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幸せなハンバーグ

テーマ:よもやま話
え~、歴史資源見学会。まだまだ続きまんにゃけど、今日は日曜日やしちょっと一休みいたしまして、CMを挟むことにいたしましょう。

実は、昨日ついに、というか、今頃にしてやっと、コブログ界のプリンス、スエッチのお店「おにくや食堂Suehiro」さんへ行って参りました。ランチタイムに、妻とね。

店の真ん中にドアがあって、両サイドがウィンドウになっております。思わず手前に引きたくなりますが、引いてはいけません。押しても開きません。横にスライドする形になってますんで、気をつけて下さいね。

お~満員やん!と言いたかったんですけど、お客さんはカウンターに一人。いつもながら夫婦揃って爽やか笑顔でのお迎え。事前にねむりはかせのブログを見て行ったので、冗談で「随分いじめられたらしいやん」と聞きましたら、スエッチ「え、農園でですか?」とのたまう。ブルーベリー農園でいじめられたんでしょうか、お姉さまたちに。

さて、メニューは二種類。定番のハンバーグ定食と日替わりの牛すじカレー。ここは、迷わずご自慢のハンバーグ(1575円)をいただこうじゃないですか。元々200gの予定だったようですが、私のコメントを見て180gと少しサイズダウンして下さったようです。(日替わりの別メニューは牛丼)

写真撮り忘れましたんで、プレオープンに行かれた喜多桜美さんの写真お借りしま~す。

ちなみにこの写真のは200gあります。一番左の突き出しは、毎日変わるようで、昨日は茄子のごま風味のおしたし。ひんやりとして美味しかったぁ。

ハンバーグは、そのままでもOK。お好みで塩、わさび、からし、フライドガーリック、もしくは特製のソースにつけていただくことができます。めっちゃ柔らかくてジューシー。肉を選りすぐってくれてるなってのが実感できます。いわゆるスジが全くないんです。そして、箸でほろっと分けると、肉汁がぁ~~~。こりゃたまらん。

何て言うんでしょうね。普段安物の化繊や木綿ばかり着ているところに、正絹をまとった感じとでもいいましょうか。正絹の食べ心地、じゃ絹ごしハンバーグになってしまうな。あぁ、これ、脂っこくなくて柔らかいので、お年寄りも絶対喜ばれますよ。

それとねえ、スエヒロさんのブログ読んでいると、「牛に対する尊厳」が感じられますよね。それが料理にも十分あらわれているような気がします。食べ終わった後、「あぁ、おいしかったぁ~」は当たり前なんだけど、何か幸福の余韻というのでしょうか、それが残る「幸せなハンバーグ」ですね。

ごちそうさまは、しあわせな右手としあわせな左手を合わせて、八合わせの末広がり。大手門通りからすぐだけれども、喧騒を離れてひっそりと佇んでいます。クチコミだけでこっそり広めたいお店です。

湖平隊菅浦へ

テーマ:まちづくり
第一目的地竹生島の見学を終え、
そそくさといや名残惜しげに
一行が向かった先は...、

タイトルからも明らかなように奥びわ湖の隠れ里、「ザ・菅浦」。中世の歴史をいまに伝える貴重な集落です。かつては,、陸の孤島と呼ばれたように人や物の往来は湖上交通にて行なわれていたそうです。竹生島からは目と鼻の先ですね。

「車で来たことはあるけど、船で乗り込むのは初めてやわ~」と皆、口々に。さながら菅浦上陸をめざす海兵隊いや湖平隊ですな。
東側の四足門を横目に
さあ間もなく上陸

須賀神社に向かう途中にある、菅浦のスーパーマーケット
大八商店
TV放映で有名になりましたけど、地元の人は皆通帳(かよいちょう)を持って買い物に来られるそうです。そう、すべてツケ。昔はどこにもあった、いわゆる「よろずや」の名残りでしょうか。現代のコンビニもマニュアル店員は別として、minoriさんのような方がいるお店は、その地域の「大八商店」と言えるのかもしれませんね。

須賀神社のところで、曳博中島次長から菅浦の歴史や祭礼についての解説。
神輿堂
この神輿堂、現在はこのように銅板葺きになっておりますが、かつては茅葺きだったそうです。そう言えば、屋根と建物のバランスが少し悪い気もいたします。吉見先生も「前に茅葺きを見た時と全く雰囲気が違いますね」と手厳しい。茅葺きを維持するのは人的にも費用的にもなかなか困難が伴います。

西側の四足門と西川さん
四足門の隣に六地蔵がありますね。「六地蔵は普通墓場の結界にありますからね。四足門と六地蔵が並んでいるのは何か意味があると私は前々から睨んでいるんです」と、中島次長。きっと四六時中考えておられるのでしょう。

さて、昼食は集落のほど近くの高台に位置する国民宿舎
つづらお荘にて
ビールが欲しくなる景色です
竹生島の左隣に小島があると初めて知りました。小島には根があり、竹生島は浮島だとか。浮気せんように弁天さんが見張っているのでしょうか?

竹生島初上陸

テーマ:まちづくり
さあ、いよいよ着きましたよぉ~
「竹生島初めてなんですよぉ~」と嬉しそうにはしゃいでたら、京都府立大の大場先生が冷ややかな目で「そりゃ、あんまり大きな声で言わない方がいいですよ。僕は2回目ですけどね」。ジモピーやもんなぁ、一応。

島の近くで殺生まかりならぬ
なのにとはこれ如何に?
島の中には重要文化財目白押しです。
地味ですけどこの五重石塔もよ

これが国宝の宝厳寺唐門
写真ではわからないかもしれませんが、茅葺き屋根は苔むして、所々草が生えております。岐阜女子大の吉見先生が「これ前に来た時より随分劣化してるよぉ~、はよ~修復せんと手遅れになるよ」とのご指摘。
漆も完全に剥げ剥げ状態
昔は、戸が閉まるようになっていたそうですが、拝殿にこのようにスロープがつけられ、現在では戸が閉まらなくなってるんです、と曳山博物館の中島次長が解説。なるほど、さすが学芸員さん。

竹生島の中で私が一番気に入ったのは、この「舟廊下」
下の部分がなんとなく清水寺っぽい
「国宝」なんて書いてますけど、
戦後法律が変わって「重要文化財」に格下げになったらしい。こういうの他でも見たなあ。高知城だっけ?

修理中の国宝都久夫須麻神社本殿の屋根はきれいになりましたね。

ほんでもって、やっぱり名物のかわらけ投げをせずには帰れますまい。。300円で2枚買いました~。1枚名前書きました~。もう1枚は願い事~。例の中に「健康長寿」というのがあったけど、そんなに長生きすると迷惑かけるので「健康適寿」と書きます。

この鳥居の間をかわらけが通れば大願成就。1枚目。普通に投げましたらヒュ~ンと左に大きく切れましてハズレ~。てことで2枚目。鳥居のかなり右上を狙いましてピュッと投げますと、大きく弧を描いたかわらけは柱の左下に当たって、鳥居の内側を通過。まるで遠藤か宮間のフリーキックを見るようでございました。

こりゃ観光ブログだな。歴史資源見学に来たんちゃうんかい?しかし、竹生島想像以上にいい所ですね。何とか乗船料を下げてほしいものです。(ちなみに湖上タクシーは30分1000円だそうです。2時間だと4000円かあ。今回は15人で15000円の特価)


歴史資源見学会

テーマ:まちづくり
一昨日は、長浜市歴史まちづくり協議会のメンバーによる長浜市内の「歴史資源見学会」に参加してまいりました。当協議会では歴史的風致維持向上計画の策定、変更などを行っているのですが、「とにかく現地を見なけりゃ始まらないでしょ」という奥貫会長(県立大教授)のご提案により、実費個人負担で開催されました。

見学対象は、竹生島、菅浦、塩津海道、木之本、柏原のケヤキ、向源寺、伊部宿等。基本的には市のマイクロバスでの移動でしたが、最初の目的地、竹生島には尾上港から湖上タクシーで。

実は私50年生きてまいりましたが、竹生島は初めてだったんです。長浜港からビアンカに乗って周りを1周して帰って来たことはあるのですが、島に上がったことがありません。まあ、船で行くと約3,000円でしょう。家族4人なら12,000円。なかなか「子ども連れて行こかいな」という気持ちにはなれん金額です、近いだけになおさら。

さて、湖上タクシー。えきちょんさんの以前のブログ(湖上タクシー)でも紹介されておりましたが、なかなかハイカラなネーミングですよね。漁船なんでしょうか、元々は。
その名も「びわ知丸」、ビワッチ
しかし、これ実に快適。涼風がさわやかで波しぶきをあげて竹生島に近づいていきます。

竹生島といえば、昨今はカワウの糞害が大問題となっておりました。昔、伊吹山と金糞岳が高さを競いあって、負けた伊吹山が怒って金糞岳の首を切り、その首が竹生島となったという伝説があるだけに、いずれ島がカワウの「金糞だけ」になってしまうのではないかと不安に思っておりましたが....。

地域住民の方々や行政のご尽力で、ここに来てうんとカワウの数が減ったようです。従って、禿山になりかけていた北側斜面もご覧のように植生を取り戻しつつあります。湖上タクシーの運転手さん(?)によれば、6千万円の予算で植林し、1年半で回復したということです。
北側の最もひどい所
やや西側の植生
えきちょんさんのブログ(湖上タクシー<カワウ>)は2年前ですが、その時の竹生島と比べるとその違いがわかるかと思います。カワウは今度は葛籠尾崎の方へコロニーを移動しつつあるそうですので、予断は許さない状況ですね。あ、この歴史資源見学会ネタ、しばらく続くかも~。



掛け合い

テーマ:曳山・歌舞伎
この季節、何と言っても水浴びが気持ちがいい。シャワーもスイッチオフのまま冷水を浴びるとすう~っといたします。子どもの頃は水の「掛け合い」もよくやりました。濡れてもすぐ乾いてしまいます。

さて、誰も話題にされませんので書きますけど、と言うか、何であんたがその事を書かんのやいな?と怪訝に思われている読者もいらっしゃるかと思いますが、実は先週の土曜日、すなわち7/23に曳山博物館で三役修業塾による素義会(素浄瑠璃の会)が開催されました。

数日前に豆新聞に掲載されましたように、米寿を超えてもなお矍鑠とされております我らが師匠、桂川千賀龍先生も自ら大夫として二演目に出場されました。まあ、うちの母も似たような年齢ですが、(違う意味で)三味線は弾けても、とてもあのような張りのある声は出せません。

師匠のご出場を仰いだこともあり、今回の素義会は従来のパターンと変わりまして、「掛け合い」という手法が取られました。義太夫・浄瑠璃における「掛け合い」とは「二人以上の大夫が交互、または同時に語ること」と定義されておりますが、この場合、一人の大夫が複数の役を受け持ったりすることもあります。

しかし、今回の三役塾のパターンはもっと凄い。何せ、一人一役。各役者ごとに大夫、三味線を一名ずつ配し、それぞれの持ち場のみを交互に語り、演奏していくという離れ業。

「絵本太功記十段目」「どんどろ」「伽羅先代萩」の3演目を演じましたが、特に太功記は大夫7名、三味線7名、総勢14名の♪大音声~~。私は太功記の真柴久吉(秀吉)と伽羅先代萩の八汐の役を受け持ちました。

しか~し、如何せん♪稽古不足を幕は待~たない。真夏の水掛けのようには参りません。「掛け合い」の間がはずれていくうちに、場の雰囲気はだんだん冷たく、背中には乾くことのない冷や汗が。皆さん、ご迷惑をお掛け致しました。これからは稽古に励みます。
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