風が吹けば薬屋が儲かる

テーマ:よもやま話
え~、以前から高尿酸値症、平たくいいますと痛風の薬を服用しております。と言っても、あの激痛を経験したことはないんで痛風という実感はないんですが、そんなこと説明しだしても面倒くさいし興味もないと思いますので、痛風ってことでいいですわ。

とにかく、その薬を定期的に処方してもらって買いにいきます。最初は月1だったんですが、医薬分業体制になって都度処方料がかかることに気づいて、2ヶ月に1回にしてもらったという話も以前書きました。で、先日処方してもらいにお医者さんに参りますと、窓口のお姉さんたら、

「今回から、尿酸値のお薬変わりましたからね」と。「は?何でですか?」「新しい薬が出ましたのでね、こちらの方に変更するようにと先生が」「何かええことあるんですか?」「そうですね、新薬ですんでね」

で、その後、お向かいの門前薬局に赴きまして、処方箋を渡し待っておりますと「油甚さ~ん」。「は~い」。「え~っと、こちらですね、今回からお薬変更になっておりますね。」「あの~、今までのとどう違うんですか?」「そうですね、副作用が小さくてね、今まで一日2錠、3錠飲んでた方が1錠で済みますしね」

あぁ、そうですか。で、会計見たらギョエッ!今までのお薬より500円くらい高いですやん。しかも、私前の薬も一日一錠しか飲んでへんかったやん。「高いんですね、前のより」「そうですねぇ、新薬ですから効能も高いですから、その分」

帰りまして中を見ましたら、何とこの薬ちょっと変。普通、こういう錠剤って2個づつパカッパカッって横に切り離せるようになってますよね。ところがこいつったら、切り取り線が縦に入っとるもんで、
 → 
こういうようにしかならん。これ無意味。やたらかさばるし、旅行に持って行く時もハサミで切らなアカンやん。

と、ぶつぶつ文句云うてましたら、昨日の朝日新聞の経済欄に「痛風新薬 期待の星」の大きな見出し。お、もしかして、と見たらその薬ですやん。今まで服用していたザイロリックという薬は日本では1969年に発売され、40年以上この薬しかなかったみたいです。

痛風患者は国内で100万人に迫る勢い。私のような高尿酸値症の患者は何と1600万人で30歳以上では3割が患っていると書かれておりました。年商1000億円を目指すという帝人ファーマの新薬「フェブリク」。足より財布が痛いわ。

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