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そは幸甚

テーマ:まちづくり
先日、長浜城歴史博物館へ「沢宏靭展」を見に行ったことを書きましたが、その時展示場入口に作品解説のしおりとともに置かれていた
この緑色の紙
「アートde街あるき クイズでめぐる!SAWA Koujinロード」と書かれております。そこには、展示されている沢宏靭さんの絵に関するクイズ(3択)が14問並んでおりまして、「全問正解した人には、オリジナル絵はがきをプレゼント」とある。

最近、こういうものにあまり反応しなくなったのですが、「オリジナル絵はがき」はもしかしたら沢宏靭さんの絵ではないか、という期待と、何よりも「全問正解」という文言に闘志がメラメラと...。

第1問は、「考古学教室」(という絵)に描かれている男性がかけているメガネの形は?とありまして、①四角メガネ、②丸形メガネ、③星形メガネ、という選択肢。既に会場を一巡した後でしたので、これは楽勝。しかし、星形メガネ、ってどんなんよ?

しかし問題を解き進んでいくと、中には「あれ、こんな絵あったっけ?」というものも。よく見ると、下に「※作品は、大手門通り商店街に展示しています」と書いてある。えっ!長浜城の中だけと違うの?説明をよく読みますと、長浜城以外でも黒壁スクエアや大手門通り商店街にも絵が展示されており、そちらも回らないと解けないらしい。

逆にそうなると、ようし解いてやろうじゃないの、という気が湧いて参ります。もっとも黒壁も大手門通りもうちの近所ですしね。大手門通りは各店のウィンドウに短冊に書かれた小品が2,3点ずつ展示されておりました。

どうしてもわからない問題もあって、くそ~っと思ってふと説明をもう一度読むと、「全問正解」ではなくて「全問回答」した人にプレゼント、と書いてあることに気がつきまして、「なぁ~んや」。

てことで、わからなかった問題も適当に書きまして、黒壁美術館受付に。しばらく待っておりますと、袋に入った絵はがきを「はい、どうぞ」と。
中を見ますとが4枚
裏返すと
期待通り、沢宏靭さんの絵柄のポストカードでした。皆さんもチャレンジしてみてね。全問「回答」したらいいわけですから。回答シートもお渡しします、と書いてあったのですが、これはもらえませんでした。まあ、全問正解でしょう、多分(笑)

向津具

テーマ:言葉・漢字
昨日、信用金庫さんで待ち時間に毎日新聞読んでましたら、
こんなものが
誰や、この女の人は?てか。違う、違う、そっちやない(ちなみに米倉涼子さんです)。右端の「週間漢字」読めますか?。読めますかと来たら読まんわけにはいかんやろ。

①「割愛」: これは簡単。「かつあい」やんか。続いて②「若気る」: ふっふっふ、「わかげる」と言うと思ったやろ。なめんなよ、毎日新聞さんよ。これは、先日学習済みだよぉ。にやけるだわさ。

③「向津具」: 何だ、これは?具がつくし、何かの道具か?人の名前?う~ん、わからん、むかつく!しょうがない、答え見よ。

なになにぃ、「むかつく」だと。まじ、むかつくかよ。ふむふむ、「山口県長門市の地名」とある。「向津具半島には奈良時代に中国から楊貴妃が流れ着いたという伝説がある」だと。実際見たら、えらいブスだったんでむかついた、というオチじゃないやろな。

その後にこう書いてある。「国語世論調査で腹が立つことを『むかつく』と言う人が過半数となったが、それとは関係ない」。おい、関係ないんかい!

いや、ところで、確かに「むかつく」と言えば、もっぱら「腹が立つ」ことを思い浮かべてしまう昨今ですが、元々は「吐き気がする」の方が主意だったわけですよね。逆に「吐き気がする」ことを「嘔吐く(えずく)」とか言ったりしてますわ。

どちらの意味にせよ、「向津具」に住んでいる方はどういう心境なんでしょうか?「女の都」という地名があってびっくりしたこともありますけど、SirMurai先生が書いておられた「浮気」といい、世の中には変わった地名がいろいろありますね。

ちなみに、Google マップでここ検索してみたら、「長門市油谷向津具」と出てきた。やっぱり「あぶらやむかつく」てかよ。

プロゴルフ観戦

テーマ:旅日記
神戸行きの「ついで」の話なんですけど、実は例のフルハップ
また当たったんです
今度はこれが
いや、別にどうしてもこれを見に行きたかったわけでもなかったんですけど、他に特に行きたいものもなくて、適当に選んだら当たってしまった感じ。まあ、前回当たった阪神戦のチケットは都合もつかず、だいいち雨で流れましたけどね。

ということで、神戸港クルーズの翌日、マイナビABCゴルフトーナメントの初日を観戦に行ってきたというわけです。プロゴルフの観戦なんて確か新婚の時に職場の上司からチケットをもらって御殿場まで見に行った「VISA太平洋マスターズ」以来だから25年ぶりかぁ。あえて自分でお金払って見には行きません。

夕方には長浜に戻る必要がありましたので、ほぼ午前中だけの観戦となりましたけど、いやしかし、当たり前のことながらプロっちゅうのは凄いですね。ティーショットなんか球速が速すぎてどこへ行ったかわからないし、ショートアイアンなんかも測ったかのように、いや測ってるんでしょうけど、ピタピタ止まる。

「お前ら仕事してるんかい!」と言いたくなりましたが、よく考えてみるとこの人達の仕事はゴルフでしたね。最初3ホールほど、池田、藤本、宮里という比較的人気者が集まったチームに付いて歩いたのですが、そのうちに妻が「ねえねえ、遼君はどこ?」と言い始めます。遼君を見ずして帰るのか?と睨むわけです。

遼君とは言わずと知れた石川遼。しょうがないので、今回っていそうなホールの見当をつけて、そちらの方へ。結局、16番のショートホールのティーで彼の到着を待つことに。そこはホールインワン賞のかかったホールで、TVカメラも集まっておりました。

いやあ、しかし石川遼のギャラリー牽引力というか集客力は凄いですわ。彼に付いてぞろぞろと観客が湧き出て来るという感じ。彼がティーショットを打つ斜め45度前方、数mの至近距離で見ましたが、意外と小さい。しかも、想像していたような爽やかさがないやん。今シーズンの成績を象徴しているのか、オーラも無かったなぁ。

結局優勝はハン・リーでしたっけ?外国人においしいところを持って行かれる一方で、一人の人気者に頼りどんどん小粒化していく日本人選手。何か、相撲とおんなじですな。いや政治も、そして経済もか....。

親孝こうべ

テーマ:旅日記
東京で働く娘が銀婚式の御祝にとくれた「神戸港ディナークルーズ」チケット。営業成績をあげるとカタログから好きな商品を選んで頂けるらしいのですが、自分への褒賞を両親に振り向けてくれたみたいです。自分の親にプレゼントめいたことなどしたこともない私としては、いささか面映いところもあるのですが...。

随分前にもらったんですが、これがなかなか行く機会がない。時間もないしついでもない。と放っておく間に冬も近づくし、有効期限も近づく。そこへ降って湧いた「ついで」ができたので、何とか仕事をやりくりして24日の午後3時頃に出発し神戸へ。

船は神戸オリエンタルメリケンパークホテルから午後7時に出航。

びわ湖でもこうしたクルーズはあるのでしょうが、やっぱり夜景が違いますね神戸は。

2時間20分のクルーズで、明石大橋を超えてまた神戸港に戻ってまいります。

料理も絶品。食事が終わるとデッキに出て、再び夜景を楽しみます。

モザイクを見ながら
ホテルの桟橋に到着

で、せっかくなので、こちらで宿泊することに。きっと目玉が飛び出るくらい高いんだろうと思いましたら、「レイトイン・アーリーアウト」というプランがありまして、6時以降にチェックイン・10時までにチェックアウトすれば、何とツインルームで1泊5500円/人。ビジネスホテルより安いやん。
影の部分が紅葉に
各部屋にバルコニーがあって、目の前にモザイクの観覧車。娘には大感嵐謝。ありがとよ~~~。

沢宏靱展

テーマ:まちづくり
昨日は、11時頃まで市役所で会議、午後は1時半から教育委員会議だったのですが、いったん家に戻るのも中途半端なので、長浜城歴史博物館で開催中の「沢宏靱展」を観に行くことに。

没後30年を記念してとのことですが、この方生家が神戸町、曳山博物館広場前の現在1000円ショップになっているところで、我が家からも極めて近い。ただそれだけなら、もしかしたら行かなかったかもしれないんですが、数日前に開催された第3連合自治会の人権学習会で、

講師で来られていた長浜城のM学芸員さん曰く、「昔、帝展というのがあって、1回でも入選したら一流の画家として認められたわけですが、沢宏靱は3年連続で入選しているすごい画家なんです」。長浜ゆかりのそんな画家が居たとは。

ポスターやチラシに出ていたのがその入選作である「機(はた)」や「牟始風呂」。100号を超える大作がいきなり導入部に展示されておりまして、これだけでも「お゛~っ」という感じ。こうしたほのぼのしたタッチの作品だけではなく、「海女」「潮」など大胆な構図、配色の作品もあります。

さらに、伊吹山や稲架杭(はさくい)に代表される湖北の冬の風景、月下の海のシリーズ等々、2階と3階の展示室のほぼ全てにわたって展示された作品の数々。解説をじっくり読みながら、息を呑んで小一時間これぞ絵画鑑賞に浸る、という時間を過ごすことができました。

途中、けたたましく入場してきた観光の団体客のおっちゃん、おばちゃんたち。「何やいな、これ長浜城と関係あるんかいな」。そうか、確かにね、常設展を期待してきた観光客は思惑外れかな。それでも、「ほぉ~、すごいな、この絵」と聞こえて来るとほっといたします。

あ、そうそう、実は個人的に一番気に入ったのは最初の方に5点並んでいた掛軸のうち「鯉」「藤」「鶉」の絵の3つ。筆致、色遣い、配置が完璧に私のツボに嵌りました。くんさんのお父さんが寄贈された小品「白梅」「唐獅子」も展示されてましたよ。

それにしても、前回の「湖北の観音」特別展といい、今回の「沢宏靱展」といい、長浜城歴博の企画展は秀逸ですね。関係者の皆さまに敬意を表するとともに、一人でも多くの市民の方々が観覧されますことを希望いたします。


(追記)
沢宏靱(こうじん)さん、本名は「ひろし」さんで、「日露支」と書くそうです。明治38年(1905年)生まれですから日露戦争の翌年。しかし、日本、ロシア、支那が名前に入っているなんて壮大ですね。本人は気に入らなかったんかもしれませんけど。
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