門でコールド

テーマ:まちづくり
歌舞伎に石川五右衛門が南禅寺の山門の上から「絶景かな、絶景かな」という名セリフを吐く「楼門五三桐(さんもんごさんのきり)」という芝居がございますが、昨日私もそんな気分を味わってまいりました。

生憎、みぞれまじりの雨模様でしたが、午後「長浜市歴史まちづくり協議会」が開催され、審議の前に現地見学ということで修復の終わった大通寺山門を見せていただきました。

修復前は東側に階段がついていたのですが、今は西側から上るようになっています。恐ろしく急な階段でご婦人方はスカートで上られるのは避けた方が賢明かと思われます。
山門上から望む表参道
山号額の真横から
内部の仏様と天井画

この天井画は山縣岐鳳によるものだそうですが、修復前はひどい状況になっていたそうで、今でも部屋の両端の方は雨漏れで黒ずんだ汚れがそのまま残り、絵の修復もままならない状況。

比較的傷みの少ない
中央部の女性の顔もよく見ると亀裂が入っていますが、この部分も無残に裂けていたのをはがして、丁寧に修復するとともにその上の部分も入念に補強をされたとか。

北側に回って本堂を望む

立派な修理状態を見せていただき、これで天気が良ければ、まさに「絶景かな」(ちなみに子どもの時には「でっけいかな」だと思ってました)だったのでありますが、寒いし、門でクール、いや山門でコールドでしたわ。

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