テーマ:言葉・漢字
最近、他のブロガーさんの記事でも時々目にいたします姑ネタ。嫁姑問題は古来から(?)続く永遠のテーマなのでありましょうか。

さて、2008/12/10のブログ「姑く」に書きましたように、老女が現状のままを尊び保守的であることから、「姑く」と書きまして「しばらく」と読むそうであります。それはともかく、「姑(しゅうとめ)」という字は「古い女」ってことでそのものずばりを現していますね。

一方、「姑」に対する「舅(しゅうと)」。これ、どういう字だかわかりますか?何だか「鼻」に似ていますが鼻ではない。下の部分は「男」のようですが、上の部分はワープロ文字だと判読不可能。では、拡大してみましょうか。

舅 →  →  → 

拡大すると、余計にわからなくなった気がしないでもないですが、「男」の上の字は「臼(うす)」なんですね。何で「臼男」が舅なんでしょうかね?もちをつくのが舅の役割だからでしょうか。

この「臼」という字を左右に引き離すと、「興」という字の「同」の両側の字になるのですが、その場合は「両手の姿」を現すのだそうです。では、舅の上の部分ももしかしたら両手の姿なのか?

頭頂部が「うす」くなったのを両手で隠す男。う~ん、なかなかそれらしく思えて参りましたねえ。真相はよくわかりません。ちょっと、しゅうとはんぱな結果になりましたが、失礼いたします。

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