1  |  2  |  3  |  4  |  5    次>    最後>>

Kinomoto Favorites

テーマ:まちづくり
昨日は、黒壁倶楽部のイベント『滋賀の「大吟醸」を「大吟醸グラス」で味わう会』に参加させていただきました。行先は新たに同じ長浜市となりました木之本。

まずは、天文元年(1532)創業、全国で5番目に古い酒蔵である山路酒造さんの邸宅と酒蔵を当家の若女将にご案内いただきました。ご自身の写真はご法度とのことでしたので控えさせていただきますが、まあ、このご立派な家屋敷、庭、酒蔵を維持していくのは並大抵の苦労ではないだろうな、とお察し申し上げた次第であります。

その後、すし慶さんにお邪魔し、「賤ヶ岳合戦屏風」を見せていただきながら、ご主人による賑やかな合戦解説を拝聴いたします。さらに、山路酒造若女将から地酒のレクチャーを受けた後、今回の目的であります「大吟醸グラス」での試飲。
傾けるとお酒がハート型に
このグラス、「うすはり大吟醸グラス」と申しまして、厚さ0.9mm。元来電球製造工場として創業した松徳硝子さんの手によるものだそうでして、ちょっと力を入れて握ると割れてしまいそうな感じですが、とても軽いです。そしてグラスの底に尖がったヘソのような突起がございまして、グラスを揺らしますとマドラー代わりになり、大吟醸のふくよかな香り立ちが楽しめるという優れものなのです。

おちょこでとの飲み比べをしますと、「うん何となく違うような気がする」とか言いながら、お酒の方も「純米大吟醸・翔」「北国街道純米吟醸」「しぼりたて生酒」などを次々といただいて参りますと、どれもこれもおいしくて、そのうちグラスのことなどどうでもよくなってまいります。

「すし慶」さんの鯖ずしも肉厚で、すし飯に粒山椒が入っており、絶品です。ご主人のセールストークも相俟って、多数の方がお土産にお求めになられました。

この後、自由散策時間となり、まずは木之本地蔵にお参りし、
本陣薬局の看板を見て
冨田酒造さんに寄って
つるやさんでサラダパン買って
菓匠禄兵衛さんで菓子買って
再び山路酒造さんに戻って
名物の桑酒と
今日の日のために売らずにわざわざ残しておいて下さった「湖音(こね)」ちゃんを買って帰りました。

とても楽しい一日でしたよ。皆さんもぜひ木之本をお訪ね下さいね。これからどんどんよくなるポテンシャルがありますよ、この町には。「アートインキノモト」開催案も出ております(いや、アート陰気の元はまずいな、キモノトキノモトにするか...)。最後になりましたが、若女将さん大変お世話になり誠にありがとうございました。

金よな あの差だまおん

テーマ:スポーツ
こんな、つまらん駄洒落しか思い浮かばんくらいに見せつけてくれましたな、キム・ヨナ。私、完全にフィギュアスケート素人ですけど、素人目にもはっきりと真央ちゃんとの差はわかりました。

キム・ヨナは14歳の時からカナダに渡り、カナダ人コーチの下、現地でトレーニングを積んで来ており、演奏曲も北米で受けそうな曲を選曲。そして、コスチュームもこれまでの大会の金メダリストが着用した青。まさに金メダルを取るために周到に準備し、そして国内外からの信じられないくらいの期待を背負い、そのプレッシャーをも飲み込んでしまう完璧な演技。

滑り始めた時からそれまでの選手達の演技とは全く異なる滑らかさ。他の選手はジャンプの前に一瞬硬くなり、成功した後にホッとする感じが見られるのですが、彼女のジャンプは高く美しくしかも自然で、あくまでも全体演技の一部なのです。さらに、会場内に魔法の見えない粉をふりまくような、しなやかな両手の動き。

スピードスケートの清水宏保選手が紙上で「技術的なことはわからないが」と前置きしたうえで、(1)他の選手に比べて滑るスピードが違う、そして(2)滑っている時の体のライン(フォルム)が本当に美しい、その結果、会場内に自分の「磁場」を作り出している、と指摘しておりましたが、全く同感。

他国の選手ではありましたが、私は彼女の演技が終わった瞬間、思わず拍手をしておりました。会場内の雰囲気からライバルの完璧な出来を悟ったか、あるいは努めて悟らないようにと自らを制御していた真央ちゃんでしたが、頻繁な瞬きなどから明らかに動揺が見て取れたと思います。

途中でミスもありましたが、もし真央ちゃんの演技が完璧だったとしても、やはり差は歴然とあったように感じました。これで、日本は今大会金メダルはゼロに終わりそうですし、一方の韓国はメダルラッシュに沸いています。

皆さん指摘されておりますように、国費の投入具合や選手の育成方法等の違いもあると思います。歯がゆい面は多々あるのも事実。しかし、それにも増して国籍を超えて、キム・ヨナ選手のほれぼれするような演技を見られたということを世界中の人々と共に分かち合いたいと私は思います。

(追記)
もちろん、真央ちゃん、あなたは日本の誇りですよ。お疲れ様でした。

兼好診断(6)書

テーマ:よもやま話
徒然草第三十五段

手のわろき人の、はばからず文(ふみ)書きちらすは、よし。
みぐるしとて、人に書かするは、うるさし。


手のわろき人、つまり字の下手な人が、遠慮せず無造作に書いていくのは、いいんだけど、字が汚いからといって、人に書かせるのはうざい。といったような意味のようです。

さて「書」の思い出と言えば、小学校1年か2年だったか、姉達が習いに行っていた書道教室へ行けと親に言われて、いやいや行ったことがございました。とにかく「力を入れて書きなさい」と言われたのですが、これが小学校で習ったのとは正反対。学校では「そんなに力入れなくていいわよ」と教わったわけです。

私は無謀にも「学校で習ったことと違う!」と息巻きまして、一日にしてその書道教室をやめてしまったのです。親は弱りますわな。娘2人がお世話になった先生に洟垂れ小僧がいちゃもんつけたわけですから。多分菓子折りかなんか持って謝りに行ったんだと思います。

ところが、世の中わからんもんです。この小学校1,2年の担任の先生(若林先生という女の先生でした)も書道は得意でありまして、私はこの先生の指導の下、2年生の時に全国レベルの書道展(硬筆)で賞を獲得したのでありました。

今となりましては、そんな面影は全くないわけですが、それでも兼好先生の仰るように「はばからず文書きちらして」おります。字は性格がよく表れると申します。やたら体が大きく強そうに見えても小さな幼稚な文字を書かれると、「こいつ意外と気が小さいな」とか、華奢な女性が力強く太い字を書いて実は気が強かったりと。

最近はワープロが一般的になって参りまして、ブログなどでも字から性格を判断することは事実上不可能となっております。それにしても近頃の若者は丸文字っていうんですか、みんな同じような字を書きますが、あれは一種の没個性なんでしょか?




瞬間接着剤お悩み相談室

テーマ:よもやま話
瞬間接着剤。商品名そのもので申し上げますと「アロンアルファ」、おそらく皆さんお使いになったことがあるかと思います。成分はアルファシアノアクリレートという液状の物質だそうであります。

大変便利なものではありますが、困った事が2つございます。一つは「指にくっつくと離れなくなってしまう」。もう一つは「途中で固化して最後まで使い切れない」。いかがでしょうか?皆さん身に覚えはないでしょうか。先日、本を読んでおりましたら、対策が書いてありましたので、お知らせいたしたいと存じます。

まず一つめの「付き指」問題。しまった!と思ったときはもう遅いんですよね、これ。何とか指と指は離れても、固まった接着剤のついた部分の感覚が無くなったり、無理やり剥がすと皮がむけそうになったりします。これにつきましては「湯の中にひたして発汗を促し、もむようにすれば無理なくはがれる」そうであります。やはり汗を流さないと取れないんですね。

二つ目の「固化」問題。もともと入っている量が少ないんで、何となく使い切ったように錯覚するのですが、一回の使用量も微量なので、ほとんど使わないうちに固化しているんだと思います。これに対しては「ノズル部分を指ではじいて接着剤の液面をノズルより下げ、容器を立てた状態で冷暗所に保存」がコツだそうです。

光や熱によっても固化が進むので、冷蔵庫にしまうのも一案らしいですが、「目薬や食品と勘違いするととんでもない事になるので気をつけてください」とのことであります。異論あるふぁ?

カールフレンド

テーマ:よもやま話
先日、カーリングについて書いたんですが、何でカーリングって言うんだろうと思って調べてみますと、スコットランド生まれのこのスポーツ、名称の起源ははっきりしない、と書かれております。

しかし、英語の綴りは「Curling」、つまり「巻く」ということですから、当然ストーンが大きく曲がるという性質を反映していることは間違いないものと思われます。

さて、「カール」といえば、私らの世代は「♪それにつけてもおやつはカール」ってことで、明治製菓のスナックの名前ってことになるんですけど、あれなんか完璧に形状がカールしているから「カール」なんだと、疑うことすらいたしませんわな。

しか~し、「カール」のサイトを見てみると、アドレスには「curl」ではなくて「karl」と書いてあるんですな、これが。しかし、「Karl」は人名以外には出て来ず、お菓子の名前とは結びつきません。

どうやら、同じ疑問を持って調べた人が居て、公式サイトに次のようなQ&Aがあったのを見つけたそうです。ほとんど、そのまま引用させていただきますわね。(モノ太郎の雑学コラム

Q.カールサイトのアドレスが「KARL」になっています。「CURL(巻く)」の間違えではないですか?

A.カールが発売される前、名前は「カール(CURL)」にしようと考えましたが、商標という決まりのために明治製菓だけの「CURL」にすることができませんでした。そこで考えたのが、歴史上の人物カール・ビスマルク(KARL BISMARCK)のクルリンとした髭の形に似ているので、カール(KARL)と名付けました。
わしの髭はうまいぞ~
大元をたどれば「CURL」しているからなのですが、結果的に付いたのが「KARL」さん。カールは、実は男性の名前だったのです。

さて、カーリングもカールも好きになると離れられない彼女みたいな感じですが、そう言えば、昔カール・ルイスという陸上短距離のスーパースターが世界陸上で東京に来た時、ゲスト解説者の長島茂雄さんが彼のことを「へイ!カール!カール!」と友だちのように大声で呼びかけていたことを思い出しました。
1  |  2  |  3  |  4  |  5    次>    最後>>

アーカイブ

最近の記事一覧

カレンダー

<<      2010/02      >>
31 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 1 2 3 4 5 6

ブログランキング

総合ランキング
2位 / 1568人中 keep
ジャンルランキング
2位 / 816人中 keep
日記/一般

フリースペース

HTMLページへのリンク

プロフィール

このブログの読者

お気に入りブログ

参加コミュニティ一覧