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命の恩人逝く

テーマ:よもやま話
先日の従姉に続きまして、昨朝今度は父の従弟のKさんの訃報が飛び込んで参りました。塩津神社の宮司をされておりましたが、十数年前に脳出血で倒れられてからは無理もできなくなり、最後は腎臓を患われて入院先の病院で亡くなられたようです。

実は、私にとっては命の恩人だったのです。姓はKさんですが、私たちは親しみを込めて名前の方で「たけさん」と呼んでいました。そのたけさんがまだ20代の頃、当店で働いておられた時期があったのですが、私はまだ幼稚園に行く前だったと思います。

うちの裏には米川が流れておりまして、以前は里道を通って川岸まで行くことができました。ちょうど今「黄金の屏風」のモニュメントが立っているところは、近隣の共同の洗い場であった時期があり、私の幼い頃はちょっとした遊び場になっていました。
 ちょうどこのあたり
ほとんど記憶はないのですが、そこで遊んでいた時に誤って川に落ちまして流されてしまったようです。一緒に遊んでいた(多分)姉たちが、家へそのことを伝えに帰り、ちょうど居合わせたたけさん、すぐさま駆けつけ、流れに先回りしたのか、ある地点で拾い上げて下さったそうです。

今日がお通夜、明日が告別式なのですが、今年は垂井祭の太夫として出場することになり、今日から三役入りの稽古が始まるので出席できません。月末集金を大急ぎで済まして、昨日の夕方塩津まで車を走らせ、お別れに行って参りました。

倒れられてからはお痩せになったのですが、さらに小さくなっておられました。しかし、お顔は紛れもなくたけさん。ありがとうございました。あなたがいらっしゃらなければ、私はこの世に居りません。本当にありがとう。

さようなら、たけさん。安らかにお眠り下さい。

曳曳応

テーマ:よもやま話
コブログの中で、最近秘かに楽しみにしているブログ有り。それは「たいぷきゅうきゅう」。書いてるのはiPmoTさんで、芸術的な回文を毎回披露して下さっております。

回文って皆さんご存知ですよね。頭から読んでもお尻から読んでも同じになる文。こいつを仮名のみならず、ローマ字でも作っちゃうというからすごい。コメントするのはままさんと私だけなんですけど、皆読んでないのかな?

時々現れる、仮名・ローマ字共通回文。つまり、仮名で書いてもローマ字で書いても回文になるという、まさに怪文。例えば、こんな感じ。

■オオ!イエイ!えいえいおお!
 ■おおいえいえいえいおお
  ■oo iei [e]iei oo

ね、回文になってるでしょ。ほんでね、「えいえいお~」っていう掛け声、勝ち鬨っていうんですか、あれiPmoTさんによれば、漢字で「曳曳応」と書くんだそうです。ほんまかいな、と調べてみましたら、複数の記事にヒットしましたんで、全く根拠がないわけでもないんでしょうね。

大辞泉や大辞林には、ひらがな表記しかありませんが、どうやら「えい」「えい」という呼びかけに対して「応(おう)」と応じるのは間違いなさそうです。でも「曳」ってのは曳山でご存知の通り「曳く」という意味しかないですからね、何か大きなものを「曳く」際の掛け声から始まったのでしょうか?

中には「曳曵応」と、わざと二つ目の「曳」には点をつけて解説しているものもありますが、「てんつく、てんつく」と太鼓でも叩いて、テンションを盛り上げていくということなのでしょうか。

ところが、wikipeideiaで「勝ち鬨」を調べると、「えいえいおう」の「えい」は前進激励の「鋭」だと記されておりました。まあ、そう言われれば、精鋭の鋭でもあるしなあ。でも、こういう日本独特の掛け声にいちいち漢字を当てはめるのもどうなんでしょう。

iPmoTさんの回文じゃないですけど、ローマ字で「AAO(エイエイオウ)」ってのもありかもね。

ダイスミンチ

テーマ:よもやま話
日清のカップヌードル。1971年の発売といいますから今年で丸40年ですね。出た当初は透明のプラスチックのフォークで食べるのが何となく格好良く、スキー場でのCMシーンなど高級感を醸し出しておりました。

ところで、このカップヌードルの中の肉なんですが、2年ほど前から「コロチャー」などというわけのわからない肉らしい肉に変わってしまいまして、個人的には極めて不満であります。
コロチャー
こんな風に感じるのは私だけかと思って「カップヌードルの肉」で検索しましたら、やっぱり同意見の人たくさんいらっしゃるようですね。昔の肉は「謎肉」とか「謎の肉」とか呼ばれているようですね。

確かに出た当初は「これが肉か?」と思わないこともなかったですし、「あれは石油から作られているから有害だ」とデマを飛ばすやつもおりました。石油から出来たビニールや繊維などがどんどん世に登場するようになった時代ですから、わけのわからない食べ物も原料は石油だと決めつけられたのかもしれません。
これが謎肉だ
何と言っても、あの謎肉の魅力は食感だと思うのです。かすかすしているのですが、中に味がしみているみたいな。カレー味なんか最後に底の方にたまったルーの中に謎肉を発見し、どろどろのじゃがいもと共に口に流し込むのが至上の楽しみでありました。

コロチャーはねえ、確かに肉という感じがするんです。食感も味も。ただし、まずいよ、これは。まずくてゴムみたいな肉を食わされてる感があって、カップヌードルの評価かなり下がりましたよ、これ。

いや、そんなことはない。私はコロチャー派だわ、という方もいらっしゃいましょう。

特にキムタクとかが宣伝したら、やっぱりそっちを支持しちゃうよね。

ちなみに、「謎肉」は豚肉と野菜などをミンチして混合した後にフリーズドライ加工したもので、正式名称は「ダイスミンチ」というんだそうです。何だか、用済みになったみたいで可愛そうな名前ですね。

そうそう、実はこの「ダイスミンチ」。もはやカップヌードルには入ってないけれども、「スープヌードル」の方にはまだ健在でして、もっぱら最近は「スープヌードル」でこの「憎らしくない肉」を楽しんでおります。
右がスープ

頬重計

テーマ:よもやま話
「腹時計」ということばがございますね。人間のからだは、お腹の減り具合で大体の時刻が推定できるようになっているようです。「あ~、お腹減ったなあ」と思ったら、ちょうど正午を告げる時計の鐘が鳴るとかね。

さて、体を動かしますとお腹も減るし、当然体重も減る。体重増加の原因はやはり運動不足でありますが、皆さんは体重管理なさっておられますか?毎日、体重計とにらめっこして、「やったぁ、1kg減ったぁ!」とか「また逆戻りやがな」とか。

私も一時期医者から体重を落とすように言われ、プールに通い始めた頃はそうしておりました。最初のうちは調子よく体重も下がっていきますが、そのうち横這いとなり、忘年会、新年会シーズンともなれば、また戻りまして、そのうち体重計とはおさらば。最近は乗る気もいたしません。

しかしながら、先ほどの腹時計ではありませんが、体重計に乗らなくても自分自身で、何となく太ったなとか、痩せたんちゃうやろか、と自覚するすべがございます。私の場合、それは頬肉。昔は頬がこけておりまして、よく言えばスマート、悪く言えば貧相な顔立ちだったのですが、最近はそんな面影もない丸顔に。

外見ではそれほどわからないのですが、太り気味の時は頬の内肉が口の中で邪魔になって参りまして、口を尖らせて頬をへこませますと口いっぱいに頬肉が充満いたします。あ、これはやばいぞ、と。

ここ最近は老番頭さんが休んでおられまして、ちょっと体を動かす機会が多いため、同じことをいたしましても、頬肉の厚みがやや薄くなって参りました。まあ、「そう言われれば、ちょっと顔がすっとしたような気がする」と妻に言われる程度ですけど。

てことで、私の場合は腹時計ならぬ頬重計なんですけど、皆さんはいかがですか?

週末の食卓(37)

テーマ:週末の食卓
(その1)

母と座敷でしゃべっていた時、ダイニングの方から「あ、あ、あ~~~っ!」という妻の悲鳴が

母: 何や?おい、倒れてや~るかもしれんで見に行かなあかんで

私: ほんまやな、何やろな

(と、見に行くと、テレビを見ている妻)

私: どうしたんや?倒れてるんちゃうかと思たで

妻: 違う、違う、もうちょっとでパットが入るところやったのにぃ。



倒れてるのはパットが入らなかった石川遼君だった




(その2)

夕方、スイミングに行こうとする私を見て

母: おまん、どっか出るんか?

私: うん

母: あれか?

私: あれや

母: あの、あれやな

私: うん、ほの、ほれや

母: あの、ほれ、何やったけ?

私: さあ、何やったかな~

母: うぅ~、フィッシング!


確かに、お魚のように泳ぎたいわん

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