麻姑の手

テーマ:よもやま話
先日minoriさんが緑色のゴムの「孫の手」を話題に書いておられましたが、背中ってのは痒くても手が届かないので、本当に便利ですね。それに小さな手の孫に掻いてもらってるような幸福感も味わうことができますもんね。

ところが、前にどこかで読んだんですが、これって元々は「孫の手」じゃなかったんですよね。え~っと何だったかなぁ。ってことで調べなおしてみますと、

あ、そうそう、中国の伝説上の仙女「麻姑(まこ)の手」が変化したんだった。麻姑は鳥のように爪が長く、その爪で痒いところを掻いてもらったらどんなに気持ちがいいだろうなというところから、「麻姑の手」と呼ばれるようになったそうですよ。

また、「如意」という仏具があって、これも実際に背中を掻くのにも用いられたようですね。孫悟空の如意棒とはちょっと違うようですし、僧の権威を表す道具だそうですが、ごえんさんこんなの使ってやったっけ?

「隔靴掻痒(かっかそうよう)」という言葉があって、靴の上から痒いところを掻くようにもどかしくていらいらするという意味に使いますが、これと逆で麻姑に痒いところを掻いてもらえる、すなわち物事がうまくいくことを「麻姑掻痒(まこそうよう)」というんだそうです。

あんたがマコちゃん?
「そうよう~」 「掻いて~」

アーカイブ

最近の記事一覧

カレンダー

<<      2015/02      >>
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28

ブログランキング

総合ランキング
2位 / 1569人中 keep
ジャンルランキング
2位 / 816人中 keep
日記/一般

フリースペース

HTMLページへのリンク

プロフィール

このブログの読者

お気に入りブログ

参加コミュニティ一覧