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長浜薬局版楽市楽座

テーマ:よもやま話
先日、医薬分業について書きましたが、まりっぺさんの「市民病院周りがすごいことになっている」というコメントが気になりました。私は大病院は日赤派なんですが、日赤の周辺の門前薬局は東側に「長浜調剤薬局」と「阪神調剤薬局」というのがあり、西側に「長浜宮前薬局」というのがありますねえ。

長浜病院の方は請求書配布や集金とかのついでに近くを通るだけで、確か病院の南側の下坂寄りに「さくら薬局」というのがあったな、くらいの印象しかなかってんです、正直。

それで昨日何気なく「さくら薬局」のところを通ったら、向かいに新しいのが建っているので名前を確認すると「あおぞら薬局」。さらにその道を病院方面へ北上すると左手に「ファーマライズ薬局」。なるほど、まりっぺさんの言うのはこれか、と思ったが甘かった。

ファーマライズ薬局を右折して、病院の南面道路を東進し、バイパスにつきあたると右手にどーんと「いずみ薬局」。さらに左折してバイパスに出ると、信号越しに出た出た出た出た!右手にできた巨大なゲームセンターには気づいていたが、左側の薬局群は知らなかった!

手前から「たんぽぽ薬局」「アイン薬局」「長浜南薬局」の三連チャン。やや行って左折すると、何と!サンミュージックの一角が「スギ薬局」に占領されているではないか。そしてもう少し先にダメ押しとばかり「タケシタ薬局」

看板もご覧の様に林立でございます。


まさに看板どおり、「長浜薬局版楽市楽座」の開幕でございます。

ごまごわりましでこまります

テーマ:油甚本店
一月ほど前の日本経済新聞に胡麻油最大手の「かどや製油」が家庭用ゴマ油を7月1日出荷分から20%値上げするという記事が出ておりましたが、最近でも胡麻の需給逼迫と価格高騰がしばしば記事になっております。

原油の高騰に伴い米国などではとうもろこしのバイオエタノール化としての利用が急増し、これに伴い大豆や小麦など他の穀物が一斉に急騰していることはご高承のとおりでありまして、それらを原料とする食用油もすさまじい勢いで値段が上がって来ております。

特に胡麻油は当店の主力商品だけにこの影響は甚大です。当店の仕入先はかどやさんではないのですが、状況は同じで6月に大幅値上げ、さらに8月辺りに大幅値上げを覚悟するように言われております。半年で搾油用のゴマの国際価格は2倍以上になっているそうで、食用油ベースでも卸価格が5割増になる勢いです。

当店は昨年5月に一度値上げをして以来、価格据置しているのですが、いよいよ再値上げを検討しなければならなくなって来ました。こうなれば太古に戻って胡麻の栽培から搾油まで自分でやりますか...。

観光は白河夜船で

テーマ:まちづくり
昨日、長浜芸術版楽市楽座の運営委員長ねむりはかせの代理で、長浜観光協会の総会に出席してまいりました。総会というものは大抵そうなのですが、数字の読み上げを聞いているうちに白河夜船状態に陥ってしまいます。はっと目が覚めると爽快ならず依然として総会な気分。

さて観光協会。昨年旧びわ、浅井両町の協会と合併した事もあり、理事26名、監事3名という大所帯でありますが、驚いたのが会長が委嘱する名誉職の数の多さ。

いわゆる「相談役」「顧問」「参与」という名誉三役であります。通常の組織ですとどれか一つあるかないかで、結構好みで相談役という名称にしたり、顧問という呼び名を使ったりいたします。私にはそれぞれ一体何が違うのかよくわかりませんが。

で当の観光協会。まず前会長が「相談役」というのはよくあるパターンでして、これは納得。相談役とは別に「顧問」もいらっしゃいまして市長以下、県議やら議長やらうだうだと6,7名指名されたと思います。さらにさらに別の方、例えば連合自治会長とかその他数名が「参与」に指名されました。

うーん、こんなにたくさん相談する人がいては会長さんもさぞかし大変で、助言や小言を聞いているうちに白河夜船状態になりはしないかと心配してしまうのです。「船頭多くして船山に登る」などと申しますが、観光協会のスムーズな航行を願ってやみません。

O花屋さんからの恵み

テーマ:まちづくり
昨日私どもが属する博物館通り商店街の総会が開催されました。それ自体はことさら特筆する事もなく決算報告、予算承認、役員改選等々、粛々と進行して行きました。

総会終了後の懇親会。注文してあった料理屋のオードブル、パスタハウスのスパゲティやビールが並べられた後、理事長がパックに入ったいちごをおもむろにテーブル上に二つ、三つと並べ置いていかれました。

宴が開かれる前の理事長あいさつ。通り一遍の挨拶の後、自らが配り置いた「いちご」について語り始められました。

「長年皆さんと一緒に商店街活動に邁進して来られましたO花屋さんが昨年他界されました。皆様の目の前にあるいちごは3年前にO花屋さんから苗を分けてもらって私どもの畑で植えたものです。最初の年は全く実がならなくて、Oさんに文句を言いに行きました。改善のアドバイスをもらって言うとおりにしたけど、2年目も少しなっただけでした。」

「ところがOさんが亡くなられた後の今年は、毎日バケツ一杯になるほどのいちごの収穫があるようになりました。これはきっと皆さんに召し上がって下さいというOさんのメッセージだと思います。そして商店街の活動も地道に続けていればいつか実がなるのだという、Oさんからの天国からの言葉なのだと思います。」

と、一言一句録音したわけではないので脚色もありますが、ざっとこのような事を述べられました。O花屋さんのことをご存知の方がこのブログの読者にもいらっしゃると思います。氏のご冥福をお祈りしていただきたくお願い申し上げますとともに、ぜひOさんからの恵みを頂戴する為に、当博物館通り商店街の理事長の店であるH淵商店に訪れていただき、その節には香水や化粧品の一つもお買上げ頂けると幸いかと存じます。

猿の抗議活動

テーマ:まちづくり
先日「いしだみつにゃん」と「しまさこにゃん」なるぬいぐるみが長浜城に来たという報道を目にした。(写真は観光協会ブログより)


彦根城400年祭のキャラクターである「ひこにゃん」が大ブレークしたことで、彦根ではやたら猫キャラが大増殖しており、先の「みつにゃん」と「さこにゃん」もその一味である。まあキャラクターに目くじらを立てるものでない、と言えばそれまでであるが、石田三成という長浜人がある一種特別な感情をもつ偉人に関して、彦根のお下がりを「はいそうですか」と受入れることには、いささか抵抗があるのだがいかがであろうか。

彦根とは今までよきライバル関係にあってお互い切磋琢磨してきたと思うし、道州制をにらんで将来的には行政上は一つの市になることさえ吝かではないと個人的には思っているが、「それはそれ」「これはこれ」。長浜のものを彦根につくってもらう必要はなく、彦根が作ったものを受入れる必要もないと思うのである。長浜人にとっての三成は彦根人にとっての三成とは違うのである。

さらについ最近、そのキャラクター生産所たる「彦らぼ」が、ついに長浜のキャラクターとしての「ながにゃん」を作ったというニュースを聞いて唖然としてしまった。

ひょうたんを持っているのと兜の形からどうも秀吉公がモチーフらしいが秀吉公はサルである。サルまでネコにしないでほしい。先日の市街地における猿出没は、これに対する抗議活動に違いない。

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