ブラジン
テーマ:旅日記
2011/02/28 09:37
昨日、一昨日と東京へ行って参りました。
東京マラソン走りに
なわけないでしょ。実は、娘が大学卒業の年を迎え、就職を機に住まいを移すことになり、その引越しの手伝いに。さらに土曜日の夜には大学時代のゼミのOB会も開かれ、それにも出席してきたというわけです。OB会は私の同級生で母校の教授になっているN君が商学部部長に就任したお祝いを兼ねたもの。
東京へ行くのは何年ぶりでしょう。OB会の会場となった新宿。東京には学生、サラリーマン時代を通して10年以上居たのですが、不思議とこの新宿にはほとんど縁が無く土地勘無し。何でこんなつまらんところにこんな沢山の人が集まるんでしょうね?
日曜日は用事も済んで、もう帰ろかなと思ったんですが、娘に「浅草行ってスカイツリーでも見てきたら」と勧められまして、ブラタモリならぬ浅草を「ブラジン」して参りましたがな。冒頭述べましたように時あたかも東京マラソンが開催されておりまして、
浅草駅にはこんな貼紙
ランナーは居ないけど、警察官やスタッフによる厳戒な警戒態勢。
さて噂のスカイツリー
やっぱり横の金色の「雲行ちゃん」の方がインパクトあるな。
浅草と言えば雷門
裏から見れば
提灯もビッグですが寄贈者もビッグですな。経営の神也。
それにしてもすごい人でした
参拝を終えて、帰りは仲見世の裏通り
裏はこんな風になってます
歌舞伎ファンにはおなじみ
河竹黙阿弥さんがここに住んでいらっしゃったとか
しかし、2月だというのに何という暖かさ。上下ヒートテック失敗。コート持参失敗。歩きすぎて「あせくさ」
東京マラソン走りに
なわけないでしょ。実は、娘が大学卒業の年を迎え、就職を機に住まいを移すことになり、その引越しの手伝いに。さらに土曜日の夜には大学時代のゼミのOB会も開かれ、それにも出席してきたというわけです。OB会は私の同級生で母校の教授になっているN君が商学部部長に就任したお祝いを兼ねたもの。
東京へ行くのは何年ぶりでしょう。OB会の会場となった新宿。東京には学生、サラリーマン時代を通して10年以上居たのですが、不思議とこの新宿にはほとんど縁が無く土地勘無し。何でこんなつまらんところにこんな沢山の人が集まるんでしょうね?
日曜日は用事も済んで、もう帰ろかなと思ったんですが、娘に「浅草行ってスカイツリーでも見てきたら」と勧められまして、ブラタモリならぬ浅草を「ブラジン」して参りましたがな。冒頭述べましたように時あたかも東京マラソンが開催されておりまして、
浅草駅にはこんな貼紙
ランナーは居ないけど、警察官やスタッフによる厳戒な警戒態勢。
さて噂のスカイツリー
やっぱり横の金色の「雲行ちゃん」の方がインパクトあるな。
浅草と言えば雷門
裏から見れば
提灯もビッグですが寄贈者もビッグですな。経営の神也。
それにしてもすごい人でした
参拝を終えて、帰りは仲見世の裏通り
裏はこんな風になってます
歌舞伎ファンにはおなじみ
河竹黙阿弥さんがここに住んでいらっしゃったとか
しかし、2月だというのに何という暖かさ。上下ヒートテック失敗。コート持参失敗。歩きすぎて「あせくさ」
非難江江?
テーマ:よもやま話
2011/02/27 09:16
朝日新聞ご購読の方はご存知でしょうが、島崎今日子さんというライターの書くTV番組批評欄があります。朝ドラ、大河ドラマ、トレンディドラマ等を舌鋒鋭く辛口批評、とは限らずたまには絶賛。自分自身の感覚と合うこともあり、代弁してもらったようで読むといつも胸のすく思いをします。
さて、2/23の批評対象は「江~姫たちの戦国」。ついに堪忍袋の緒が切れた感の批評でありました。今までの歴史観を打ち破る大胆な展開に対して『大河ドラマで歴史好きになったという人は少なくないが、好きになるどころか違和感ばかりが募る』。その通り!
『ドラマだから史実に忠実にというわけにはいかないし、またフィクション部分が脚本家の見せ所なのは確かだが、このねじ曲げ方、ちょっとひどくないですか。すべてはヒロイン江を際立たせるために都合よく作られていて、ものすごく安易だ』。その通り!
今回は、江が信長の理想「天下太平の世をつくる」という使命を授けられるというストーリーで、実際優しい信長像に共感を覚えたという感想を聞くこともあります。また、江がやたらいるはずのない場面に立ち会う、という展開も「江=(ピーターパンの)ティンカーベル」として見れば、ファンタジーとして楽しめる、という意見もあり。
こうした脚本家の意図も理解はしつつも島崎さん、『信長に愛された姪というのを江のアイデンティティに設定したところに強い抵抗を覚える。....江が近代的な女性として描かれれば描かれるほど、その特別感がいやーな感じになる。向井理の登場まで、関心が続くか』で締められ、厳しい評価となっております。
篤姫の脚本で脚光を浴びた田渕さん。一般人にはいわば無名であった篤姫や小松帯刀、徳川家定を自由に描くことは許されても、戦国の超メジャーどころを今までの歴史観と違う大胆な筆致で描く手法が果たして受入れられるのか?
ここまでのところ、「のだめ版家政婦は見た」の印象が免れない大河ドラマ「江」。早くも今年の世相を現す四文字熟語として「非難江江」が挙がっているとか。さて博覧会を実施する長浜はどうする?
歴史ファンの皆さま、フィクションは大河で、本物は長浜で。
さて、2/23の批評対象は「江~姫たちの戦国」。ついに堪忍袋の緒が切れた感の批評でありました。今までの歴史観を打ち破る大胆な展開に対して『大河ドラマで歴史好きになったという人は少なくないが、好きになるどころか違和感ばかりが募る』。その通り!
『ドラマだから史実に忠実にというわけにはいかないし、またフィクション部分が脚本家の見せ所なのは確かだが、このねじ曲げ方、ちょっとひどくないですか。すべてはヒロイン江を際立たせるために都合よく作られていて、ものすごく安易だ』。その通り!
今回は、江が信長の理想「天下太平の世をつくる」という使命を授けられるというストーリーで、実際優しい信長像に共感を覚えたという感想を聞くこともあります。また、江がやたらいるはずのない場面に立ち会う、という展開も「江=(ピーターパンの)ティンカーベル」として見れば、ファンタジーとして楽しめる、という意見もあり。
こうした脚本家の意図も理解はしつつも島崎さん、『信長に愛された姪というのを江のアイデンティティに設定したところに強い抵抗を覚える。....江が近代的な女性として描かれれば描かれるほど、その特別感がいやーな感じになる。向井理の登場まで、関心が続くか』で締められ、厳しい評価となっております。
篤姫の脚本で脚光を浴びた田渕さん。一般人にはいわば無名であった篤姫や小松帯刀、徳川家定を自由に描くことは許されても、戦国の超メジャーどころを今までの歴史観と違う大胆な筆致で描く手法が果たして受入れられるのか?
ここまでのところ、「のだめ版家政婦は見た」の印象が免れない大河ドラマ「江」。早くも今年の世相を現す四文字熟語として「非難江江」が挙がっているとか。さて博覧会を実施する長浜はどうする?
歴史ファンの皆さま、フィクションは大河で、本物は長浜で。
パロディブランド
テーマ:よもやま話
2011/02/26 09:35
昨日のブログで、「アディダス」のパロディである「アジデス」ブランドをご紹介いたしましたら、りんぽんさんから「どこで買えるんですか?」とのご照会がございました。どこで買えるんでしょうね、こんなバッタもん、いや鯵もんか。てことで調べましたら、楽天のネットショッピングで買えるようです。しかも仲間がいる。
ままさんが言っていたように、PUMAのもじりも色々あって
パーマ
クーマ
ツーナ
さらにLACOSTEのパロディの「オコシテ」。
わにが裏返っておりまして「起こして」と言っております。
ちょっと不謹慎ではありますが、マークが燃えてる「火事デス」。
ありそうでない。いやあってはならない、アジデスのサンダル。
これからは「ゼイゴ」の話もしよう -サンダル教授
ままさんが言っていたように、PUMAのもじりも色々あって
パーマ
クーマ
ツーナ
さらにLACOSTEのパロディの「オコシテ」。
わにが裏返っておりまして「起こして」と言っております。
ちょっと不謹慎ではありますが、マークが燃えてる「火事デス」。
ありそうでない。いやあってはならない、アジデスのサンダル。
これからは「ゼイゴ」の話もしよう -サンダル教授
味なこと
テーマ:言葉・漢字
2011/02/25 09:46
マクドナルドは今日からビッグマックが200円だそうです。普段300円くらいで売られているのですから、すごいお得感が感じられ、週末などはまた店頭が混み合うんでしょうね。しかし、そういうセールは大々的なCMをやらんのですね。
マクドナルドのCMといえば、「♪世界中おいしい笑顔、世界中だれかが何とか~、いつだって、どこだって、だれだってぇ、おいしい言葉は一つだけ~、世界の言葉マクドナルド」というのが印象的でしたが、もっと古いところでは「♪味~なことやるマク~ドナルド」というのがありました。
何が味なことだったのかは覚えておりませんが、とにかく「味なことをする」というのは「気の利いたことをする」という意味ですよね。
さて、この「味~なこと」、実は歌舞伎のセリフでも出てまいります。昨年何度か紹介いたしました「引窓」というお芝居。南与兵衛が、濡髪長五郎に兄弟を殺された二人の侍から濡髪を捕まえるのに協力して欲しいと頼まれる場面があります。
それをこっそり聞いていた妻のお早が夫に対し、「もうし与兵衛さん、味~な事を頼まれしゃんしたが、長五郎とやらを、捕えて出そうとの請け合いは、そりゃほんの気かえ?」と尋ねます。「ご冗談でしょ?」という気持ちがこもった妻の言葉です。
この場合の「味~なこと」はどう見ても、マクドナルドがやる「味なこと」とは違うような気がいたしまして調べてみたのですが、確実な答えが出てこない。恐らくこの場合の「味」は「あじきなし」の略ではないかと推測されます。お早は元は廓の女性でしたから、あるいは廓言葉だったのかもしれません。
「あじきなし」とは「あじけない」という意味の他に「やりきれない、やるせない」とか「道理に合わない」という意味があり、引窓のケースは、こちらの意味で使われているのではないのかと思われるのです。
大量出店、安売り販売で他社を駆逐した後、自らの店舗展開も縮小し、常時低価格戦略の終息で1人勝ち、というマーケティングにおける完膚無きまでの「リーダーシップ戦略」を完遂しているマクドナルド。今こそ言いたい「味~なことやる~、マクドナルド」
ちなみにアジデス
マクドナルドのCMといえば、「♪世界中おいしい笑顔、世界中だれかが何とか~、いつだって、どこだって、だれだってぇ、おいしい言葉は一つだけ~、世界の言葉マクドナルド」というのが印象的でしたが、もっと古いところでは「♪味~なことやるマク~ドナルド」というのがありました。
何が味なことだったのかは覚えておりませんが、とにかく「味なことをする」というのは「気の利いたことをする」という意味ですよね。
さて、この「味~なこと」、実は歌舞伎のセリフでも出てまいります。昨年何度か紹介いたしました「引窓」というお芝居。南与兵衛が、濡髪長五郎に兄弟を殺された二人の侍から濡髪を捕まえるのに協力して欲しいと頼まれる場面があります。
それをこっそり聞いていた妻のお早が夫に対し、「もうし与兵衛さん、味~な事を頼まれしゃんしたが、長五郎とやらを、捕えて出そうとの請け合いは、そりゃほんの気かえ?」と尋ねます。「ご冗談でしょ?」という気持ちがこもった妻の言葉です。
この場合の「味~なこと」はどう見ても、マクドナルドがやる「味なこと」とは違うような気がいたしまして調べてみたのですが、確実な答えが出てこない。恐らくこの場合の「味」は「あじきなし」の略ではないかと推測されます。お早は元は廓の女性でしたから、あるいは廓言葉だったのかもしれません。
「あじきなし」とは「あじけない」という意味の他に「やりきれない、やるせない」とか「道理に合わない」という意味があり、引窓のケースは、こちらの意味で使われているのではないのかと思われるのです。
大量出店、安売り販売で他社を駆逐した後、自らの店舗展開も縮小し、常時低価格戦略の終息で1人勝ち、というマーケティングにおける完膚無きまでの「リーダーシップ戦略」を完遂しているマクドナルド。今こそ言いたい「味~なことやる~、マクドナルド」
ちなみにアジデス
ブラタモリ
テーマ:よもやま話
2011/02/24 09:14
長浜という地名はいわゆる「長い浜」だからではなくって、元々「今浜」だったのを秀吉公が主君「信長」の「長」を取って「長浜」と改名されたと聞いたことがあります。
「浜」と言えば、長浜と緯度がほぼ同じの「横浜」。今まで何で横浜というのか気にしたこともなかったのですが、現在の横浜の大部分は埋立てで、元々は海に向かって細長く横に伸びた浜だったんですね。
左下の突き出た部分
上から見るとこんな感じ
NHKで毎週木曜日夜10時から「ブラタモリ」という番組をやっているのですが、前回の放映でそのことを知りました。また横浜は関東大震災で甚大な被害を受け、当時の町が瓦礫の下に埋もれたままになっており、工事などで掘り起こすとそのままの形で現れるんだそうです。
港の荷揚げ場だったところの転車台をガラス越しに見られる場所があるのですが、そこからCGで昔の荷揚げの様子を再現したり、かつての横浜の尾根の部分から歩いて下って行って海岸線部分だった所まで辿り着こうという試みなど、実に興味深い番組です。
この番組を知ったのは、3回ほど前で「池袋」の地名の由来を求めて、古地図を持ってタモリ達が町歩きをするという内容でした。調べてみると、もう18回も放映されているようで、今まで知らなかったのが実に残念です。
タモリの番組といえば「笑っていいとも」が圧倒的に有名ですが、昔あった「ボキャブラ天国」という番組が私は大好きでした。タモリという人は街なかに転がっている何気ないけどよく見ると面白いものを発見する名人で、この「ブラタモリ」という番組の中でも、その能力がいかんなく発揮されています。
現在は東京近辺の地域の街巡りばかりのようですが、ぜひ全国展開されることを希望します。毎週木曜日夜10時。今晩は「六本木完全版」ですよ。最近のテレビ番組はつまらん!とお嘆きの貴兄に是非お奨めです。以上NHKからの回しもんでした。(番組概要はここをクリック)
「浜」と言えば、長浜と緯度がほぼ同じの「横浜」。今まで何で横浜というのか気にしたこともなかったのですが、現在の横浜の大部分は埋立てで、元々は海に向かって細長く横に伸びた浜だったんですね。
左下の突き出た部分
上から見るとこんな感じ
NHKで毎週木曜日夜10時から「ブラタモリ」という番組をやっているのですが、前回の放映でそのことを知りました。また横浜は関東大震災で甚大な被害を受け、当時の町が瓦礫の下に埋もれたままになっており、工事などで掘り起こすとそのままの形で現れるんだそうです。
港の荷揚げ場だったところの転車台をガラス越しに見られる場所があるのですが、そこからCGで昔の荷揚げの様子を再現したり、かつての横浜の尾根の部分から歩いて下って行って海岸線部分だった所まで辿り着こうという試みなど、実に興味深い番組です。
この番組を知ったのは、3回ほど前で「池袋」の地名の由来を求めて、古地図を持ってタモリ達が町歩きをするという内容でした。調べてみると、もう18回も放映されているようで、今まで知らなかったのが実に残念です。
タモリの番組といえば「笑っていいとも」が圧倒的に有名ですが、昔あった「ボキャブラ天国」という番組が私は大好きでした。タモリという人は街なかに転がっている何気ないけどよく見ると面白いものを発見する名人で、この「ブラタモリ」という番組の中でも、その能力がいかんなく発揮されています。
現在は東京近辺の地域の街巡りばかりのようですが、ぜひ全国展開されることを希望します。毎週木曜日夜10時。今晩は「六本木完全版」ですよ。最近のテレビ番組はつまらん!とお嘆きの貴兄に是非お奨めです。以上NHKからの回しもんでした。(番組概要はここをクリック)