったことを覚えています。売り出しはともかく、あのでっかい顔の吊り下げは復活してほしいな、と思ったりもします。

虎姫にTORACO

テーマ:よもやま話
「虎姫一座」なるもんがあるんですね。昨日の昼の「徹子の部屋」を見て、いや正確に言うとその番組予告を新聞で見て初めて知りました。
虎姫一座のオフィシャルサイト
この辺りの虎姫と関係あるんかいな?と思ったんですが全然関係ないようですね。一言で言うと浅草で活躍する昭和歌謡レビュー劇団だそうな。

ほんで、名前の由来はと言うと、かつては「チーム織り姫」「織り姫Z」「トラトラトラッド」の名前で活動していた3ユニットが合体したものだからとのこと。要は「トラトラトラッド」の「トラ」と「織り姫」の「姫」をくっつけたということですな。

話変わりますが、今年のプロ野球は広島カープが好調で目下セリーグ首位。実は私も秘かに応援しているんですが、もっと大っぴらに熱烈に応援している若い女性が激増しているそうですね。
その名もカープ女子
関東でのカープ戦の入場者は彼女らのおかげで増えているそうですが、逆に地元広島の観客数は微減。そのためにカープ球団は往復の新幹線代を負担して彼女らをマツダスタジアムの試合に招待して関東からのリピーターを獲得する作戦に出たようです。

今や若い女性ファンの獲得に各球団も本腰を入れ始めているようで、阪神タイガースにもカープ女子に相当するものがあるんですね。もしかして「虎姫」?と安易に想像してしまったんですが、残念ながら「TORACO」と言うそうな。
何か阪神のイメージちゃうなあ
漢字で書くと「虎子」なんでしょうか?けど、これって「おまる」のことと違いましたっけ?まあ、「うん」を呼び寄せるからええんか。

相乗校歌

テーマ:よもやま話
先日送られてきた最新号の「みーな」。今回は校歌特集で湖北の54校の小学校校歌が掲載されている他、細かな分析もされており、毎度のことながら編集者の皆さんの情熱に感服させられます。

さて、いの一番に紹介されていたのが塩津小学校の校歌なんですが、歌詞を眺めているとどこか懐かしさを感じます。

湖のさざ波 鳰の鳥 若葉はもやに匂ってる
明るい窓に声あげて みんな学ぼういきいきと
夢を大きく伸ばすのだ まゆに希望は光ってる
近江の北の西浅井 われらの塩津小学校

それもそのはず。我が母校である長浜北小の校歌と何かよう似てるんです。ちょっと比べてみましょか。

白い夏雲 鳰の声 びわ湖に波も光ってる
開けよう朝のこの窓を 楽しくみんな学ぶのだ
夢を未来に描くのだ 胸はいつでも弾んでる
長浜 長浜 ああ われらの北小学校

これは一番の歌詞を比較したものなのですが、2番、3番を見ても同じような語句が使われていたり、言い回しが同じであったり。例えば2番の「強い体をつくるのだ」なんてまるで同じ。

これ、パクリちゃんかいなと思って、みーなを読み進めていきますと、何と塩津小と長浜北小校歌は作詞が木俣修氏、作曲が沖不可止氏と共通であることがわかりました。沖不可止さんって変わった名前ですね。本名でしょうか?それはともかく、ぜひ一度塩津小校歌を聞いてみたくなってきました。

と書いているうちに、以前「謎の塩津小校歌」というタイトルでブログを書いたことを思い出しました。上記の校歌は現在歌われているものですから、謎とされている方ではありませんね。あの問題は解決したんでしょうか?


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