赤旗の文集

テーマ:よもやま話
先日、「マジカルナンバー7」というタイトルで、中学校3年生の時のクラスは6つの班分けがされて、それが1年間固定されていたという話をいたしました。

そうしましたら、その後「3年D組F班」さんという方からコメントを頂戴いたしました。SirMurai先生が担任で3年D組F班の方だったので、当然同学年同クラスだと思ったわけです、お互い。

ところが、色々名前を並べて◯◯さんですか?と返しても、どうもピンと来ない様子。おかしいな、と思っていたのですが、後日SirMurai先生のブログを見たら、どうやらその方は我々と同学年ではなく、下級生の「3年D組F班」の方だということが判明いたしました。

その方のコメントに「運動会のアーチの1億円札を表紙にした文集」と書かれていたのですが、実は運動会のアーチ(大きな布に絵を書いたり色を塗ったもの)を切り分けてクラス文集の表紙にする、というのは我が3Dが始めたことなんです。

アーチといいますと、大体そのクラスの担任の先生の似顔絵とか当時流行っていた漫画の主人公を書いて、クラスのスローガンを書いたり、といったイメージですよね。

ところが私たちのアーチは何と「ソ連国旗」を模したもので、布を真っ赤っ赤のペンキを塗りつぶし、左上の角に「3D」を筆記体風にデザインした文字を白抜きにしたもの。学生の時に早世しましたがY君という美術センスに長けた人間がいて、彼がデザインした学級マークです。

アーチを捨てるのも惜しいし、いっそ切り分けて共通の思い出として文集の表紙にしよう、というアイデアが受け入れられまして、これはこのクラスの専売特許だと思っていたのですが、その次の3年D組にも受け継がれていたとは。
中身もおもろいよ
SirMurai先生によりますと、ソ連国旗風というのは「頭の古い教育委員さんも来られて」、悩ましいものがあったとのことで、これで先生の出世が遅れた(笑)らしいのですが、応援旗の方はアメリカ国旗風のデザインにして一応バランス取ってたんですよ。

いずれにせよ、東西冷戦真只中。ベトナム戦争が終結した年でもある1975年のことでした。

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