昭和の花嫁の心得(3)
テーマ:よもやま話
2015/02/03 09:16
一週間のご無沙汰。昭和の花嫁、昭子でございます。今週も「昭和の花嫁の心得」しっかり読んで気持ちのいい朝をお迎えいたしましょう。
さて、そろそろ良人のお帰りの時間。思いがけぬ氷雨になりました。
⑤雨降りのお迎え
お帰りの予定時間より少し早めに、お傘を持ってお迎えにまいりましょう。夫婦の情愛も、こうしたことからだんだんに培われてくるのです。それは丁度双葉の若芽が、すくすくと育っていくように。
「急の雨でお姑(かあ)さまがご心配していらっしゃいました」と良人への心配と思いやりも、すべて姑へ譲る優しい妻の心意気、些細なことでも良人にはそれがどんなにうれしく思えることでしょう。
(今はもっぱら車でお迎えですか? 夫が妻を)
⑥良人のお帰り
礼儀は礼儀、お出迎えのご挨拶はしたいものです。妻の優しい女らしいふるまいに、どんなに疲れて帰ったときでも、良人の心はきっと慰められるでありましょう。
(うんうん、疲れもふっとんじゃう)
⑦お茶とお菓子でお慰め
良人の好きなお菓子に、お茶を入れて差し上げながら、今日のお留守の出来事と、その処置とを簡明にお話ししておきましょう。郵便物、夕刊なども、催促を受けぬうちに、きちんとそろえてかたわらにおくようにいたします。
あ、これどこかで見たな、と思ったあなた。水曜10時、柴崎コウの「〇〇妻」見てるんとちゃいますかぁ?ちなみに〇〇は「契約」ではないらしい。わかった「昭和」やろ!
さて、そろそろ良人のお帰りの時間。思いがけぬ氷雨になりました。
⑤雨降りのお迎え
お帰りの予定時間より少し早めに、お傘を持ってお迎えにまいりましょう。夫婦の情愛も、こうしたことからだんだんに培われてくるのです。それは丁度双葉の若芽が、すくすくと育っていくように。
「急の雨でお姑(かあ)さまがご心配していらっしゃいました」と良人への心配と思いやりも、すべて姑へ譲る優しい妻の心意気、些細なことでも良人にはそれがどんなにうれしく思えることでしょう。
(今はもっぱら車でお迎えですか? 夫が妻を)
⑥良人のお帰り
礼儀は礼儀、お出迎えのご挨拶はしたいものです。妻の優しい女らしいふるまいに、どんなに疲れて帰ったときでも、良人の心はきっと慰められるでありましょう。
(うんうん、疲れもふっとんじゃう)
⑦お茶とお菓子でお慰め
良人の好きなお菓子に、お茶を入れて差し上げながら、今日のお留守の出来事と、その処置とを簡明にお話ししておきましょう。郵便物、夕刊なども、催促を受けぬうちに、きちんとそろえてかたわらにおくようにいたします。
あ、これどこかで見たな、と思ったあなた。水曜10時、柴崎コウの「〇〇妻」見てるんとちゃいますかぁ?ちなみに〇〇は「契約」ではないらしい。わかった「昭和」やろ!
モンデクール
テーマ:まちづくり
2015/02/02 09:16
長浜駅前の新しい平和堂、もうすぐオープンだそうですが、その店舗名称をめぐって先日ある方から聞いたウワサ話。
平和堂さんは、店舗規模によって名称を分けておられるようで、ビバシティは別格として、総合的なショッピングセンターは旧来の平和堂もしくは新店舗のアルプラザ、そして食品中心の中小規模のフレンドマート。
で、今回の駅前の店舗は「フレンドマート」の範疇に入るもので、オープン直前の店舗正面には「Friend Town(フレンドタウン)」の文字が踊っております。ですから、「フレンドタウン長浜駅前」ってのが店舗名称になるんでしょう、と皆思っておりました。
ところが、件のウワサの主の話によれば、これを聞いた平和堂の社長が「こんな名前ではダメだ。もっと長浜にふさわしい名前にしなければいけない」と言われたそうな。
「で、どういう名前になったんですか?」と尋ねますと、「あのな、モンデクールやて」「モンデクール???」「そう、もんで来~る」
大勢の人がもんで来る(帰って来る)のを迎える店にしたいという意気込みがこめられているようです。まあ、「もんで来る」という方言を知らない観光客からしてみれば、ちょっと洒落たフランス語に聞こえなくもありません。
「mont des coeur (心の山)」あるいは「monde et coeur (世界と心)」とか?。う~ん、意味的には何やピンと来んなあ。
そうこうしているうちに、英語の俗語で「非常に、実に」という意味の「mondo(モンド)」という言葉があることを発見いたしました。で、「クール(cool)」は最近はもっぱら「格好いい」という意味で使われますわな。
「mondo cool (モンドクール)」→「ごっつ格好ええ」。こんでどうや?
(追記)
昨日、近くを通りかかりましたら、「Friend Town」の文字が掲示されていたところに丁度足場が。ウワサは本当だったのでしょうか?
平和堂さんは、店舗規模によって名称を分けておられるようで、ビバシティは別格として、総合的なショッピングセンターは旧来の平和堂もしくは新店舗のアルプラザ、そして食品中心の中小規模のフレンドマート。
で、今回の駅前の店舗は「フレンドマート」の範疇に入るもので、オープン直前の店舗正面には「Friend Town(フレンドタウン)」の文字が踊っております。ですから、「フレンドタウン長浜駅前」ってのが店舗名称になるんでしょう、と皆思っておりました。
ところが、件のウワサの主の話によれば、これを聞いた平和堂の社長が「こんな名前ではダメだ。もっと長浜にふさわしい名前にしなければいけない」と言われたそうな。
「で、どういう名前になったんですか?」と尋ねますと、「あのな、モンデクールやて」「モンデクール???」「そう、もんで来~る」
大勢の人がもんで来る(帰って来る)のを迎える店にしたいという意気込みがこめられているようです。まあ、「もんで来る」という方言を知らない観光客からしてみれば、ちょっと洒落たフランス語に聞こえなくもありません。
「mont des coeur (心の山)」あるいは「monde et coeur (世界と心)」とか?。う~ん、意味的には何やピンと来んなあ。
そうこうしているうちに、英語の俗語で「非常に、実に」という意味の「mondo(モンド)」という言葉があることを発見いたしました。で、「クール(cool)」は最近はもっぱら「格好いい」という意味で使われますわな。
「mondo cool (モンドクール)」→「ごっつ格好ええ」。こんでどうや?
(追記)
昨日、近くを通りかかりましたら、「Friend Town」の文字が掲示されていたところに丁度足場が。ウワサは本当だったのでしょうか?
大きな顔の消費者
テーマ:よもやま話
2015/02/01 09:32
農業改革に関する新聞記事を読んでおりましたら、「コメを守るのは誰のため?」とありまして、要は誰のためにもなってないのではないかという疑問を呈しているわけですが、その中に「まず、消費者である私たちは本来安く買えるコメを高値で買わされてきた」と書いてある。
まあ、農業改革に関する議論をするつもりも能力もないわけですが、この「消費者である私たち」とか「我々消費者」という言い方ってどうなんでしょう?
これは前にも書いたかもしれませんが、人間ってのは多面的で「消費者」という一面だけを持った人間なんていないはずでしょ。「生産者」だと胸を張って言える人は少なくても、流通や金融に関わっていたり、あるいは公務員だって「消費者」ではない顔も必ず持っているはずです。
どうも消費者という立場のみを切り離すから、エゴイスティックになるような気がします。「安く買えればいい。◯◯円損した」と嘆く一方で、もう一つの自分の顔になると、安売り合戦に巻き込まれたとか、給料が全然上がらずやっていけないとぼやく。
そもそも「消費者」ってことばには、そんなに偉そうな顔をする意味が込められているんでしょうか?「消して費やす者」ですよ。そこには感謝や遠慮はあっても傲慢さがあったらあかんでしょ。そんな人たちが尊ばれる社会はどうなの?
「我々納税者が払った貴重な税金を云々」、っていう言い方も好きではありません。ま、あまり税金納めてないから偉そうなこと言えないんですけど。多面的な顔を持つ生活者としては、「消費者」としての顔をもうちょっと小さく控え目にしませんか?
まあ、農業改革に関する議論をするつもりも能力もないわけですが、この「消費者である私たち」とか「我々消費者」という言い方ってどうなんでしょう?
これは前にも書いたかもしれませんが、人間ってのは多面的で「消費者」という一面だけを持った人間なんていないはずでしょ。「生産者」だと胸を張って言える人は少なくても、流通や金融に関わっていたり、あるいは公務員だって「消費者」ではない顔も必ず持っているはずです。
どうも消費者という立場のみを切り離すから、エゴイスティックになるような気がします。「安く買えればいい。◯◯円損した」と嘆く一方で、もう一つの自分の顔になると、安売り合戦に巻き込まれたとか、給料が全然上がらずやっていけないとぼやく。
そもそも「消費者」ってことばには、そんなに偉そうな顔をする意味が込められているんでしょうか?「消して費やす者」ですよ。そこには感謝や遠慮はあっても傲慢さがあったらあかんでしょ。そんな人たちが尊ばれる社会はどうなの?
「我々納税者が払った貴重な税金を云々」、っていう言い方も好きではありません。ま、あまり税金納めてないから偉そうなこと言えないんですけど。多面的な顔を持つ生活者としては、「消費者」としての顔をもうちょっと小さく控え目にしませんか?