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エゴな油

テーマ:油甚本店
今だけでしょと思っていたえごま油人気。1ヶ月ほど前のTV放映後2日間で売り切れ、その後すぐ発注するも生産が需要に追いつかず納期未定のまま、来る日も来る日もお客さんが「あのぉ、えごま油ありますか?」

「すみません。TVで放映後、急に売れちゃって次いつ入荷するかわからないんですぅ」。で、代わりに他の油買って帰ってくれればいいんですけど、「ああ、そうですか」と踵を返して立ち去っていくお客様の数々。

一体何人のお客様にお断りしたことでしょう。2ケース(24本/ケース)追加発注したのですが、ひょっとすると1ケースしか来ない可能性もあり、その1ケースも既に予約で埋まっており、来てもまたすぐ欠品かも。

と思っていたところ、ようやく「25日に2ケース入荷予定」の連絡が。これで一息つけるなぁ、と思っていたところに、また前日24日に「みんなの家庭の医学」という番組で「血管が若返る栄養素 スプーン1杯の◯◯油」の新聞予告。

うわ~っ、こりゃ、また注文殺到かぁ。と身構えておりましたら、昨日25日は平日ということもあったのか、商品入荷後もえごま油を求めてのお客様は無しで、ちょっと拍子抜け。

予約をしておられたお客様が夕方取りに来られましたので、「すみません、長いことお待たせして」と言いますと、「いえいえ、でもよく入って来ましたね」「はい、おかげさまで。でも、また昨日TVでやったみたいですね」

「そうなのよぉ~。もう勘弁してほしいのよ。私はずーっと以前からこれ使ってて、急に無くなっちゃってホント困っちゃうのよ~」と言って、「念のため、もう1本余計に買っていくわ」と。

確かにね、以前からの利用者にとっては、ブームに煽られてえらい迷惑かもしれませんね。「若返りたい」「長生きしたい」「買いたい」「売りたい」「買わせたくない」、そんな気持ちが交錯する「エゴな油」。とりあえず、今日は在庫あります。

ぼんさい少年来訪

テーマ:油甚本店
いやぁ、昨日は本当にうれしいことがありました。何や?一万円でも拾たんかてか?いや、そういうことに喜びを見出すことは立場上なくなりました(笑)

昼過ぎに出先から帰ってまいりますと、店内に長身の若者が立っておりまして事務員さんが相手をしておりましたので、「いらっしゃいませ」と言いますと、「あ、社長、帰ってきゃありましたわ」と事務員さん。

え?私にお客さん?と言っても心当たりはなく、格好からして何かの営業の方ではなく、カメラも持っているし明らかに観光風情。「どなたさんでしたっけ?」という顔をしておりましたら、

「5年前にこちらで就労体験をさせてもらった葛飾総合高校の....。え~っと、ご主人が葛飾のぼんさい少年というブログを書いて下さった...」「え~っ!あの盆栽少年~ん?全然わからんわ」

当時、全国各地から毎年何組かの商店街就労体験を受け入れておりましたが、ほとんどが中学生で小さかったイメージがあり、「随分背が高くなったもんやな~」とええかげんなこと言ったのですが、当時のブログを読み直すと、元々背の高い高校生であったことがわかりました。

いずれにせよ、盆栽に興味を持っていたことは強い印象があり、礼儀正しく姿勢も良かったことはよく覚えておりました。その盆栽少年が京都に遊びに来たついでにわざわざ立ち寄ってくれたというわけです。おまけに、手土産まで持って。

胡麻油三兄弟を事務員さんの指導で作ったことも覚えていて、今回もおみやげに買っていってくれました。「いやぁ、ここの胡麻油はほんとスーパーのやつとは全然香りが違うんで」。うわっ、お上手も言えるようになったのね。

今春、大学を卒業し就職だとか。そうか、うちの息子と同い年だったか。残念ながら長浜の盆梅展はまだ見たことがないとのこと。まあ、今度長浜に来る楽しみにとっておきましょう。

就労体験の生徒を受け入れたことは何度もありますが、こうやって再訪してくれたのは初めて。こんなに幸せな気持ちになれるとは思いませんでした。そういえば、他府県の学校からの商店街就労体験、いつの間にかすっぽり無くなりましたな。

きいなパーク

テーマ:まちづくり
曳山博物館に隣接する四居家裏のポケットパークの愛称が決まったようです。て言うか、愛称の募集をされていることも、つい数日前にイベント告知のチラシを見て知ったのですが。

チラシを見たうちの事務員さん、早とちりしたのか、「あそこの公園の愛称が『ポケットパーク』に決まったみたいですな」と。確かに、ポケットパークというのは普通名詞として定着しきってはいないのかもしれません。

ちなみに、何でポケットパークって言うか知ってますか?私もはっきりとはわからなかったので調べてみると、何と「ベスト・ポケット・パーク」の略だそうで、洋服の「ベスト(=チョッキ)」についているポケットのように小さい規模の公園を意味するそうな。

さて、愛称発表はこの間の日曜日のイベントの一環として大々的にくす玉割って発表されたそうです。その瞬間を見ることはできませんでしたが、気になったので後で聞きに行きましたら、市の職員さんが「決まりましたよ」。「ほうか、何ていう名前?」

「キーナパーク」です、と返事が返ってまいりました。思わず、「うわっ!モンデクール路線か」という声を発してしまいました。つまり湖北弁で「おいで」「来て下さい」を意味する「来いな」からきていることは明白だからです。

ここは、ガラス製の金の屏風が立っています。そういえば、うちの母は「黄色い」ことを「黄いない」と言いますが、これは美濃から名古屋、東海の方言みたいですね。滋賀ではあまり言わないのかな。

「ここは、黄いない屏風が立っとるもんで、きいないパークなんだがや」とかいう観光客さんの声も聞かれるようになるかもしれませんね。

OKBのパピプペポ

テーマ:保険・金融
先日、OKBこと大垣共立銀行の外交員さんが、「ちょっとこれをご拝読いただきたくお持ちいたしました」と同行のディスクロージャー誌を携えてやって来られました。

大垣共立銀行に関しては、「大垣共立戦術」「カンブリアバンク」「手ぶらでお引き出し」などというタイトルで何回か書かせて頂いておりますが、「銀行はサービス業である」をモットーに特異な戦略で経営展開をなさっております。

その一つが、手のひら認証ATM「ピピット」なんですが、利用者が25万人を突破したと同誌には書いてありました。私は登録後一度も利用したこと無いんですが、ひょっとすると登録だけでも利用者カウントされてるのかも。手のひらをかざすだけでピピッと出し入れできるってことなんでしょうね。

ページをめくると、店舗の新しいカタチとしてドライブスルー店舗が紹介されておりまして、その名も「ポポット」。意味がわからないので「何、ポポットって?」と聞きますと、「いやぁ、ポッポッと車で用事が済ませるってことなんだと思います」と行員さん。

なるほど、「ピピット」に「ポポット」か。まさか他にも、とページをさらにめくると、出た!ホンマにあった次世代ATM「パパット」。なんでもATMの画面を自分で自由にカスタマイズできるサービスなんだそうな。

名前を先に決めて、「パパッとできるもの何か考えよう」みたいな発想で生まれたんでしょうか。ちょっと笑えます。「大共さんは、パパットにピピットにポポットって、パピプペポ路線かいな」と言うと、「いやぁ~、それは全然気がつきませんでしたわ。確かにそうですね~」と来た。

すると今度は、ペットでも引き出せるATMとか、ペットの写真を載せたオリジナル通帳「ペペット」なんかが出てくるんでしょうかね。今後とも思わずププッと吹き出すサービス、期待しております。



さようなら大谷保育園

テーマ:まちづくり
昨日は大谷保育園の閉園式が行われ、教育委員として招待されておりましたので、家から近いこともあり出席してまいりました。

いや、近いよりも何よりもこの保育園には特別の思い入れがあるのです。こちらに帰ってきた平成4年から当時3歳だった娘が入園し、その後息子も3年間お世話になりました。私自身も保護者会の役員となり、平成9年には保護者会長も務めさせていただきました。

保育園の保護者会は、先生や保護者のお母さんたちも若いこともあって、会合や行事があっても苦になりませんで、色々な活動をさせていただきました。

昨日の閉園式の中で「大谷保育園のあゆみと思い出」としてスライドが流れていましたが、その中に私が役員をしていた時に保護者会で作ったタイヤのプランターの写真が出て来て、思わず「懐かしい!」と心で叫んでしまいました。

私が会長の時は、大きなダンボールを何枚も貼りあわせて強度を保たせ、それで滑り台などの遊具を作ったこともありました。県外の敦賀運動公園、養老こどもの国、ブルーメの丘などにも出かけた記憶も蘇ります。

それに大谷保育園の特色は何と言っても、大通寺境内での運動会。当日に備えて、保護者会総出で境内の砂利どけをしたり、万国旗を吊ったり。年長組の鼓笛隊の演奏は感涙無しでは見られませんでした。日本全国見渡してもお寺の境内で運動会をする例は無いのではないでしょうか。

大谷保育園が開園したのは昭和38年といいますから、私が3歳の頃。つまり私たちの世代が最初の卒園生なんですね。私は長浜北幼稚園でしたが、そういえばみどり組の子たちは大谷保育園から移ってきた子たちのクラスだったような記憶が...。

自分が卒園した北幼稚園の園歌は覚えていませんが、自分の子どもたちと一緒になって歌った「おおたにほいくえんのうた」は鮮明に覚えています。その歌を歌ってお別れしましょう。さようなら大谷保育園。長い間ありがとうございました。


1.いぶきのやまから ふくかぜを いっぱいすって にこにこと
 げんきなからだに そだちゆく よいこの おおたにほいくえん

2.たのしくみんなで おもしろく おゆうぎあそびや ぶらんこで
 なかよしこよしで あそびゆく よいこの おおたにほいくえん

3.ことりがうたい はながさく あかるいおにわで てをつなぎ
 やさしいこどもに のびてゆく よいこの おおたにほいくえん  
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