人を招くのはお好き?
テーマ:よもやま話
2014/11/30 08:08
パーティや会食の機会が増える年末年始ですが、朝日新聞beが「家に人を招くのは好きですか?」というアンケート調査の結果を掲載しておりました。(回答者1903名)
皆さんはいかがですか?ブロガーの方は結構好きな方が多い印象ですが、うちの場合は即答で「いいえ」でしょうな。
さてアンケートの結果では「はい」と答えた招き好きが27%、「いいえ」が73%。やっぱり嫌いな人の方が多いんですね。
「はい」と答えた人の場合、理由は「自宅だと落ち着く」と「人をもてなすのが好き」というのが双璧で、「家が広かったり見せびらかしたい」というよりもやはり社交的な性格といった要素が大きいようですね。
一方「いいえ」と答えた理由としては「掃除をするのが面倒」「他人に家に入られるのが嫌」「部屋が狭い」「後片付けが面倒」など。普段からこまめに掃除してきれいにしている人はいいでしょうけど、そうでない人が多いでしょうからねえ。
「他人を招くと強制的に掃除をしなければいけないから、人を招くのはそのきっかけになっていい」とプラス思考の人もいるようですが、人を呼ぶのはハレの場ですから、やっぱりどうしても気を使って精神的に疲れますもんね。
ちなみに招いてうれしかったことは「料理をほめられた」「料理を完食してくれた」そして「良いおみやげをくれた」が続きます。
逆に残念だった振る舞いは、上記とは逆の「料理を残す」がトップかと思いきや、それのほぼ2倍程度が「なかなか帰ろうとしない」。そうか、とにかく早く帰ってくれ~、というわけか。
さて「家族に会わせたくない」というのが「いいえ」の理由の第10位に。35票ってのは多いのか少ないのか。そして一体、だれに会わせたくないんやいな?
皆さんはいかがですか?ブロガーの方は結構好きな方が多い印象ですが、うちの場合は即答で「いいえ」でしょうな。
さてアンケートの結果では「はい」と答えた招き好きが27%、「いいえ」が73%。やっぱり嫌いな人の方が多いんですね。
「はい」と答えた人の場合、理由は「自宅だと落ち着く」と「人をもてなすのが好き」というのが双璧で、「家が広かったり見せびらかしたい」というよりもやはり社交的な性格といった要素が大きいようですね。
一方「いいえ」と答えた理由としては「掃除をするのが面倒」「他人に家に入られるのが嫌」「部屋が狭い」「後片付けが面倒」など。普段からこまめに掃除してきれいにしている人はいいでしょうけど、そうでない人が多いでしょうからねえ。
「他人を招くと強制的に掃除をしなければいけないから、人を招くのはそのきっかけになっていい」とプラス思考の人もいるようですが、人を呼ぶのはハレの場ですから、やっぱりどうしても気を使って精神的に疲れますもんね。
ちなみに招いてうれしかったことは「料理をほめられた」「料理を完食してくれた」そして「良いおみやげをくれた」が続きます。
逆に残念だった振る舞いは、上記とは逆の「料理を残す」がトップかと思いきや、それのほぼ2倍程度が「なかなか帰ろうとしない」。そうか、とにかく早く帰ってくれ~、というわけか。
さて「家族に会わせたくない」というのが「いいえ」の理由の第10位に。35票ってのは多いのか少ないのか。そして一体、だれに会わせたくないんやいな?
熟男
テーマ:よもやま話
2014/11/29 08:57
これまで何度もネタに使わせてもらった日経プラス1の「ことばの鏡」コーナー。現在は「コトバ百貨店」として同じライター(福光恵さん)が書いておられます。で、先週土曜日に出てきたコトバが「熟男」。
「熟女」という言葉が使われるようになってもう30年以上経ち、すっかり人口に膾炙しておりますが、確かに男性の場合は十把一絡げで「おじさん」と呼ばれてましたわな。
数年前に男性ファッション誌(MEN’S CLUBらしい)が「モテるおじさん」を指してこうネーミングしたそうです。一時流行りかけた「ちょいワルおやじ」ほど浮わついてなくて「枯れ男」より色気がある。そんな素敵な男性のこと、と書いてあります。
あるサイトによれば熟男になる3条件は、1)古臭さを感じさせない清潔感、2)圧倒的な包容力のあるエスコート、3)豊富な経験から香り立つ色気 だそうです。荒波にもまれ、様々な経験をし、人生の機微を知りつくした成熟した男性でないとあかんそうですわ。亡くなられた健さんなんか終身熟男ですな。
ちなみに、この「熟男」。「じゅくだん」って読むのかと思いきや、「うれメン」いや正確には「うれだん」と読むそうです。もっとも、カタカナで「ウレダン」で検索しますと、スポンジのようなウレタンが出てきちゃうんですがね。
ライターの福光さんの知り合いで、熟男を自認するおじさんが、ぽっこりお腹を「年輪」と自慢していたそうですが、その人は「うれだん」というより、熟れ鮨(なれずし)系の「熟れ男(なれお)」だな、きっと。
「熟女」という言葉が使われるようになってもう30年以上経ち、すっかり人口に膾炙しておりますが、確かに男性の場合は十把一絡げで「おじさん」と呼ばれてましたわな。
数年前に男性ファッション誌(MEN’S CLUBらしい)が「モテるおじさん」を指してこうネーミングしたそうです。一時流行りかけた「ちょいワルおやじ」ほど浮わついてなくて「枯れ男」より色気がある。そんな素敵な男性のこと、と書いてあります。
あるサイトによれば熟男になる3条件は、1)古臭さを感じさせない清潔感、2)圧倒的な包容力のあるエスコート、3)豊富な経験から香り立つ色気 だそうです。荒波にもまれ、様々な経験をし、人生の機微を知りつくした成熟した男性でないとあかんそうですわ。亡くなられた健さんなんか終身熟男ですな。
ちなみに、この「熟男」。「じゅくだん」って読むのかと思いきや、「うれメン」いや正確には「うれだん」と読むそうです。もっとも、カタカナで「ウレダン」で検索しますと、スポンジのようなウレタンが出てきちゃうんですがね。
ライターの福光さんの知り合いで、熟男を自認するおじさんが、ぽっこりお腹を「年輪」と自慢していたそうですが、その人は「うれだん」というより、熟れ鮨(なれずし)系の「熟れ男(なれお)」だな、きっと。
よいかざがする
テーマ:よもやま話
2014/11/28 09:03
昨日もらったと書いたシャネルの香水サンプル。家に帰ってから、どんな匂いなんやろと興味がわきまして、早速袋から取り出してみました。
サンプルですから直径8㎜、長さ5㎝ほどの小さな容器で、容量2mlと書いてあります。どやって出すんやいなとあちこち眺めていると先っぽに穴が開いてる様子でしたので、試しに頭をピュッと押してみました。
あれ?出てこへんな。と思って、もうワンプッシュ。あ、出た。香水のついた左手首のあたりを匂ってみると、「うぉえ!こりゃ出過ぎたかな」。
普段香水などはつけませんし、このままでは香水が歩いているように間違えられそうですので、慌てて石鹸で洗い流したのですが、それでも残り香が。大したもんですな、香水というのは。
そのうち妻にばれまして「あ、早速シャネル付けたな」と。でも、「う~ん、いい匂い。さすがシャネル」と来た。男性用のようですからね、女性が好む香りにしてあるんでしょうか。
「これで女はだまされるんやわ」と言うと、「でも匂いって大切なんやでぇ~」と。あ、さよか。しかし、香水はつけ方を間違えますと凶器になりますからね。
ところで、こんな時私のおばあちゃん(母ではなく祖母)なら「あぁ、よいかざがするなぁ~」と言ったであろうことをふと思い出しました。多分このあたりの方言だと思うんですが、皆さん使いませんか?
福井や京都や高知などでも使うみたいですが、匂いをかぐという意味で「かざかぐ(かざがく?)」とか言いますよね。カザを嗅ぐんですね。
では、このカザとはどこから来たのか?と思い、岩波古語辞典を調べると出てまいりました。漢字で「香」と書き、意味は「ただようにおい」と書いてあります。漢字からも意味からも、まさに「カザ」は香水の匂いを表現するのにふさわしいことがわかります。
さてシャネルのこの香水。100mlで15,000円程度もするそうな。てことは、2mlだと300円か。ま、参加賞としてはそんなもんか。
サンプルですから直径8㎜、長さ5㎝ほどの小さな容器で、容量2mlと書いてあります。どやって出すんやいなとあちこち眺めていると先っぽに穴が開いてる様子でしたので、試しに頭をピュッと押してみました。
あれ?出てこへんな。と思って、もうワンプッシュ。あ、出た。香水のついた左手首のあたりを匂ってみると、「うぉえ!こりゃ出過ぎたかな」。
普段香水などはつけませんし、このままでは香水が歩いているように間違えられそうですので、慌てて石鹸で洗い流したのですが、それでも残り香が。大したもんですな、香水というのは。
そのうち妻にばれまして「あ、早速シャネル付けたな」と。でも、「う~ん、いい匂い。さすがシャネル」と来た。男性用のようですからね、女性が好む香りにしてあるんでしょうか。
「これで女はだまされるんやわ」と言うと、「でも匂いって大切なんやでぇ~」と。あ、さよか。しかし、香水はつけ方を間違えますと凶器になりますからね。
ところで、こんな時私のおばあちゃん(母ではなく祖母)なら「あぁ、よいかざがするなぁ~」と言ったであろうことをふと思い出しました。多分このあたりの方言だと思うんですが、皆さん使いませんか?
福井や京都や高知などでも使うみたいですが、匂いをかぐという意味で「かざかぐ(かざがく?)」とか言いますよね。カザを嗅ぐんですね。
では、このカザとはどこから来たのか?と思い、岩波古語辞典を調べると出てまいりました。漢字で「香」と書き、意味は「ただようにおい」と書いてあります。漢字からも意味からも、まさに「カザ」は香水の匂いを表現するのにふさわしいことがわかります。
さてシャネルのこの香水。100mlで15,000円程度もするそうな。てことは、2mlだと300円か。ま、参加賞としてはそんなもんか。
お肌健診とやらに
テーマ:よもやま話
2014/11/27 08:57
先日0次健診を受診した後、流れで別途睡眠時呼吸検査とお肌健診を受けていただけないかと促され、お引き受けしたものの、睡眠の方は面倒になって文字通り三日坊主。そして、昨日はお肌健診を受けに大野ボディさんの近くにある京都大学ながはま0次オフィスへ。
指定の時刻の10分前に到着したのですが、既に何人かの方が待機されており私は9番の番号札を渡されます。受付を済ませると、応接セットのようなところで4人が向かい合いながら座って待たされます。置かれた雑誌や新聞にひと通り目を通しますが、なかなか順番がまいりません。
ようやく番号を言われ、「それではこちらの方でね、水で顔をよ~く洗って下さい」と案内されます。そうそう、今朝は石鹸で顔を洗うことも、ひげを剃ることも禁止されておりました。受診者はほとんど女性でしたが、何か雰囲気がおかしいなと思ってたら、彼女たちもすっぴんだったんだ、そう言えば。
洗面後、タイマーを置かれて待つことジャスト20分後、いよいよ検査室に通されます。さて、このお肌健診、有り体に言えば、皮膚老化の仕組みを解明するための研究のいわばモルモット役っちゅうわけ。
まず最初にパソコンが置かれた机の横に座らされまして、おでことほっぺと前腕上部、そして二の腕の内側に機器を当てられてデータ測定。機械の調子が悪いのか私の肌が悪いのか何度もエラーを起こします。パソコンの操作を行なうのは何とフランス人の男性。
この後、左右の手のひらの写真を別の機械で撮影され、それが終わると「この白衣を着て、帽子をかぶって下さい」と、無菌室に入るような格好をさせられまして、「こちらの階段を上って椅子にお座り下さい」と暗室へ促されます。何となく死刑囚になったような感じで落ち着きません。
入念に着席位置を修正され、前方のカメラの方をまっすぐ向いて下さいと言われて写真を撮られます。さらに目の前に蓮の花のような形の何箇所も光ったカメラが出てきて、目をつぶったり開いたりして何度も写真を撮られます。
ようやく解放されまして、別室で御髪を整えた後、受付の場所で同意書のコピーを返還されるとともに、「これをどうぞ」と参加賞を渡されました。
ブルードゥシャネルオードトワレと美容液のサンプルが入っておりました。そう、申し遅れましたが、これは京大とシャネルの共同研究なんだそうでございます。すっぴんに抵抗のない方、シャネルが待っております。ぜひご参加下さいませ。
指定の時刻の10分前に到着したのですが、既に何人かの方が待機されており私は9番の番号札を渡されます。受付を済ませると、応接セットのようなところで4人が向かい合いながら座って待たされます。置かれた雑誌や新聞にひと通り目を通しますが、なかなか順番がまいりません。
ようやく番号を言われ、「それではこちらの方でね、水で顔をよ~く洗って下さい」と案内されます。そうそう、今朝は石鹸で顔を洗うことも、ひげを剃ることも禁止されておりました。受診者はほとんど女性でしたが、何か雰囲気がおかしいなと思ってたら、彼女たちもすっぴんだったんだ、そう言えば。
洗面後、タイマーを置かれて待つことジャスト20分後、いよいよ検査室に通されます。さて、このお肌健診、有り体に言えば、皮膚老化の仕組みを解明するための研究のいわばモルモット役っちゅうわけ。
まず最初にパソコンが置かれた机の横に座らされまして、おでことほっぺと前腕上部、そして二の腕の内側に機器を当てられてデータ測定。機械の調子が悪いのか私の肌が悪いのか何度もエラーを起こします。パソコンの操作を行なうのは何とフランス人の男性。
この後、左右の手のひらの写真を別の機械で撮影され、それが終わると「この白衣を着て、帽子をかぶって下さい」と、無菌室に入るような格好をさせられまして、「こちらの階段を上って椅子にお座り下さい」と暗室へ促されます。何となく死刑囚になったような感じで落ち着きません。
入念に着席位置を修正され、前方のカメラの方をまっすぐ向いて下さいと言われて写真を撮られます。さらに目の前に蓮の花のような形の何箇所も光ったカメラが出てきて、目をつぶったり開いたりして何度も写真を撮られます。
ようやく解放されまして、別室で御髪を整えた後、受付の場所で同意書のコピーを返還されるとともに、「これをどうぞ」と参加賞を渡されました。
ブルードゥシャネルオードトワレと美容液のサンプルが入っておりました。そう、申し遅れましたが、これは京大とシャネルの共同研究なんだそうでございます。すっぴんに抵抗のない方、シャネルが待っております。ぜひご参加下さいませ。
菊の花
テーマ:よもやま話
2014/11/26 09:06
昨日「菊」という漢字の話をしましたが、先日たまたま帰郷した大阪の姉が寒々としたうちの中庭を見て「昔は秋になるとお父ちゃんがここにいっぱい菊の花並べはったのになあ」としみじみと言います。
30年くらい前の父と菊
「そうそう、そうやったな~」。亡父は菊造りが趣味で中庭のみならず、表やスタンドの裏にもたくさんの菊を並べていました。今は世の中全体を見回しても菊を作っている人が減っているのかもしれません。
たまたま同時期に「ヒマワリはなぜ東を向くか -植物の不思議な生活」(瀧本敦/中公新書)という本を図書館で借りて読んでいたのですが、その中に興味深い記述が。
キクの花はたくさんの花びらを持っているように見えますが、実はそれらの一つ一つが小さな「花」で、中央部に一見おしべの集団であるかのごとく見えるのも小さな花の集団なんだと。外側に並んでいるきれいな花を舌状花(まさにベロンとした舌のような形)、中央部の小さな花を管状花と呼ぶんですな。
でね、舌状花の方はめしべだけしか持っておらず、管状花はめしべとおしべを持っている。生殖に好都合なのは両性花(管状花)なんだけど、皮肉なことに人間の観賞用には適さない。美しいのは雌花(舌状花)だから。
花を早く咲かせようと思えば日を短くせねばならないが、美しい花を咲かせるためにはあまり日を短くしてはならないというジレンマ。キクは日を短くし始めてから四日目に一日だけ日を長くすると舌状花が増え観賞用として立派な花ができるという実験があるそうな。
「そんなことは承知の上よ」と亡父の遺影が微笑むのをよそに姉曰く「しかし、私ら兄弟4人いるのに誰一人こういうところ(花造りとか)は受け継がへんかったなあ」。「うん、動物も植物も全然興味ない、っちゅうかどっちいうと苦手やもんなぁ」
やっぱり、あの婆さんの血が濃いんやろなぁ~。ちなみにキク子さんなんだけど。
30年くらい前の父と菊
「そうそう、そうやったな~」。亡父は菊造りが趣味で中庭のみならず、表やスタンドの裏にもたくさんの菊を並べていました。今は世の中全体を見回しても菊を作っている人が減っているのかもしれません。
たまたま同時期に「ヒマワリはなぜ東を向くか -植物の不思議な生活」(瀧本敦/中公新書)という本を図書館で借りて読んでいたのですが、その中に興味深い記述が。
キクの花はたくさんの花びらを持っているように見えますが、実はそれらの一つ一つが小さな「花」で、中央部に一見おしべの集団であるかのごとく見えるのも小さな花の集団なんだと。外側に並んでいるきれいな花を舌状花(まさにベロンとした舌のような形)、中央部の小さな花を管状花と呼ぶんですな。
でね、舌状花の方はめしべだけしか持っておらず、管状花はめしべとおしべを持っている。生殖に好都合なのは両性花(管状花)なんだけど、皮肉なことに人間の観賞用には適さない。美しいのは雌花(舌状花)だから。
花を早く咲かせようと思えば日を短くせねばならないが、美しい花を咲かせるためにはあまり日を短くしてはならないというジレンマ。キクは日を短くし始めてから四日目に一日だけ日を長くすると舌状花が増え観賞用として立派な花ができるという実験があるそうな。
「そんなことは承知の上よ」と亡父の遺影が微笑むのをよそに姉曰く「しかし、私ら兄弟4人いるのに誰一人こういうところ(花造りとか)は受け継がへんかったなあ」。「うん、動物も植物も全然興味ない、っちゅうかどっちいうと苦手やもんなぁ」
やっぱり、あの婆さんの血が濃いんやろなぁ~。ちなみにキク子さんなんだけど。