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閉店ガラガラ

テーマ:油甚本店
ご承知のとおり、昨日から台風6号の影響で、大雨強風。時間が経つごとにどんどん天気が悪化して行きまして、午前中まばら(疎らと書くようだ)であったお客さん、午後には皆無。

てことで、従業員さんにも「お客さん無いし、台風やし、もう上がって下さい」と帰宅していただきまして、え~いっ、もう閉店じゃ~~!!!


考えてみますと、うち正月三が日以外は年中無休。日曜日は従業員さんもお休みなので、主に私が店番。月に1回のスタンド日曜当番の時は妻と母が店番。まあ、働き詰めってわけではないにせよ、休みがないんです。

台風を喜んでいるわけではありませんよ。ましてや、お客さんがないことを喜んでいるわけでもありません。しかし、どうでしょう、この閉店ガラガラによる開放感。緊張の無いくつろぎ感。

サラリーマン時代の完全週休2日ん時はほとんど感じなかった休日の有難み。あ~、やっぱり休みってええなあ。うん半ドンでもええわ。台風しょっちゅう来られても困るし、やっぱり定休日つくろかな。

(追記)
ただ今、午前9時40分くらい。今は開店休業中。何だか台風おとなしいんだけど、被害がないこと祈ります。

酒と泪と女と女

テーマ:スポーツ
「やりましたね、なでしこジャパン!」なんて皆大騒ぎですけど、恥ずかしながら、女子サッカーにワールド・カップがあるとは知らなんだぁ。さらに、世界ランキング1位が欧州でも南米でもない米国だということも、日本がランキング4位だということも知らなんだぁ。

知らなんだついでに、日本選手もMVP取った澤以外には誰も知らなんだぁ。しかし、なんですねえ、ゴルフの全英オープンで期待の遼君はあっさり予選落ち、大リーグでもイチローはじめ日本人はどうも冴えないし、相撲は言うに及ばす。こういう時のなでしこジャパンの朗報は突然庭から小判が出てきたような嬉しさです。

「なでしこジャパン」の名前ですが、男子の「サムライジャパン」に相当するものとしてつけられたのでしょうが、その由来は当然、日本女性の清楚な美しさを褒める「大和撫子」から来ているのでしょうね。

さて今回準優勝だった米国は、アメフト、野球、バスケットボールの三大スポーツに抑えられサッカー不毛の地かと思いきや、女子サッカー人口は世界一で幼少から鍛えられているそうです。一方、日本はどちらかというと「非大和撫子(失礼)」の女の子が男子チームに混ざってプレーするパターンがほとんどだとか。

男子と一緒にプレーしていることによってレベルも上がるという利点もあるそうですから、どっちが正解なのかはわかりませんね。なでしこの別名は「常夏(とこなつ)」。夏の間ず~っと咲いている強い花だからだそうでして、むしろこちらのイメージがぴったりなのか。

MVPで得点王の澤選手。フルネームが「澤穂希(さわほまれ)」だそうです。いい名前ですねえ。日本酒の銘柄にしたいくらいです。ていうか、絶対どこかのメーカーが狙ってるに違いない。

(下写真:「横綱さわほまれ」と「ワンバック大関」)
おめでとございま~す

週末の食卓(40)

テーマ:週末の食卓
(その1)
毎朝、大通寺のお朝事(勤行)に通っている母ですが

母: 夏中さん(法要)の間は、朝5時からやで、どうしょうなあ。起きられへんかもしれんし。

私: 夏中ん時は、昼間の講座とかもあるんちゃうん?

母: ほうやぁ、あるんやぁ。

私: ほんなら、朝行くのやめて、昼間に参ったらええやん。

妻: そうですよ。わざわざ5時に起きなくても

母: ちょっと待ちない!まだ私の心が整わん。

(しばらくして)

母: ととのいましたぁ!


って、ねずっちか?




(その2)
瓶詰めの佃煮(しめじとかつお)を2つ持って来て

母: おい、これ10年以上前のやつなんやけどあかんやろか?

私: え~!10年前ぇ~?さすがにあかんやろ

母: あくか、あかんか、ちょっと見てみてよぉ

(フィルムをはがして、恐る恐るふたを開けると)

プシュ~~ッ!!!!

私: おう、やっぱ腐ったるんちゃうか

(と言いつつ、裏面の賞味期限を見ると)

私: あのぉ~、2012年10月って、まだ来てないんですけど...

母: なにぃ!平成12年とちゃうんかいな


なんなら、ロデ男さんにもろてもらいますけんど


瓶詰め肘

テーマ:よもやま話
え~、ぶっといですが足ではありません。

とりあえず私の右腕なんですが、その前に自分の右腕の写真を携帯で撮るのは結構難儀ですな。慣れない左手で焦点合わせたり、明るさはこんでええやろか、全部入りきるやろか、などと調整しておりますと、いらいらしてきます。

さて、2週間ほど前から、どうも右肘のあたりが痛い。肘を酷使するようなテニス、野球などのスポーツをしているわけでもなく全く心当たりがございません。激痛が走るわけでもなく、何もしなければどうってことないんですが、物をつかんで持ち上げたりすると筋肉がイテテテテってなことに。

とりあえず、湿布でも貼ってみるか、と写真のような感じで街を歩くと、「あれ!手ぇどうしゃったんですか?」なんて聞かれる。おかしいなあ、カメレオン湿布なのにわかっちゃったぁ?わかるわな。

昨日、ゆかた祭りで模擬店出したのですが、そこに居合わせた同じ商店街内のH整骨院さんに「右手の肘の周辺が痛いんやけど」と相談してみたら、いきなり手をつかんでひょいと曲げられたら「イテテテテ」。何すんの~!「油甚さん、こりゃテニス肘ですわ」

いろいろ話を聞くうちに、どうやらこりゃ胡麻油の瓶詰め作業によるものではないかという結論に至りました。「これ治してくれる?」「う~ん、すぐには治りませんよ。特に仕事柄使わないわけにはいかないとなると...」

確かに「テニス肘」で調べると「まず安静が第一」と必ず書いてある。だれか私の右腕になってくれ。

フル〇ッ〇

テーマ:曳山・歌舞伎
先日、フルハップの応募で大歌舞伎のチケットが当たったと書きましたが、一昨日大阪の松竹座へその公演を見に行ってまいりました。演目は「車引」と「伊勢音頭」の通し狂言。出演者は、いわゆる名字が片岡さんの総出演といった風情で、こうなると大向うは簡単。みんな「松嶋屋~!」でOK。

さて、タダで当たったチケットなんで文句は言えませんのやけど、席は2階席の一番後ろ。つまり「フルハップ 当たった席は フルバック」というわけです。この席、2等席で通常8,000円だと思うんですが、私らがいつも買うのは3階の4,000円の3等席。でも前の方だとここより見やすいかもしれません。

ま、それはともかく、歌舞伎の観劇者は圧倒的に女性が多いんですよね。ざっと見渡してみても男性は1割程度でしょうか。まあ、女性と言っても若い方はほとんどいらっしゃいません。そういう方たちは映画やコンサートに行かれるんでしょう。

で、私の席も前後左右を、孫がそこそこいらっしゃりそうなご婦人方に取り囲まれまして、「あ~来たかぁ~」と無言のため息が出てしまいます。着席した途端、扇子であおぎ始めよ~る。かぐわしき香の匂いでもなさそうですので、こちらもバッグから扇子を取り出し扇ぎ返します。

前にすわった白髪のおば(あ)ちゃんは、ビニール袋に数個入れてきた飴ちゃんを取り出して舐め始めました。観劇に飴ちゃんはつきもんやろ、と口の中でちゅぱっ、ちゅぱっと音さしよる。

幕が開いて芝居が始まり、花道から役者が出てきた気配。すると、斜め2列前くらいに座った恰幅のいいおばちゃん、さっと身を乗り出して半立ちに。おいおい見えんやろ~。さらに汗が止まらんらしく、しきりにタオルで首筋拭いてやんす。

芝居も半ばを過ぎていくと、今度は左側のおばちゃん二人が喧しい。オペラグラスとチラシを交互に見ながら、「あぁ、やっぱりあれは◯◯やわ~」と役者の名前を確認し合っている。しかも、内緒話ができないタチらしくて声がでかくて役者のセリフが聞こえん。思わず、扇子で前の席の背もたれをパチンと叩いた(けどこたえず)。

で、伊勢音頭という芝居のいよいよ見せ場に差し掛かったときに、こともあろうに今度は右側に座っていたおばちゃん2人連れがそそくさと席を立って帰って行った、一番ええとこやのに。あんたら、何見に来たんやいな?

そういう、私は何見に来たんやろな。「フルハップ フルバックから 古婆っか」
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