牛角の勝負
テーマ:言葉・漢字
2012/06/04 09:13
当初、焼肉の予定だったオフ会。食べられないとなると無性に食べたくなるのが人情。皆さんはどこの焼肉屋さんがお好きですか?
この写真を借用させていただいた方のブログに「2008は肉で勝負するって云われても。いままでも肉で勝負してたんぢゃないのかよ。」と書かれておりましたが、ごもっとも!ちなみに私は、この店は一度しか行ったことがありません。
いやいや、今日は焼肉の話をするつもりはなかったんです。でも「牛角の勝負」というタイトルからすれば、どうしても焼肉の話かと思いますわな。
これねぇ、「ごかくのしょうぶ」と読むんですよ。普通は「互角」と書きますけど、元々は「牛角(ごかく)」つまり牛の角のことなんだそうです。牛の角が左右とも長短・大小の違いのないさまから、互いに優劣のないことをいうようになったんですね。
「牛角」が「互角」と表記されるようになったのは室町時代以降で、例えば太平記の「京都両度軍事」には「京勢は又勢に乗り、山門方は力を落して、牛角の戦になりにけり」とあるそうです。
時代が変われば言葉も変わる。そのうち「互角」という名の「牛角」と甲乙つけがたい焼肉店が出てくるかもしれませんね。え!そんなもん「でん」?あ、その勝負なら、牛角かも。
この写真を借用させていただいた方のブログに「2008は肉で勝負するって云われても。いままでも肉で勝負してたんぢゃないのかよ。」と書かれておりましたが、ごもっとも!ちなみに私は、この店は一度しか行ったことがありません。
いやいや、今日は焼肉の話をするつもりはなかったんです。でも「牛角の勝負」というタイトルからすれば、どうしても焼肉の話かと思いますわな。
これねぇ、「ごかくのしょうぶ」と読むんですよ。普通は「互角」と書きますけど、元々は「牛角(ごかく)」つまり牛の角のことなんだそうです。牛の角が左右とも長短・大小の違いのないさまから、互いに優劣のないことをいうようになったんですね。
「牛角」が「互角」と表記されるようになったのは室町時代以降で、例えば太平記の「京都両度軍事」には「京勢は又勢に乗り、山門方は力を落して、牛角の戦になりにけり」とあるそうです。
時代が変われば言葉も変わる。そのうち「互角」という名の「牛角」と甲乙つけがたい焼肉店が出てくるかもしれませんね。え!そんなもん「でん」?あ、その勝負なら、牛角かも。