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朋友とほうかも

テーマ:まちづくり
以前勤めていた会社に同じ大学から同期入社した友人から、「大阪から東京に転勤が決まったので、それまでに一度長浜に遊びに行きたいんだけど」という電話があり、一昨日に晩飯を共にする約束をいたしました。

こちらが月末で忙しいだろうと気を使ったのか、自分で町をぶらついて4時頃店に訪れるということでしたが、几帳面な性格の通り、ほぼ4時にやって来ました。晩飯は5時半に予約しており、まだ1時間半ほどあるので、「曳山博物館でも行く?」と聞くと、「あ~もう見て来た」とのこと。

長浜は初めてとのことでしたが、昼前に到着し1000円で観光施設に5館入館できるパスポートを買って、それで長浜城、大通寺、曳山博物館等要所を見て来たようです。こちらからアドバイスをしたわけではないのですが、しっかりと長浜観光のポイントは押えているようです。

彼の口から出たのは、「長浜ってのは意外と町が狭いね」。彼は週末に万歩計を下げて京都や奈良などの町を歩くのを習慣としているようですが、「長浜はくまなく歩いても2万歩ほどだったよ」「2万歩?2万歩も歩いたん?」「うん、長浜八幡宮も行ったよ」

2万歩って何kmですか?1歩が60cmとして12kmほどになります。私ら12kmも歩いたら足がパンパンに張って、次の日は寝込むかもしれませんな(笑)。

そして彼曰く、「長浜ってコンビニないね。わざと入れないようにしてるの?」と指摘され、かつて駅前にローソンがあったけど閉鎖されたことを説明したのですが、来街者と町の規模からコンビニがないのが不思議だという印象を持ったようでした。確かにコンビニあった方が便利ですよね。

4時から半時間ほどそんなことを店先で話していたのですが、食事の予約時刻まではまだ1時間ほど。町は歩き尽くしたというし、第一5時になると店も観光施設も閉まってしまう長浜。午後から観光に来て晩御飯を食べて帰ろうと思う人たちにとっては、とても不親切な町ですな~、ここは。

少し思案して、せっかくだから琵琶湖を見てもらおうかと思って、車で湖岸道路を北へドライブ案内することにいたしました。竹生島を左に見ながら、早崎、尾上を通って、賤ヶ岳の麓から右へ向かい、木之本の北国街道を通って8号線から長浜に帰って参りました。

約1時間のドライブとなりましたが、この季節はまだ日が長く明るいですが、店が閉まって夕食の時間までの間、バスを出して竹生島を背景に夕日を見せるツアーを企画してはどうだろうかと、ふと思いました。

夕食は冬ならば迷わず鴨すきを経験してもらいたいところですが、季節ではないので近江牛の店にいたしました。同期入社の仲間達の近況を聞きながらの楽しい酒席となりましたが、「ほう言うとほうかもね」と観光客目線でまちづくりを考えるいいきっかけにもなりました。

鳩山三段論法

テーマ:政治
「できれば国外、最低でも県外」だぞと。



最低でも県外

県外が最低

よって県内が最高





最低でも県外

福島は県外

よって最低だよ福島ぁ!






できれば国外

できなければ閣外

よって福島は罷免!

うす皮饅頭

テーマ:よもやま話
昨日、御園座へ観劇に行ったことを書きましたが、旅行社M君にチケットを頂きましたので、その御礼におみやげを買っていかねば、と思い、何がいいかな~と売店内をあっちへ行ったりこっちへ行ったり、うろちょろいたしておりました。

昨日のままさんのコメントにもありましたが、最中の中にアイスクリームを挟んだ「御園座最中」というのが有名なようでして、それにしようかな~と一瞬思わないでもなかったのですが、保冷剤入れてももし溶けたら悲惨やなあ、とか考えると逡巡してしまいました。

結局、いろいろ悩んだあげく、まあ無難なところで品名刻印の「御園座饅頭」10個入りにしとこか!と超妥協的意思決定をしかけたのですが、その瞬間、車を停めた近隣の駐車場から御園座までの間に一軒のひなびた、しかし何とも言えない老舗のオーラを発している菓子店があったことを思い出しました。

同行のMテK山君に「あそこの古びた菓子屋で買うか?」と提案いたしましたところ、「お~それはいいかもしれない」と賛同され、帰りにその店に立寄ります。山本屋菓子舗というこの店、「うす皮饅頭」というのぼりが立っていなかったら、ほぼ確実に見逃してしまうようないでたちであります。

店内は想像通り、飾らず、目立たず、格好つけず、商品をストレートにガラスケースに陳列し、目玉商品の「うす皮饅頭」は木の箱に入れられ、無造作にガラスケースの上に置かれております。いい意味で「客に媚びない店」と言えるでしょうか。直感的にこれはうまいに違いないと感じまして、早速「うす皮饅頭」10個入りを注文いたします。

3人ほどの従業員さんがいらっしゃいましたが、一様に無表情といいますか愛想がございません。容器も味も素っ気もなく中身で勝負!という堂々とした意気込みを感じます。せっかくなので、自宅用の土産にもうす皮饅頭とその他の菓子を数個求めます。
 がぶり
帰りまして、早速一口。普段甘いものを口にしない私ですが、「これは美味い!」。決して甘すぎず特に小豆の粒の感触が何とも言えませんがな。母にも奨めましたら「これ、うす皮饅頭やろ」と知っておりまして、以前御園座に行った時に母も偶然同店でこの菓子を買ったのだといいます。

「さっきごはん食べたばっかやけど、ツルリと入ってもがな」とご満悦。買ってきた別の和菓子も食べた妻も「うす皮饅頭の方がおいしかったわ」との評。そう言えば店内には30個まとめて買っていく人もいましたわ。うちももう少し買えばよかった。

皆様、御園座へ行かれましたら御園座最中もいいですが、山本屋のうす皮饅頭、これはお奨めです。

御園座へ

テーマ:曳山・歌舞伎
先日、旅行社M君から「御園座の歌舞伎招待券を頂いたんですが、行かれませんか?」とありがたい電話を頂戴いたしまして、「それは是非とも」ということで、同級生でいろいろなところでお付き合いのありますMテK山君と昨日観劇に行って参りました。

車を出そうというK山君のありがたい言葉に甘えたのはいいのですが、「えっ!ナビついてないの?」「ETCもないの?」と自分のことはすっかり棚に上げた我が発言。運転者が違いまんがな。ナビがなくても無事時間通り目的地である名古屋御園座に着きましたがな。

さて演目はと申しますと、「男の花道」でございます。以前ブログにも書きましたが、この芝居は今年曳山祭で萬歳楼瀬田町組さんが演じたのみならず、私自身が翁山で役者として出場した思い出深い作品でもあるわけです。

実は2年ほど前にも松竹座で掛かった時にも見に行きました。その時は3階席だったのですが、役者は歌右衛門が坂田藤十郎、玄碩が片岡我當、大名(田辺)役が坂東弥十郎だったと思いますが、歌舞伎というより新劇染みていて少しがっかりした記憶があります。

ところが今回は、1階席でしかも花道すぐ横という上席。花道を入退場する役者さんの息遣いが聞こえるような位置でありました。
配役は歌右衛門に市川亀治郎
彼は市川猿之助の甥でありますが、立役と女形の両方をこなし、大河ドラマ武田信玄でも主役を堂々と演じるなど実に多才で有能な役者だと思います。

さらに、名医土生玄碩役に亀治郎の実父である市川段四郎。そして何よりも私が演じた大名役を関西歌舞伎界のプリンス・片岡愛之助が演じたのは望外の喜びでありました。やはりスターというのはオーラがあるというのか、ちょっとしたセリフの言い回しから仕草一つとっても味があるものです。
弥十郎と愛之助では大違いだよ
劇中劇の八百屋お七の人形振りも見事でしたし、歌右衛門が自分が失明したことを想像して、盲目の役者が出てくる袖萩や朝顔の芝居の稽古をするところなどは、浄瑠璃をBGMとし自らは細三味線を弾いて重奏するという斬新な演出もありました。

午後四時から専門店会の総会の予定が入っておりましたので、「男の花道」が終わったところで、御園座を後にして帰って参りました。とても満足感の残る観劇でありました。旅行社M君ありがとうございました。

(追記)
名古屋といえば、うどんやカツやら食べ物にやたらめったら味噌を使うことで有名ですが、劇場の名前にも「みそ」を使わずにはいられなかったのでしょうかね。「みその座」?

帰りはよいよい

テーマ:旅日記

さてCMの後は、昨日の続きでございます。

1週間ほどの東南アジア出張の旅も終りを告げ、帰国の途につく我が部長と平社員の私。確か、帰りはファーストクラスではなかったような気がいたします。でも、さほど不快だった記憶もございませんので、恐らくビジネスクラスだったんだと思います。

実は私、帰国の前日くらいだったと思いますが、お腹の不調を実感いたしておりました。激しい腹痛、水のような便とまではいきませんが、泥状の軟便、つまり通常言うところの「下痢」の症状を自覚いたしておりました。

さて、成田空港に到着する少し前に、スチュワーデスさん(今はキャビン・アテンダントとか言うんですか?)が黄色い紙をお配りになられました。見ると、体に不調があれば申告せよ、と言った趣旨のものでありました。米国に旅行した際はこんなもの書いた覚えはありませんので、行き先によるのでしょうか。

「そう言えば、下痢気味だなあ」と湧き上がった感覚に従って、ごく自然に、ごく正直に、私の右手に委ねられた鉛筆は、その黄色い紙の「下痢」の欄のところに、何の疑問もてらいもなく、くるりと円を描いたのです。これが悲劇の始まりでありました。

成田に到着いたしまして、通関を通ったところだったと思います。おもむろに私一人が引き止められ、検疫所なるところに留置されることになりました。「ちょっと待ってください!」と叫んで、一人事情を知らず先を行く部長を追いかけ、「部長!検疫所につかまりました」と報告し、すぐにUターン。

検疫所で行なわれたことは、はっきりとは覚えておりませんが、検査のためお尻に突っ込まれたガラスの管のあの冷たい感触だけは一生忘れることはないでしょう。「大変なことをしてしまったようだ」、そう思いました。

検査、いや採便が終わると、そこを出て猛烈なスピードでダッシュをいたし、バゲージクレームへ向かいました。ようやくたどりついたその瞬間、何と我が部長が、部長様がですよ、この平社員である私の重いトランクを、流れ来るベルトコンベアから「よいしょ」と下ろされるところだったのです。

本来なら、私が部長のトランクを下ろさねばならないところにこの大失態。「申し訳有りません!」と平身低頭いたしますと、「君、まじめに申告しちゃったのか?」と優しく、しかし目が笑ってない声で確認されました。私は何のために部長のお供で海外出張をさせてもらったのか。これでは海外失調ではないか。

数日後に検疫所から「とくに深刻な病気ではない」ということを告げられ一安心はしたものの、この1年後ほどに結婚が決まった際、部長に仲人をお願いして断られたのは、この事件と決して無縁ではなかった、と私は確信しています。

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