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ぎんこんいってき

テーマ:旅日記
「乾坤一擲(けんこんいってき)」の思いで小沢元代表にお会いする、と言って物別れに終わった野田首相。消費税増税法案もいよいよ佳境に入って参りましたが、そんなことはともかく、一昨日の午後より銀婚記念の小旅行に行って来ました。

行き先は、今回3回目だか4回目だか忘れましたが、いずれにしても初めてではないのに行ったこと「ありまおんせん」。団体で行った時は有馬グランドホテルに泊り、家族旅行は♪月光園、月光園、あ・り・ま、だったな、確か。

さて、今回夫婦水入らずのお宿は、
ここ
高山荘華野
名前の通り、高台に立つこじんまりとした静かな宿。子どもさんの宿泊は断っておられ、アミューズメント系の施設も一切なし。しかし、料理は超一級品でしたよぉ。携帯のカメラなので見た目悪いですが、
蓮の葉に盛られたお刺身
稚鮎の踊り焼き
三田牛のしゃぶしゃぶ

お風呂も「金泉」っていうんですか、赤錆が体に付きそうで付かないほど真っ赤っ赤な湯のお風呂。さて、有馬の街を散策しておりますと、
こんな幟も

路地裏アートプロジェクトだそうですよ。アート系のイベントはどんどん増殖していくようですね。

いずれにいたしましたも、結婚25周年の旅。妻への感謝は当然でありますが、「ぎんこん行ってき」と快く送り出してくれた母にも感謝しとこ。明日へ続く、かも。

マジカルナンバー7

テーマ:よもやま話
最近あまりネタがないんで、また昔の思い出話とか書くことにしようと思うんですが、皆さん、小学校、中学校、高校の時のクラスで、メンバーの名前が全部言えるクラスってありますか。もちろん、卒業アルバムや文集を見ないでです。

私の場合、中学校3年生の時のクラスがこれに当てはまります。よっぽど印象的なクラスだったのかって?確かに担任はSirMurai先生でしたし、楽しい学級だったことは間違いありません。

しかし、それに匹敵するようなクラスは小学校の時も高校の時もありました。でも全員の顔と名前がパッと出てくるのはこのクラスだけのような気がします。何故なんでしょう?

このクラス、実はAからFまでの6つの班に分けられ、1つの班が男女それぞれ3ないし4名の計7名程度で構成されておりまして、1年間ずっと固定メンバー。席替えも班が固まったままの移動だったように記憶しております。

班ノートとかいうものもあり、とにかく班ごとに活動することが多かったように思います。どういう意図でSirMurai先生がこの班活動を中心としたクラス運営をされたのか一度聞いてみたいと思っていたのですが、クラスのメンバーを全部覚えているというのも、ひょっとしてその副産物なのではないか。

そんなことを考えておりましたところに、ある本の中で「マジカルナンバー7」という言葉を発見いたしました。曰く、「人間は7以下のまとまったものは覚えやすく、逆に8以上になると覚えにくく理解しにくい」と。なぜそうなのかということは解明されていないようですが、言われてみれば、うんなるほど。

確かに電話番号や郵便番号などもそのあたりを考慮した桁数になっているのかもしれません。さて、中3の時のクラスですが、班の数が6で、一つの班の人数も7名以下。それぞれの班は男女1名ずつのリーダーが居て、他にどんなメンバーが居たかを思い出すと、比較的容易に顔と名前が出て来るのです。

クラスを一つのものとしてではなく、部分の集まりとしてとらえることで成員の把握が容易になる。やはりこれは「マジカルナンバー7」理論の適用例のような気がいたしますが、SirMurai先生いかがでしょうか?










いなす

テーマ:言葉・漢字
昨日のサッカーW杯アジア最終予選のオーストラリア戦。激しい戦いの末の引き分け。先の2試合のようにはいきませんでしたが、見応えはありましたね。レフリーの奇妙なジャッジも含めて。

「前半日本は後手に回り、何度もピンチを招いた。...前半途中から、相手をいなし、こぼれ球を拾って攻撃につなげる。」というように新聞は戦況を解説しておりました。

さて、ここでも使われていましたが、相手の追求や攻撃をはぐらかすようにあしらう、という意味で「いなす」という言葉を使います。「軽くいなす」とか「適当にいなす」とか。

これって、元々は相撲用語なんでしょうか。まわりくどく言うと「相手が突進してくるのを片手で横につきながら、かわして相手の態勢を崩す」ということになりますが、いずれにせよ「いなす」んです。

以前、昼の「スクランブル」という番組で「いなす」とは漢字でどう書くか、ってのをやってましたけど、私の予想は完全に外れましたわ。正解は「往なす」(または「去なす」とも)だそうです。

そうか、「往ぬ」から来てるのかぁ。「もういんでまんた」とか「はよ、いね!」とかいう、あの「往ぬ」ね。でね、辞書引きますと、やっぱり「いなす」には「追い払う」「離縁する」「ばかにする」という意味もある。

浄瑠璃・宵庚申には「気にいらいでいなした嫁」などというくだりがあるようですが、今じゃ「往ぬ」嫁は居ても「往なされる」嫁などおるまい。せいぜい、嫁さんの口撃をどう「いなす」かが焦点ね。

おやじ行動パターン

テーマ:よもやま話
もう完全に親父というかおじさんの領域に入っている我々の世代なんですが、おやじの行動パターンを分析したものはあちらこちらに散見されますね。ちなみにネットで検索すると、「おやじの基本的行動パターン」なんていうサイトも登場してまいります。

そこに記載されている行動はどちらかというと、サラリーマンを意識したものが多く、どうも現在の自分にはあてはまらないものが多い。がしかし、自分はおやじ行動をしていないなんていう気はケ・サラサラ。

さて「AKB48」のプロデューサーとして飛ぶ鳥を落とす勢いの秋元康氏。彼が2006年に書いた「おじさん通信簿」(角川oneテーマ21)という本にも親父行動パターンというのが書いてあって、これは共感を感じましたな。

「流す前に自分のう◯こを見る」

いきなり下品ですな。しかし、この心情はわかります。もっとも私は生来胃腸が弱いので見るべきものがなし。また、血でも混じってたらどうしようという怯えから見ないことの方が多いですな。ごくまれに健全なものが排出された暁には振り返って確認すること必至。


「くしゃみをしながらストレスを発散させる」

そうそう。齢をとると何であんなにくしゃみがでるんでしょうね?しかも超でかい!で、調子に乗って「うゎ~~っくしょえい~~ん!」と叫んでさらに勢いをつけてしまう。そうか、あれは無意識のうちのストレス発散行動だったのか。


「腰に左手を当てて右手で牛乳を飲む」

この行動は、色々なところで指摘されていたように思います。私の場合、まず牛乳は飲みません。結構危険なことになりそうですので。しかし、右手で飲み物を飲む場合、おそらく左手で腰を支えることによって体の安定を保つとともに確固たる満足感を得ることが可能となるのでありましょう。


「自分の行動を予告するような独り言を言う」

と、これだけでは何のことかよくわかりませんね。例えば、風呂に行こうとする場合、別に黙って行ってもいいわけなのに「さ、風呂に入るか」などと自分を鼓吹するような言葉を吐く。別に予告せんでもええのについついしてしまう。「さ、ブログ書くか」と。


「コースメニュー好き」

あぁ、これわかる。レストランとか行っても単品で頼むより、ついコースメニューを頼んでしまう。お手軽感と微妙なお得感に負けて。しかし、嫌いなものが入ってたりすると、だからコースは嫌なんだ、なんて得手勝手なことを言いつつも、またコースメニューを頼んでしまう。


さて、おやじ世代の皆様、そしてその方たちを夫に持つ奥様方、いかがでございましょうか?

あさはら

テーマ:よもやま話
「朝っぱらから縁起でもない」とか「朝っぱらから誰だよ?やかましいな」とか、「朝っぱら」という言葉の後には必ずろくでもないことが続き、悪事の枕詞のような感じで使われますよね。

この言葉って、現在では「朝」の早い時間を意味しますが、そのニュアンスを強調するために「ぱら」をつけているのかと思っていたのですが、どうやら元々の意味はそうではなかったようです。

朝っぱらの元は「アサハラ(朝腹)」といい、朝食前のすきっ腹、空腹という意味だったようで、室町時代のことばを収めた「日葡辞書」によれば、「アサハラ」は「朝何も食べないでいる人の胃」として出ていたようです。(「ことばの由来」(堀井令以知/岩波新書)より)

また、「天草本伊曽保物語」には「あさはらのことなれば、吐却(吐き出す)すれども、痰よりほかは別に吐きださなんだ」と記されているそうです。

「あさはら」と言えばオウム真理教の麻原彰晃。長年逃亡を続けてきた平田、菊池容疑者がここに来て続けて逮捕され高橋容疑者も時間の問題なのでしょうが、17年経過した今も全容が明らかにならない一連のオウム事件。

頑なに沈黙を守る首謀者の麻原彰晃。「あさはらのことなれば、痰よりほかは別に吐きださなんだ」では困るんですけど。
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