1  |  2  |  3  |  4  |  5    次>    最後>>

焼肉焼いても...

テーマ:よもやま話
昨日のながじゅうすたっふさんのブログを見て、思い出しました、ある事件を。

何年前の事だったか定かには覚えておりませんが、米国産牛肉禁輸や飲酒運転の罰金が厳しくなる前だったと思います。家族のだれかの誕生日かなんかで焼肉を食べに行こうということになりまして、彦根の外町交差点付近の「○○○大将」という焼肉屋さんに行きました。

店内は大変混んでおりまして、20分ほどの順番待ちだったかもしれません。席に着きまして、ビールやらタン塩やらカルビやらロースやら、とにかく注文いたしました。ほどなくして、飲物とタン塩が来ましたので、それでとりあえずやり始めました。

引き続き、カルビも来たのですが、子ども達が白飯といっしょに食べたいというものですから、白飯が来るまではと焼くのを控えめにしておりました。ところ~が、店内の一部が妙に煙っぽくなって参りまして、そのうち「火事だ~!」という声が聞こえました。

何事かと思って席を立って見に行ったのですが、お客さんがぞくぞくと外に出始めているではありませんか。「え!まじで火事?」とはいうものの、目の前のごちそうを胃に入れないまま立ち去るわけには参りませんで、しばらく様子を見ながら焼肉を食べ続けました。

そのうち店員さんが各テーブルに「逃げてください」と言いに来て、避難誘導を始めました。満腹になって「しめた」とばかり我先に店外に出て行くお客達。しょうがなく続いて店の外に出ると、彼らは次々と車に乗り込み一目散に去っていくではないか。「支払いどうするの~」と思いながら、注文してまだ来てない焼肉に未練たっぷり。

煙はおさまったようでしたが、店の人に「まだ注文全部来てないんですけど...」と申しますと、「申し訳ございません。お代は結構ですので本日はお引取り下さい」との返事。結果としてはビールとタン塩、ただで飲み食いできたというのに、この中途半端な未達成感は何だ?損した気分。

○○○大将でたらふく食うだけ食って、会計の直前に煙と共に消え去ったやつらが恨めしい。


(追記)
そういえば、「カンカンカンカン 晩餐館、 焼肉焼いても家焼くな」っていう日本食研のコマーシャルありましたねぇ。

遅れた罰

テーマ:油甚本店
多くの方がブログに書いておられますように、昨日は横浜の荏田南中の生徒諸君が長浜の商店街で丁稚・弟子入り体験を行ないました。

当店も2名受入れることになっておりましたが、母などは9時頃から「まだか、まだか」とせわしなくうろちょろしているものですから、「9時半頃にしか来ないよ」と諭しますが、なかなか落ち着きません。

そうこうしているうちに、続々と生徒達が街中に湧いてまいりまして、次々と自らの職場を見つけては店内に吸い込まれて行きます。が、うちにはなかなか参りません。母は待ちくたびれて奥に入ってしまいましたが、とうとう10時を過ぎてしまいました。

これはおかしいと思いまして、2軒隣で事務局となっている四居家に「うちの生徒はまだ来ませんが、逃亡したんじゃないでしょうか?」と言いに行きましたら、市の職員や先生達が「それはおかしい!」と慌てだしまして、手分けして捜索に。

そういえば事前に配布された彼らの自己紹介のコメント欄には次のような記述が
 ここは長浜なんですけどぉ
まさか、京都へ行ってしまったんでしょうか?


結局彼らが到着したのは10時15分。何と45分の遅刻です。「けしからん!そこで反省しなさい!」と、店内にある地中油壺の中に押し込めることにいたしました。
 「助けて~、もうしません」

そんなわけはございませんが、どうやら彼らは行き過ぎて道に迷ったらしく、旧国道8号線まで東進し、セブンイレブンや長浜観光、柏屋老舗の方まで行った挙句、汗だくになって戻って来たようです。

犯人はこの垂れ幕のようでして、「博物館通り」で曲がるはずが、「大手門通り」と書いてあるので「まだ先だろう」と行き過ぎてしまったようです。お疲れ様でした。彼らの名誉のために申し上げますと、本当にまじめで誠実なよく働く少年達でした。

天下腹部

テーマ:よもやま話
昨年末に女性用のふんどし「パンドルショーツ」のお話をいたしました。また、かずまさんによりますと、昨今はボクサーパンツが流行っておるそうであります。

下着に懲りだしたかと思えば、こんなものまで流行りだしているそうです。戦国ブーム、歴女ブームとはいえ行き過ぎではないのか。
 織田信長パンツ

勝負パンツならぬ「甲冑パンツ」だそうです。女性がふんどしをはくなら男性も負けじと、ということでしょうか。昨年の12月から売り出したらしいですが、8,000枚以上売れ予約だけでほぼ完売とか。

「豊臣秀吉」「徳川家康」「井伊直政」「武田信玄」「真田昌幸」「織田信長」「森蘭丸」「伊達政宗」のラインナップだったが、今年に入って「上杉謙信」「直江兼続」も発売されているとのこと。特徴は、1.劇的な通気性 2.チクチクしない! 3.ひびかない!(って何だ?)

それにしても、1枚9,240円ですよ、これ。何が嬉しくてこんなものを買い、そして身につけるのか?これで戦国大名になった気分を味わうのか、と思いましたら購入客の半分以上が女性で、彼氏や上司へのプレゼントだとか。本当にプレゼント?自分で穿いているような気がする...。

Oh,no !

テーマ:よもやま話
有朋自遠方来、不亦楽乎

ということで、昨日は遠方より友人が訪ねて来られました。世界で一番幸せなリタイア生活を送っているように見えるご夫婦であります。もう7~8年前になるでしょうか、私が彼らと初めて会ったのは。

ゆう壱番街に「DEN」という布工房がございますが、このご夫婦がここで買物をされるお手伝いをしたのがきっかけであります。お二人はアメリカ・シアトル近郊のベルビューという町にお住まいで共に元学校の先生であります。

奥様が勤めておられた「オードル中学校」が「びわ中」と姉妹校の関係にあるため、交流派遣の引率教師として長浜に来られていたのですが、引退後も数年に一度ご夫婦で来日されております。とにかく年に2回ほど長期の海外旅行をされているようでして、今回もベトナムからの帰りに訪日されたというわけです。

昨日は、午前中にまず「DEN」さんでご主人がシャツをお仕立に。ちなみに「DEN」のオーナー北山氏は、あの「みのもんた」さんのシャツもデザインされている知る人ぞ知る著名服飾デザイナーであります。
 DENさん店頭にて
午後からはお二人を車で「布布」という別の布工房にお連れいたしました。こちらのオーナー藤本さんは、かつて「DEN」にいらっしゃったのですが、現在は独自に活動中で昨年12月にはルッチプラザでファッションショーも開催されました。こちらでは奥様がブラウスやベストをお買い求めになりました。
 布布さんにて
さて、このご夫婦は日本語も少し理解されるので、私のいい加減なチャンポンイングリッシュでもOK。そんな気楽な会話の中で、「この近く、確かあそこの角のshoe storeのご主人が完璧な英語を話す、と友人から聞いたけど...」とおっしゃるではありませんか。

「そりゃ下駄やのおじさんだ!」とすぐ分かりまして、
「おおのさんでしょ?」と聞くと、
「オオノ?イエ~ス?」と自信なげで
「どういうスペルか?」と聞かれましたので
「オー、エイチ、エヌ、オウ....」と言うと
「Oh,no!」
てなことで、まともな会話になっていたのかいないのか...。

兼好診断(4)珍名

テーマ:よもやま話
しばしば引用させていただいて恐縮ですが、5/1のぱんやさんのブログには、最近子どもに読めない名前をつける親が増えてきたことが書かれておりました。私自身の名前も昨日も書いたように読める人はおりませんので、大きなことは言えません。

さらに5/20のおおの履物店さんのブログによれば、そういう読みにくくてイライラする名前が「イラネーム」と呼ばれていることを知りました。

さて、そんな「イラネーム」を子どもにつけることは、確かに最近顕著な現象であることは疑いないわけなんですが、大昔はそんなことはなかったのでしょうか?



徒然草 第百十六段

寺院の号、さらぬ萬の物にも、名をつくる事、昔の人は少しも求めず(*1)、ただありのままに、やすく付けるなり。この比(ごろ)は深く案じ、才覚をあらはさんとしたるやうに聞ゆる、いとむつかし(*2)。人の名も、目慣れぬ文字をつかんとする、益なき事なり。

何事も珍しき事を求め、異説を好むは、浅才の人の必ずある事なりとぞ。

(*1)求めず: 趣向をこらさず (*2)むつかし: いやみなものだ



兼好法師も「人の名前も見慣れぬものをつけようとするのは、よくない」とおっしゃられております。どうやら、変わった名前をつけたがる性癖は古来不変のようでございます。
1  |  2  |  3  |  4  |  5    次>    最後>>

アーカイブ

最近の記事一覧

カレンダー

<<      2009/05      >>
26 27 28 29 30 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 1 2 3 4 5 6

ブログランキング

総合ランキング
2位 / 1568人中 keep
ジャンルランキング
2位 / 816人中 keep
日記/一般

フリースペース

HTMLページへのリンク

プロフィール

このブログの読者

お気に入りブログ

参加コミュニティ一覧