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スゲエツレー?

テーマ:旅日記
昨年のちょうど今頃、姪(兄の次女)の結婚式に参列するために上京したのですが、今度はその姉(長女)が同じパレスホテルで目出度く挙式と相成りまして、前日の金曜日(22日)に妻と東京へ。

せっかくなのでスカイツリーに行ってみることにしたわけですが、展望台まで行くのに50分待ち。ま、いざ並んでみるとほどよい待ち時間。時間が長すぎるのは論外ですが、こういうのはあまりにも簡単に上がれてしまうのも却って値打ちがありません。

地上350mからの景色は、う~ん、どうなんでしょう?残念ながら富士山は見えませんでしたが、そこそこいい天気で視界は良好なのですが、川はあっても山は無いし、特徴のあるビルが有るわけでもなし、正直360度代わり映えのない景色という印象。

さらに1,030円払うと450mの展望回廊まで上がれるのですが、見える景色が大幅に変わりそうもないのでやめることに。小学校の時だったか初めて霞が関ビルに上って下を走る車の小ささに感激した記憶がありますが、それと比べると期待が大きかったせいか、ややがっかり。
(これはホテルの部屋から)
スカイツリーは遠くから見るとその勇姿をはっきり現しますが、間近に来ると当然のことながら足しか見えません。ところが展望台から何とその姿を見ることに成功。
そう地上に影が映るのよ
これが一番の感動。さらにその感動を上回ったのがスタッフユニフォームのダサさ。男女のガイドさん、売店の売り子さん、インフォメーションの女性、どのユニフォームを見ても首をかしげるものばかり。

後で調べたら有名なデザイナーによるものだということがわかったのですが、これを着せさせられているスタッフの感想が是非聞きたい。
そりゃ~「スゲエツレー」です

佐賀してきたんだよぉ

テーマ:旅日記
佐賀旅行の番外編。

1.唐津市のキャラ、唐ワン
唐津曳山展示場で「おっ、こんなところにひこにゃんがおるぞ」と誰かが指さした方を見ると、おぉ確かに似てる。その名も「唐(カラ)ワン」。ちょうどひこにゃんが流行りだした頃、長浜は「長ワン」を作ろう、と言い出した奴がいたけど発想が同じ。まさか実行にうつすとは...。


2.住みたい田舎全国第2位
餃子会館に貼ってあったんだけど、武雄市は住みたい田舎全国第2位なんだそうな。これって「◯◯で2番めに美味い店」とかと同種の宣伝文句かと思いきや、宝島社の「いなか暮らしの本」に実際に発表されたものだそうな。ちなみに1位は大分県宇佐市、3位も大分県の竹田市と豊後高田市。九州ばっかりじゃん。


3.武雄市図書館カード
武雄市民でなくても作れると聞いて、旅の土産にとミーハー的な気分で作った図書館カード。ほんなもん作ってどうすんの?ってことなんですけど、これTカードとして使えるわけ。そう言えば長浜ってツタヤがありませんね。蛇足ですが、エネオスのスタンドではTポイントがつきますことを申し添えておきます。

最後はトリ

テーマ:旅日記
前もって送られてきた今回の旅行の日程表。夕食を博多でってことはわかっていたんだけど、いざ見てみたら「水炊き長野」って書いたる。水炊き?それってひょっとして....と思い、ネットで調べてみたら、ゲゲゲ鶏の水炊きじゃん。しかもそれオンリーの有名店やん。

福岡出身の妻にそれを言ったら、「あ~ぁ、大丈夫ぅ?食べられるんかいな?」。「どうかなぁ~。けど一流店やし意外と食べられるかもしれん」「それに、水炊きだけでなく、お刺身とか他のものも出るだろうしね」。そんな会話を思い出しながら
くぐる名店の暖簾

ここを選んだ幹事さん、私が鶏が苦手なことをそれとなく気づいていたようですが、まあそんなこと言い出したら、誰でも多かれ少なかれ好き嫌いはありますからね。それに、今回ひょっとしたら実は自分が食べず嫌いだったことに気付かされることを少し期待するところもあったんです。

あらかじめテーブル上に置かれた鍋には
ごろごろっと骨付きの鶏肉の塊が

これに火を着けられ煮え立つまでにまず仲居さんが持ってきたのはハム。「はい、これがスモークチキンになります」。ゲ!いきなりチキンかよ。見た目、普通のハムなんですがチキンと言われただけで身構えます。まあ、2枚は食べられました。結果的にはこれが一番穏当な食べ物だったんですが....。

続いては、付き出しの「酢モツ」。いわゆるモツに酢がかけられて生姜が乗ってるんですが、一口食べまして、「うっ!トリやわ」。そりゃ鶏モツですんで当たり前なんですが、もう箸が進みません。

そのうちに、鍋がが煮えたぎって参りますと、仲居さんたらオタマでスープを掬い、陶器のコップのようなものに注ぎ、「スープでございます」。私は最初、チキンラーメンのスープみたいな味を想像したのですが、ところがどっこいすっとこどっこい、これまた「the TORI」。すなわち、鶏の臭い、味しかせんのです。

そうか、水炊きってのは昆布も入れず、ひたすら鶏ガラだけの出汁なのね。ってことで、いよいよメインの鶏肉。できるだけ小っちゃいのを選ぶのですが、どれも負けず劣らず肉厚でプヨプヨ。ひょっとしたら、濃厚な肉の甘みがジュワッと出てくるのではないかという牢獄の中の官兵衛の期待よろしく一口。

「うわっ!ダメだこりゃ」。何と鶏らしいトリだこと。唐揚げや焼き鳥を美味しいと言って食べる方の気持ちは私理解できますし、自分もそう思いながら一口、二口食べることは可能です。しかし、この水炊きはどうだ。これを美味いと言って食べられる人の心、いや舌が理解できな~い。

そう思えば思うほど、舌は肉片を口の中の片隅へと追いやります。人間って好きな物は舌の美味しく感じる所で噛んで味わい、嫌いな物は不味く感じる部位で味わうらしいですね。従って嫌いな物はますます不味く感じるようです。まさにこの時の私がそれ。それをよそ目に旨い美味いと私の百倍くらい肉を貪る周りの皆さん。

今度はミンチ状にしたいわゆるつくねが団子型にまとめられ鍋にちぎり入れられていきます。おっ!つくねかぁ。これはいけるかも。山芋で繋いでちょっとニンニクや生姜と混ぜたの美味しいですよね。と思いながら一口。うっ!これもおんなじトリの味しかせん。ホンマに鶏の味しかせんやん。どんだけ肉の味に自信持ってんねん。

結局、その後出てきた野菜と豆腐と麸、そして締めの雑炊によってかろうじて我が胃の腑は落ち着きを取り戻したものの、やっぱり「最後はトリ」。いや、トリはこれで最後といたしたく思った九州の旅でございました。

こんな所でホワイト餃子

テーマ:旅日記
今回の参加メンバーに元(敢えて元と書きますが)コブロガーの白さん、そう長浜のソウルフードを多数輩出する名店茶しんさんの若旦那も含まれていたのですが、偶然武雄市に同じホワイト餃子を扱う店を発見した幹事さん、ここを昼食会場に指定。

ホワイト餃子は千葉県野田市が本店。全国各地(と言ってもそう多くはない)にいわゆるフランチャイズ契約をし、本店と同じ味の商品を扱うことができる店があり、茶しんさんもその一つ。ここ九州は佐賀県武雄市の店は
その名も餃子会館

餃子会館というくらいなので、各種餃子の名店が集まったビルなのかと思いきや、この店の名前そのものが「餃子会館」なんですな。実に紛らわしい。ま、いいでしょう。二階のフロアに上がり、座敷のテーブル席へ。

この日は夕食は博多で早目の時間にということが決まっていたので、昼食は軽目に。しかし、ホワイト餃子の食べ比べは必修科目でしたので、とりあえず4人で一皿を頼むことに。

茶しんさんの餃子は10個単位なのですが、この店は8個単位。かねてより5個単位で提供してほしいという要望を「本店の方針で10個単位の提供しかできない」と主張してきた白さん。「おいおい、10個ちゃうやん」

「あれ、ほんまですねぇ」と言いながら、「あれは冷凍されたものをバラバラにして焼いているんだと思いますよ」と解説してくれる白さん。そうこうしているうちに
出てまいりました

全体的に茶しんさんのより軽目で皮も薄い感じ。中の餡はさすがに同じ味でしたが、皮のサイドまで焦げ目がついていてパリパリしています。
バラして焼いているからでしょうね

さてメニューの中に
「もしもしラーメン」の文字を発見。何や、もしもしラーメンって?これはちょっと食べてみんとあかんな~、ってことで注文いたします。食べ始めてから気づいて写真を撮ったんですが、
いわゆるトンコツラーメン
それも九州らしく独特の◯ん◯臭い感を存分に醸し出しております。何で「もしもしラーメン」なる名前なのか聞いてみると、「昔隣に電電公社があったとですよ。だからですねぇ」。よっぽどええお客さんだったんでしょうか。

武雄市図書館

テーマ:旅日記
さて次なる目的地は「武雄市図書館」。個人的には今回の旅のメインスポット。事前に教育委員会を通じて先方の行政に視察対応をお願いした結果、武雄市教委文化・学習課の主任さんから概要説明と館内案内をしていただくことができました。

武雄市図書館は樋渡市長の肝いりで「代官山蔦屋書店」をモデルに作られた全く新しいコンセプトの公共図書館で、企画・運営は指定管理者であるCCC(カルチュア・コンビニエンス・クラブ;蔦屋の運営会社)によって行われています。

これまでの図書館と何が違うのか?説明によれば
1.すべて開架の20万冊蔵書 →古い本は高いところに置いてスタッフが脚立で取出し
2.600種類の雑誌販売 →貸出は行わないが座席での閲覧は可能
3.映画・音楽の充実 →CD3万枚、 DVD5万枚
4.i-padによる検索サービス →固定13台、貸出17台
5.スターバックスの出店 →平均客単価850円、横浜店に匹敵する売上で好調
6.Tカードが図書館カードに(選択制) →利用者の93%が選択。セルフレジ(自動貸出機)利用にはTポイントがつき、省力化に貢献(8割が利用)
7.365日、朝9時から夜9時までの開館

等々ですが、新刊本も販売用に数冊置かれ、これらも館内であれば自由に読め、また館内で飲み物も自由。販売本の損傷が気になったのですが、返本は無料(本自体のコストは低)とのこと。

指定管理料は5年契約で1.1億/年。直営時代の運営費1.2億より安く図書購入費の予算を増やすことができた。スターバックス、レンタルビデオなどの営利部分は施設の目的外使用部分として蔦屋側から家賃を払ってもらう(年間600万)。

600万という額は賃貸料としては相場の半額で、蔦屋側の採算維持に寄与するとともに、市側は図書購入費に充てるなどのメリットがあるという。

この図書館新設かと思いましたら、建物は平成12年に建設されたものを、平成24年に8億円をかけて大改装(市側:4.5億円、蔦屋側:3.5億円)したんですね。この結果、来館者は92万/年と3.6倍に。ちなみに貸出利用者は16万で貸出図書数が54万冊。(武雄市の人口は5万人、商圏人口20万人)

視察目的での来訪者も多く、地元経済への波及効果は諸々で20億円と推定。この日も平日ながら駐車場は満杯で若者の姿が目立ちました。図書館というよりトレンディスポットとして注目を浴び、博多あたりからも若者が来ているのではないかと職員さんは話しておられました。

CCC図書館カンパニーは全国100店舗を目指しているそうで、神奈川県海老名市、宮城県多賀城市、山口県徳山市などで導入が決定・具体化しているようです。

市役所跡地に中央図書館建設計画が発表された長浜市。公共図書館のあるべき姿論からすると言下に否定されそうな気もしますが、批判サイトに記されているような問題点も十分に勘案しながら、選択肢の一つとして検討、少なくとも議論はしてみてもいいのではないでしょうか。
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