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たのしみは個人だけ

テーマ:保険・金融
7月も今日で終りですが7月といえばボーナス。いや大企業やお役所は6月ですか?うちは昔は盆、暮れ支給だったようですが、最近は7月の終りと12月の中頃の2回。もちろん、経営者である私にボーナスはありません。

社員にだってボーナスを出せるような状況ではないんです、本当のところは。でも社員から言わせれば、もはや生活給ですよということでしょう。ただ単に月給の一部を積み立ててまとめ払いしているようなもんです、いわば。

まあ、それはおいといて、ボーナスとか消費税とか1年に2回程度、どばっとまとめてお金が要ることがあるわけですが、その時になって払うお金がない、とあわてたところで、すぐ借りられるかどうかもわかりませんので、それに備えて積立をいたします。

いわゆる目的預金というやつです。以前は定期積金という名前で証書をもらって、満期になると裏面に押印して現金で受取るなり、普通預金口座に入金するなりの手続きを窓口で行なっていましたが、最近は便利になりました。

OK銀行の「デュエット」という商品。毎月普通預金から指定日に一定額を自動積立し、満期日になるとこれまた自動的に普通預金に利息とともに入金されます。そして、以前は「同様の定期積金を継続お願いします」といちいち手続きをしていたのですが、この商品は自動継続ですのでその必要もありません。

で、S銀行でも同様の目的預金を行なっているのですが、こちらは「あんしん」という商品。確かに安心なんですよ、イザという時慌てなくて済みますからね。ところが、こちらは満期が来ると自動的に定期預金になってしまうという代物でして、使おうと思うと一々その定期を解約せなあかんわけです。

どうせ、お金は引き出さなあかんので、「デュエット」みたいに満期日に普通預金に自動的に入金される商品はないんですか?と聞きますと、「あ、あります、『たのしみ』ならできますぅ」と窓口で言われたので、「じゃあ、その『たのしみ』とやらにして下さい」

と言って、たのしみに待っていましたら、「あの~、お客様法人様でしたよね~、『たのしみ』は個人様のみとなります。」そうかい、そうかい、確かにボーナスは出す側にとっては「たのしみ」じゃないもんね、うまい理由づけだね。

でも、やっぱりサービスや商品比較しますと、S銀行さん、OK銀行さんよりだいぶ見劣りしますよ~。がんばれ、しが!

そのまんまお東

テーマ:よもやま話
昨日は、Yタイヤ滋賀販売会長Tさんのご葬儀が執り行われました。享年92歳、ご遺族には失礼かとは存じますが天寿を全うされた大往生だと思います。Tさんは私の亡父と同年代で、商売上の取引先であった他、諸団体で親しくお付き合いさせて頂いたようです。

そのせいか、父亡き後、私がこちらに帰ってきて間もない頃から、いろいろと励ましの言葉を頂戴いたしました。実に気さくな方で、冗談を交えて処世訓を語って下さいました。現社長に事業を完全に任されいわば隠居の身となられてからも、当店に園芸用の肥料を買いに来られては楽しい世間話をしてお帰りになられたことを思い出します。

ご葬儀は、ご本人と現社長の公私に渡る広範な交際関係を反映して、ソニアホールの式場が2階のみならず、1階も満員になるほどの参列者で、まれにみる大葬式となりました。浄土真宗の4,5名の御導師、御法中様によるご丁重なるご読経が続きました。

さて、真宗大谷派といえば、私どもも含めて湖北では信者(いわゆる門徒)が最も多い仏教宗派であると思われますが、昨日の朝刊に「真宗大谷派 200億円返還求め 維持財団を提訴」という記事が掲載されておりました。

20年ほど前の父の葬儀の時に、離脱派のごえんさんにもお声掛けをしたことが物議をかもして、内部で問題になり週刊誌ネタになったいやな思い出がございますが、いわゆる「お東紛争」と呼ばれる内部対立は今でも続いているのですね。

末端のお寺のごえんさん達の中にはもちろん誠実に布教や地域活動に従事しておられ頭の下がるような方もいらっしゃいますが、肝心のご本山がこれではどうなんでしょうか?事の善悪を裁判所に委ねなければならないようなことで道を説けるのでしょうか?

モラロジーの求道者でもあったTさんに、「どう思われますか?」とお尋ねしたら何とお答えになったでしょう。「坊主なんてほんなもんや」と笑って喝破されそうな気がしますけど...。Tさんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。

対彦根感

テーマ:まちづくり
昨日の高校野球滋賀県予選決勝戦、彦根東惜しかったですねえ。実力的には北大津の方が上だということはわかっていたのですが、予想以上の善戦だっただけにちょっと悔しい気持ち。

なんて彦根の学校に肩入れするのも自分の息子が通っているからなんですが、県立高校が全県一区制になる前は、長浜からは確か普通科は米原高校より南には行けなかったと思います。なので、彦根東などはどちらかというと憎たらしい存在であったわけです。

長浜と彦根の関係は歴史的にも微妙で、特に長浜は彦根に対するコンプレックスをばねに頑張ってきたように思います。彦根はどちらかというと大津に対する対抗心が強いように思います。

昔は長浜からも彦根東高(当時は彦根中学)へ進学できる時代があったのでしょうか、現在80歳位の方が「わしらは彦中(げんちゅう)出身や」と誇らしげにおっしゃっているのを何回か聞いたことがあります。

元々彦根藩の藩校「稽古館」(のちに「弘道館」)に起源を持つという伝統、彦根城敷地内という独特の立地、文武両道の校風などプライドの源泉となるものを多く有しているのも事実ですね。

さて、こうして長浜というか湖北から彦根の高校へ進学する生徒が増えるということはどうなんでしょう?教育機会選択の問題は置いといて、偏狭な地域主義が解消しより広域的な視点でまちづくりが可能になるという楽観論と湖北が沈没するという悲観論がありますが、私は前者に賭けたいと思います。

それにしても彦根東の校歌いいですよね。

わが母校虎姫高校の質実剛健な校歌と比べると、洗練されているというか斬新ですね。って彦根に魂売るなよ(笑)


(追記)
彦根東高校校歌について調べてみましたら、作詞 吉田精一(舟町の方ではないと思います)、作曲 古関裕而と出て参りました。この古関裕而氏、阪神タイガースの応援歌「六甲颪」、同読売ジャイアンツの「闘魂こめて」、同早稲田大学の「紺碧の空」のみならず、「モスラの歌」も作曲してや~りました。

小心者の実験

テーマ:よもやま話
今月の上旬にマルセンツーリストに用事で行きました時に、M君から「油甚さん、ETCいりませんか?」と尋ねられまして、「ETC~?ETCってETC?」とわけのわからん質問に続いて「何でほんなもんあるん?」と聞きますと、

「以前あったワゴン車を廃車した時に、これだけもぎとっといたんですが、もう使わないんで」ということでしたので、「そうですか、では喜んで頂戴いたしましょう」と本体とそれに附属するコードみたいのを一式持ち帰りました。

さてどうしたものか?超メカ音痴の自分にとりつけられるはずもなし、業者に頼んで「いや~、新品じゃないとつけられませんわ」と言われるのもいやだし....。ふと、うちのスタンドにいる昔車屋で働いていた社員の顔が浮かびまして、早速スタンドへ

「ねえねえ、これ付けられるかなあ」「できますよ」「えっ、できるの?ほんま?」「はい」ってことで、彼は車の中をなめ回すように一覧し、「ここにつけましょう」。そして、パコパコとおもちゃを分解するように車のパーツを取り外していきます。へ~、簡単に取り外せるもんなんやね~。
でも取り付けるのは結構大変
さて、無事取り付けも完了し登録も終了。したのですが、さてほんまにうまいこといくんかいな、とちょっぴり不安になります。めったに高速道路なんか乗りませんし、乗る時は年に数回遠出する時だけ。もし、イザという時にゲートが開かんかったら?後ろから車が来ていて、うろたえる私にプップーとかしてきたら?と厭なことが次々と頭に浮かびます。

ということで1回実験してみることに。え~っと、長浜から一番近いインターは「木之本かな?」。では木之本まで乗りますか、いや待てよ、長浜ICより木之本ICの方が空いてそうだから、ゲートが開かなかった時に恥をかく確率も低かろう。

てことで昨日夕刻、湖岸道路を木之本ICまで走り、いざETCゲートへ!幸い後ろから来る車もなし。わぁ、ドキドキする~ぅ。と、突っ込んで行きますと、「しまった~!ETCカード作ってなかった~!」
ガッチャーン!
なんてわざとらしい落ちはやめましょうね。ETCないのにカードだけは既に作っておいたのよ。で、突っ込んで行きますと、操り人形のまゆ毛みたいにゲートがパッと開きまして「ピッ!」と音がして無事通過。ふ~、小心者にはこの当たり前が実にうれしい。

普段、この辺りを走る場合は帰り道で一刻も早く帰りたいと飛ばすのですが、せっかくなんでゆっくり80kmで走りましょう。すると景色が気になるもんですね。「ウェルネス」というでかい文字が見えます。あれ、こんなところにホテルあったっけ、と思ったら倉庫の側面を使って宣伝してるんですね。兵神装備ってのもでかい工場なんですね。

さらに行くと、三角巾をつけた幽霊みたいな伊吹山の姿が出て参りまして、ほどなく長浜着。出口でも見事にゲートが開きまして、料金が出ました。小心者の実験代「350え~ん」でございました。

むらがたとまちがた

テーマ:まちづくり
市議会議員選挙投票日から2日となりましたが、各所で選挙の総括や論評が行なわれていることでしょう。まずはともかく、ご当選なさいました新議員の皆様、おめでとうございます。

さて、投票日の前日のことです。たまたま請求書配りの途中にスタンドに立寄っておりましたら、一台の車がす~っと入って参りまして、洗車場に停まったかと思いましたら、スキンヘッドのこわそうなおっちゃんが降りてまいります。「だれや~?」思て近づいて参りますと、向こうが手を振ります。

私、度の弱いめがねをかけておりまして、その距離ではだれやわかりませんので、もうちょっと接近します。すると、「な~んや○○君か~」。旧伊香郡の山間の集落に住む知人ですがな。

「どうしたん、こんなとこまで出てきて、選挙応援せんでええの?」と冗談半分で聞きましたら、「いやもう弱ってますんや、そのことで」「どうしたん?」

「うちの近所から出てますんやけどね、ほんなもん近隣の在所と合わせても、当選ラインなんかとてもとてもはるか遠て、見えて来ませんがな。ほんま何考えて立候補しとるんやろなぁ。共倒れやで~」「ほうか、大変やろなあ、確かに仰山出てやあるもな~。旧○○町から」

「社長、だれか応援してやはりますん?」「うん、まあな、△△さん」「あっ、あの人ね。もう楽勝ですやん。」「いや、そんなんわからへんでぇ。市域が広がったし、選挙は水もんやもん」

「社長、5票のうち1票もらえませんか?」「5票って何よ。オレ、女房、おふくろ、うちは有権者3人しかいてへんがな」「いや、家族だけでなくいろいろありますやろ」「ないよ、ほんなもん。オレの言うこと聞く奴なんかおるかい。あ、××(所長)どう?」「いや、もちろん、これから頼みますがな」

てことで、彼を助ける気などさらさらなかったわけですが、「あぁ、ムラの選挙も大変やな~」と半ば同情にも似た感情で、彼の立ち去る後姿を見送っていたわけです。

ところがだぁ!選挙が済んで唖然。彼が「どうしようもない、助けてくれ」、と頼みに来たその候補が、彼に言わせれば楽勝のはずだった私の推す候補をはるかにしのぐ票を獲得して上位当選しているではありませんか。「こら、○○!ええ加減なことぬかすなよ」とこの場を借りて言わしてもらお(笑)

その候補者がその得票に値する人物だったのも事実でしょう。しかし、これとよく似た構図が新市内全域に広がっていたんでしょうね。「ムラ型選挙」と見せかけて、「1票だけ分けて頂戴」と狙いを定めてまちの票に「むらがった選挙」。

それにしても、ポスター、選挙カー、朝立ち、身内だけの演説会、電話作戦、桃太郎等々、面倒くさいことはもうやめにしようぜ!という「マチ型選挙」は、やはり「間違った選挙」なんでしょうな。
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