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ごまんと

テーマ:よもやま話
え~、ついにコブログの公開記事数、いや非公開でボツになっているものも含まれていると思いますが、50000号を超えましたね。昨日のねむりはかせの記事が49999号だったのを確認して、急いで下書き保存したのですが、タッチの差でジャスト50000号は逃しましたわ。

今年の1/19に「40000号は何処に?」という題で書いたのですが、その後調査により40000号はおおの履物店さんだったことが判明いたしました。

その時のコメントのやり取りの中で、私50000号は9月下旬か10月の頭と予想したのですが、ずいぶん早まってその時がやって参りました。ブログ書く方が増えたんでしょうね、当時より。

それにしても、50000という数字は重みがありますね。何せ「ごまんと」なんていう言葉があるくらいですからね。「たくさんあるさま。山ほど」などという意味が辞書にも書かれております。

で、当然漢字にすると「五万と」と書くものと信じて疑わなかったんです。嘘八百や千代に八千代にと同じように。ところ~が、辞書には漢字表記なされていないんですよね。

そして、ネットで発見した「ごまんと」=「巨万と」説。「巨万」とは通常「きょまん」と読みまして、「巨万の富」といった用例でおなじみの通り、「非常に多くの数や金額」という意味。

なるほど、こりゃ同義といえずとも遠からず。「きょまん」が「ごまん」に変形したとしても不思議ではございません。ジャスト50000号に当たった方、どなたかわかりませんが巨万の富が得られるかもしれませんよ。

さて、次は77777あたりを目指しますかな。

推しメン

テーマ:よもやま話
数多あるブログの中で本日も当ブロに御来ブロいただきまして誠にありがとうございます。数多あると申しますと、最近AKBとかEXILEとか、やたら大所帯のスターが花盛りのようですね。

かくいう私は、全くその方面には興味がございませんで、誰が誰だかさっぱり区別もつきませんし、強いて申し上げればどうでもようござんす。つまりオッサンなわけですけど。

しかし世の中には、どうでもよくない方がいっぱいいらっしゃるんで彼らの人気も絶大となるんでしょうけど、そうしたグループのなかで、自分がひいきにしているメンバーのことをアイドル用語では「推しメン」と称するんだそうです。(日経プラス1「コトバの鏡」より)

「推しメン」の「メン」は「イケメン」の「メン」ではなく、「推しメンバー」の略で、「やっぱりあの子が最高やろ」などと「みんなに推しつつ応援する」という意味もこめられてるんだそうです。

書きながらどうでもよくなってきたんですが、この「推しメン」の変化形として、
・「推し変」 : 推しメンを変えること
・「推しジャンプ」: 推しメンに見てもらおうとジャンプすること
・「推しカメラ」: 推しメンだけを追った動画

などがあるそうです。「オシ変」って、オシメを変えることみたいだとか、「推しジャンプ」に「推しカメラ」ってアホか!なんて言ってたら、若いもんから睨まれますね。

アイドル以外でも「コブログの中では◯◯ちゃん推し」とか、アイドル以外で使われることも増えているそうです。この場合は「推しブロ」か?まあ、暑苦しくて読む気のしない「むしブロ」にならぬようにせんとね。をし!

湖国ご当地☆☆☆

テーマ:まちづくり
先日、白さんがブログで紹介されておりましたが、記者が滋賀の隠れた味を求めて食べ歩く「ご当地☆☆☆(三ツ星)」というコーナーが朝日新聞に連載されていました。

結果、30品が紹介されたのですが、どうやら読者の投票によりランキングが決定されるようです。白さんは朝日新聞を購読されていないようですので、私が代りにご案内させていただきますけど、見事1位に選ばれると、店には賞状と盾、投票者には抽選で10人に1位の品の食事券がプレゼントされるそうです。

ちなみに選ばれた30品を市町別にあげますと、
彦根市(7)  2.スイス丼、9.梅カツうどん、12.すじモダン、14.コーン型ピザ、16.うどんぎょうざ、17.焼きラーメン、21.ラフテー丼
高島市(5)  1.近江米バーガー茶漬、8.しょいめし、13.豚汁ラーメン、19.トンちゃん定食、24.しし汁
大津市(4)  3.たこ焼きパン、6.肉巻きおにぎり、18.近江牛のばってら寿司、22.もつ鍋
栗東市(4)  5.しし丼、11.ドラゴンラーメン、20.をうみちゃんぽん、29.たこ丸
長浜市(3)  4.とりやさいみそ鍋、15.のっぺいうどん、26.イタリアン焼きそば
守山市(2)  10.幻の餃子、30.カスカレーうどん
甲賀市(1)  7.素焼き
草津市(1)  23.塩マヨたこ焼き
多賀町(1)  25.近江牛肉まん
東近江市(1) 27.岩魚箱寿司
野洲市(1)  28.ちゃんぽんうどん

皆さん、召し上がられたことあるの何品ありますぅ?私は、とりやさいみそは知ってるけどお店で食べたことないし、茂美志やさんののっぺいと、茶しんさんのイタリアン焼きそば、結局長浜のもんしか食べてませんわ。こうしてみると、彦根というのは相対的に旨くて(?)変わったものが多いと言えるのでしょうか。

え~、応募方法は、はがきに品名と掲載番号、選んだ理由、住所、氏名、年齢、電話番号を書いて、朝日新聞大津総局「ご当地☆☆☆ランキング」係へ。メールでもいいそうですので、ぜひ投票はこちらに ootsu@asahi.com

何に投票したらええのって?そりゃ言うまでもありませんやろ。

春秋座で吠える

テーマ:曳山・歌舞伎
この間まで冬だったのに気がついたら灼熱の夏。春と秋を失った亜熱帯日本。だからというわけでもございませんが、昨日は京都芸術劇場「春秋座」へ行って参りました。

実は、3年前に長浜曳山祭を見に来られ、たまたま当店にお立ち寄り下さったことを契機にお知り合いになりました京都造形芸術大学の田口章子教授から、昨年の秋に突然メールが届きまして、同大学の「日本芸能史」という公開講座で「長浜曳山まつり」を取り上げたいのだが、というご依頼がございました。

今年度は特にその講座の10周年ということで「芸能と芸道」をテーマに前期(芸能13講座)、後期(芸道12講座)計25講座が行なわれるのですが、前期の最後を締めくくる講座。名誉なことですので断る理由もなく、曳山博物館と相談し、出場を快諾いたしました。

理論的な話と実演で1時間10分。話の方は曳山博物館のN学芸員さんにお任せすることになったのですが、問題は実演。曳山祭と言えば子どもが主役。しかし平日であり、子どもを連れて行くわけにもいかず、結局子ども歌舞伎の無声映像を背景に、ドラゴンスリーさんの三味線と私の大夫で素浄瑠璃を行なう、ことになっちまったんですわ。
地下から運びだされる演台
やる前に、自分たちの子ども役者時代の体験談や三役修業塾の概要、演目(太功記十段目)説明をひと通り行ないまして、「義太夫の節というのは眠くなるようにできておりますので、皆さまが聞いていてお眠りになられましたら大成功ですが、途中、奇な声を発して安眠妨害をすると思います。ご迷惑でしょうが30分ご辛抱下さい」

などと言い訳をいたしまして、始めました。
こんな広い会場に
お客さんいっぱいだったんですよ。講義ですから学生が中心なんですが、前列の方は受講料を払って参加しておられる熱心な一般聴講者の方も。

浄瑠璃を語るときはメガネをはずしますので、幸いお客様の顔もよく見えず、緊張することはなかったんですが、スポットライトで暑いし、自分の演技に昂揚して汗だくになり、最後はスタミナ切れとなりました。しかし、プロも演技をする超一流の劇場での公演。一生の思い出になりました。田口先生ありがとうございました。

大根役者+

テーマ:よもやま話
昨晩、店を閉めた後TVをつけたら4チャンネルでやっていた「夢の扉+」という番組に遭遇。旭川の町工場の佐々木さんという人が開発した大根洗浄機のお話。

私にはそもそも大根を機械で洗うという概念がなかった。理由その1、大根は既に洗われたものをスーパーなり八百屋で買う、あるいは買ったものを見慣れている。理由その2、土のついた大根はもちろん知っているけど、洗っても1本や2本のレベル。

しか~し、大根農家にとってみれば、大根を傷つけずに大量に洗えるかどうかということは死活問題だったんですね。鹿児島の若い大根農家が佐々木さんの洗浄機のことを知って、「ぜひあなたの機械を譲ってほしい。でもお金がないんです」と電話。

以前事業に失敗し2億円の借金を抱えていたので、機械を買う余裕はない。しかし、この洗浄機さえあれば、間違いなく日本一の大根農家になれる!と。結局その言葉通り、現在では関西圏の生食大根の3割のシェアを獲得し、「サラダイコン」というブランドも確立。

大根を傷つけずに大量に洗う、このことを可能としたのは佐々木さんの子供時代のスキー板に貼られていたアザラシの皮の記憶。これを応用し、ブラシを斜めに並べて回転させることを思いついたそうです。

ブラシの先に水滴がつき、ブラシと大根が直に接触することがないため、大根はもちろんのことブラシの摩耗もなく、10年経っても交換の必要がなく、回転装置のメンテナンスも楽にできるような構造になっているのだとか。

「こわれないような機械を作ってどうするんだ?」とひやかされるそうですが、「使う人に喜んでもらえることが、ものづくりの最大の幸せ」という佐々木さん。以前、大メーカーの工場で働く人が「保証期間内は故障せずに、それが終わった途端に壊れるものを作るのが我が社の究極の目標」と冗談交じりに言っていたのを思い出す。

適当に壊れてまた新品を買うというサイクルが資本主義の生命線。しかし、修理代より新品を買った方が安いという現象に私はいつも首をかしげてしまいます。「機械が産地を生み出す」そんな気概にあふれながら、使い手の幸せというものづくりの原点を追求する「大根役者+」の話に感動した次第です。
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