季語はなくとも

テーマ:よもやま話
先日訪問させていただいた伊香具小の4年生の授業では滋賀県の観光地について学んでおられました。先生が子供たちに「県内の観光地で思いつくところを挙げてくれんかな」と投げかけられた時、まず一番に出てきた所どこだかわかりますか?

答えは「賤ヶ岳」。さすが地元中の地元ですね。続いて「源内」が出てまいりました。源内とは地元の料理旅館でメディアにもしばしば登場しておられますが、見事な郷土愛。次に伊吹山が出たところあたりで時間になって退出。

その後どんな所が挙げられているか気になり、後で通った時に窓越しに覗いてみると、長浜城やら彦根城などたくさんの観光地が黒板に書かれていましたが、黒壁が見当たりません。近くに住む私やS指導課長は、「何で黒壁が出てこーへんのや」「親が連れてったらなあかんわなあ」とぼやいておりますと、

「いや、このあたりはね。むしろ、長浜へ行くより敦賀の方が時間距離は短いんで、敦賀に行ってしまうかもしれませんわ」と教頭先生。納得できず、再度授業を覗きに行ったS課長、「やっと、黒壁出てきましたわ」。(できたら油甚もね)

さて伊香具小では俳句にも取り組んでおられるということで、廊下に優秀作品が掲示されておりました。随行の教委事務局のHさんと「どれも力作やね~」と眺めておりましたら、Hさん急に噴き出して「これ最高ですわ!私これ大好き」。3年生の作品でしたが

「めんも好き ごはんも大好き 肉も好き」

いいですね~。子供たちがとても元気で活発な印象だった当校を象徴したような句ですね。私もHさんに大いに共感し、教育委員講評の中でも言及させていただきました。

しかし、これ俳句ですよね。季語は何だ?そうか、食欲の秋か。句まるごとが季語ね。お見事!


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