じんとにっく

昨日「シナノミクス」というタイトルで書いたんですが、「シナ」というのは中国に対する差別用語と言われてるみたいですね。石原慎太郎氏などは意図的に使っておられますが。

もっとも、中国という呼称を使うのは、日本以外では南北朝鮮、ベトナムくらいで、あとの国では「チャイナ」「チン」「シーヌ」など、ほとんど「シナ」系なんだそうです（小谷野敦「日本人のための世界史入門」より）。何だか日本は属国扱いみたいですね。

ま、ここで中国を差別するつもりも非難するつもりもとりあえず無いんですが、日本に訪れて景気に貢献しているのは中国人だけじゃなくアジア全般なので、シナノミクスじゃなくて、むしろ「アジノミクス」と言わなあかんかったかな、と思ったわけ。

で、「アジノミクス」なんて言葉があるんやろか、と検索して出て来たブログによると、何と味の素のペルー現地法人が出してる唐揚げ用の粉の商品名が「アジノミクス（Aji-no-mix)」だそうで、CMのyoutubeまで貼られておりました。命名はアベノミクスよりこちらの方が古いらしい。

そうか、アジノミクスがあるなら「アメノミクス」とかもあるんかな？と思ったら、これがまたあるんですね。
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さらに、さらに、日本コロッケ協会と日本唐揚協会が連名で発した「アゲノミクス宣言」なるものもあって、それは「揚げ物を食べて景気をアゲよう！『揚げ×飲み』のMixによる相乗効果で明日への活力を生み出そう！という意味がこめられた新しいニッポンの経済成長戦略の総称」だそうな。

そうか、揚げ物となると油屋も混ぜてもらえませんかの～。揚げ✕飲みのミックス効果やし、酒屋さんも一緒にどうですか？揚げ物は太るで、乾き物だけのアテノミクスでええてか。