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立ってのお願い

テーマ:よもやま話
便器メーカーのTOTOが、20代~60代の男性500人を対象に「自宅で小便をする姿勢」についてアンケートを取った結果が先ごろ報道されておりました。

それによりますと、「洋式便所に座って」という回答が33.4%と実に1/3を占めたということであります。5年前の調査に比べ1割程度増加しており、年代別にみると、40代と50代が4割前後で高く、20代と30代、60代以上はいずれも3割前後で顕著な差はみられなかった、とのこと。

座る理由(複数回答)は「尿が飛び散らないから」「掃除が楽だから」が目立ち、約1割は「家族などに言われて」とも回答。同社は「奥さんらに文句を言われていることもあるかもしれないが、清潔に保つ意識が男性にも高まっているのではないか」としている。と書かれてありました。

「なるほど、なるほど」と頷いているあなた、それでも君は男か!?「そういうお前はどうなんだ?」ということでありますが、私の場合、大ちゃんを連れ立っての場合は、そりゃ座りますよ。しか~し、単独行動の場合は座りませんよ、意地でも。男の股間、いや沽券に関わりますからね。

我々は、子どもの頃は「ぼっとん便所」の世代ですからね。当時はトイレも大と小が分かれており、我々男子には朝顔と呼ばれる小便器が専用に準備されていたもんです。ところが昨今は洋式便所が世の中を席巻し、男女大小兼用が常となっております。

40代と50代の「座って」派が4割もいるというのも頷けますね。キレが悪くなりまして、十分絞ったつもりでも、ねぇ...。酔っ払った日にゃそんなことにも無頓着になりますし...。かあちゃんに怒られるんでしょうねぇ。「あんたぁ!誰が掃除すると思ってるんよ~!」みたいな...。

まあ、いずれにせよ、立ってしてこそ男。いくらかあちゃんに叱られても、座らないように!というのが私のたっての希望でございます。(どうやら息子は座ってやっているらしい...トホホ)






ガソリンスタンド・ノート

テーマ:石油
昨日、うちの三ツ矢のスタンドの所長から「先ほど大きなカメラを持った方が来て、スタンドの写真を撮って行かれました」という報告を受けまして、ほどなくして、その方がその写真をホームページに掲載していいかを尋ねに本店まで来られました。

ガソリンスタンドや石油業界とは全く関係はないそうですが、何でも、125ccのスクーターで移動しながら、全国のスタンドの撮影をしておられるとか。それもどんな建物でもいいというわけでもなく、個性的というか、自分が気に入ったものを撮り集めているというのです。

フォトケースに入れられた何枚かの写真を見せてもらいますと、まあ懐かしい風景と申しますか、確かに昔はこんなのあったね~、という個性的なスタンドが続々と現れます。

写真を見ながら、色々質問したりされたり、とても楽しい会話の時間でした。最後に当店に飾ってある、スタンダード石油や日本石油の昔の看板などを見て、「これも珍しいですね」と写真を撮っていかれました。

お帰りになられた後、当のHPを見せていただきますと「ガソリンスタンド・ノート」とありまして、たくさんのガソリンスタンドの写真とそれに対するコメントが書かれてあります。

「このサイトはガソリンスタンドが持っているすばらしい魅力を紹介するために作りました」という言葉から始まって、

・日本にはかつて6万ものスタンドがあったけど、現在は4万を下回っており、年間3千軒以上が営業を止めている。

・ガソリンスタンドの建物は建築基準やブランド会社の店舗デザインの制約から、画一化された建築デザインとなり、特に最近増えているセルフスタンドは、合理性とコストダウンを追求した結果、どの店舗も同じような設計になっている

・ところが、古いスタンドは設計・施工を地域の建設業者に任せたものが多かったことから、非常にユニークな建築が多く、改築や塗装のやり直し、油シミやキズが加わって独特の味わいが出ている。

・古いスタンドの多くは、老朽化、建替、経営上の問題などによって消えていく運命にあるが、日本の経済が高度成長した一時期を支えたエネルギー・インフラの一つとして、ガソリンスタンドがあったことの事実を、写真を通じて記録して行きたい

というようなことが書かれておりました。

なんか、しみじみとした気持ちになったというか、古くなり利益も出ないし、いつ畳もうか、みたいなことばかり考えている自分が恥ずかしくなりました。古いスタンドに対する尊厳・労わり・感謝、そんな気持ちがこめられた、この「ガソリンスタンド・ノート」を石油関係者以外の方にも是非ご覧になっていただきたいと思います

凡夫同士

テーマ:よもやま話
「凡夫」は「ぼんぶ」と読みますが、「平凡な夫」のことではございません。ですので、おっさん連中で仲良くしましょう、という話ではございません。「凡夫」は仏教用語で、もともと修行をして悟りを開く「聖人」の反対語で、修行もできない劣った人間のことを指したようです。

さて先日来ぱんやさんが書いておられますように、昨日、安浄寺で蓮如上人五百回御遠忌法要が営まれまして、門徒として我家からは母がお参りさせていただきました。ことほど左様に、湖北は浄土真宗の非常に盛んな地域でありますが、真宗もその一系統である浄土仏教が日本人にもたらした功績は何でしょうか?

その一つが上記の「凡夫(ぼんぶ)」、つまり関西人の言い方でいえば、お互いが「アホ」な人間同士だという人間観だということを新聞で読みまして、なるほどなぁと納得してしまいました。

人間はおしなべて「凡夫」であるという考え方は、欲望、とくに自己愛を捨て去ることは人間には出来っこない、という認識から生まれたんだそうです。つまり、「アホ」なんやから「自己正当化」もするし、自分勝手なことも言うし、相手の理不尽な言動に対しても「あいつもアホなんやからしゃ~ない」と納得もできる。

これが、欧米のように自我の強い風土では、「道理が分からないのはあいつらであって、わしは正しい」という自己正当化の気持ちが強いんで、それが認められず自分が無力だと分かると「絶望」に陥るんだと。

一方、日本人は「わしが正しい」という自己正当化すら、「いや待てよ、アホの考えることやから間違ってるかもしれん」と怪しんでいるから、自分の主張が認められなくても「失望」はしても「絶望」はしないんだと。

さて、子どもが小学生の時PTAでお世話になった先生の中に、お寺のごえんさんがいらっしゃいまして、私に「この人の本は面白いですよ」と宗教学者の阿満利麿氏を紹介して下さったことがあるのですが、先日中日新聞の中にその阿満氏が上記のようなことを書いておられたのを見つけたのでした。

個々の人間は「アホ」から抜け出すことは難しいが、互いにその弱点をカバーしながら、少しは道理や正義に近づこうとするコンセンサスづくりにおいては大きな力を発揮するのではないか。「絶望」の正体を知っていればこそ、次のステップが見える。「凡夫」は現代のような「末世」だからこそ有効な人間観ではないだろうか。

「絶望の正体」という題のそのコラムは、そのように結ばれておりました。












ドクターフィッシュ

テーマ:まちづくり
先日、銀行に行った帰りに黒壁の広場のところに、知り合いのS君が座ってましたんで、
「何してんの~?」
と声を掛けますと、「魚の番をしてるんです」というお返事。

ついに黒壁ガラスが魚屋さんも始めたんかい?というのは早計でございまして、水槽に「ドクターフィッシュ」なるめだかより一回り大きな魚がぎょうさん泳いでおりまして、ここに足を入れると、そのお魚さんたちが、こともあろうに足に寄って来て、角質等をパクパクと食ってくれるんだそうです。さらに、アトピーや水虫などの患部が特に好きなようで、集中的に集まってくるのだとか。

また、数多くの魚が食いつ離れつする動きによって、低周波のような水流が生まれ、血行が良くなるという効果もあるんだそうです。まさに「ドクターフィッシュ」。トルコの魚らしいですけど、立派な名前をつけてもろたもんです。

「ほ~、こんなもん効果あるんかいな?」と尋ねますと、何とドイツでは正式な医療と認められており、健康保険も適用されるそうであります。

「いっぺん試しますか?」ということで、手を入れさせていただきました。30℃ということで冷たくもなく暖かくもない水の中に恐る恐る手を差し入れ、しばらくしますと魚ちゃんが大挙して私の手に襲い掛かりまして、チュクチュクと攻撃を始めます。

最初はくすっぐったいんですが、確かに言われてみるとピリピリと低周波治療のような感じがいたします。もっとも私は、小さい虫や何かが無数に集まっているのを見ると背筋がぞくぞくとして参りますので、視覚的にはちょっと堪えられないものがありました。

5分間で500円、10分間だと800円というお値段設定だそうでございます。シルバーウィーク期間中は1日200名の患者さんが受診されたとのこと。皆さんもこの魚医さんに掛かってみませんか?詳細はこちら

ちょっと撮影日和

テーマ:油甚本店
今日のタイトルは、オレンジぱぱ吉的コラボ風で失礼いたします。


昨日のひる過ぎ、当店の前に
カメラや集音機が現れまして...。

おかげさまで、TV取材でございます。今回は、TV東京の製作会社の方が、「曳山博物館行って『何か面白いもんありまへんか~?』と聞いたら、ここ紹介されましたんや~」と言って事前にお越し下さいまして、簡単な概要をお伺いして昨日取材の運びとなったわけです。曳博の局長さん、ありがとうございました。

「アラフォーの誰でも知ってる女優さんが来ます」ということだったんですが、「まだ名前は言えません」ということでございました。何でも日本史を彩った偉人4人をテーマにした歴史ロマンを訪ねる旅番組なんだそうで、対応はお年寄りにお願いしたい、ということでしたので、例によって看板娘が登場いたします。

予定より1時間以上早く取材陣および件の女優さんが訪れました。私は生憎所用のため外出せざるを得ず、取材の様子を見ることができませんでしたが、母は予定時間が早まったため急いで化粧をしていたようで、妻が
川上麻衣子さんが来ましたよ
と言いに行くと、「何や麻衣ちゃんかいな」と知り合いのように言っていたそうであります。

私が戻ってきた時には、とうに取材は終了しておりましたが、どうやらうまいこといったようです。題名は決まってないようですが、
10/17(土)の19時~21時、当地では「びわ湖放送」での放映だそうです。


(追記)
で~、実はその前日もTV取材がございまして、こちらはNHK関西エリアの番組「ぐるっと関西おひるまえ」。アラサーの
さん(右側のおっさんは関係なし)
が来られました。放映は10/3(土)の11時30分~20分程度の予定だそうです。私も出るかもよぉ....。

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