向きになる

テーマ:よもやま話
昨日のNHK大河ドラマ「江」。向井理演じる秀忠が、江に対して「そのようにムキになる性格は直した方がいいですよ」とか何とか言ってましたね。

まあ、ムキになってもらうのは結構ですけんど、大物が死ぬ直前にいつも会いに行くなよ!昨日が秀次、その前が千利休、明智光秀とも会ったな。「もうエエ加減にしてくれ!」とこっちがムキになってしまいますがな。

ところで、この「ムキ」とは何なんでしょうね?どんな字書くの?ぱっと思いつくのが「無気」。いや、気が無かったらムキにならんでしょ。

無機?いやそれも違う。無期、無季...と「無」のつく言葉をあさっても出てまいりません。それもそのはず、「ムキになる」の「ムキ」は「向き」と書くんやて~。そう向井君の「向き」。「向井気になる」→「向気になる」→「向きになる」となったわけでもなかろうし。

「何でも古来「向き向き」という言葉があって、万葉集にも出てくるそうですが「それぞれかってにいろいろな方向をむいていること。また、各自の好みによって異なること。思い思いであること」という意味だそうです。

ですから、「向き向きになる」が略されて「向きになる」となったという説がどうやら有力なようです。「向こう気が強い」という言い方をしますが、個人的には「向こう気・になる」が縮まって「向きになる」になったという方が納得がいくのですが...。

あんたもそんなに「ムキ」にならんでも

アーカイブ

最近の記事一覧

カレンダー

<<      2011/07      >>
26 27 28 29 30 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 1 2 3 4 5 6

ブログランキング

総合ランキング
2位 / 1569人中 keep
ジャンルランキング
2位 / 816人中 keep
日記/一般

フリースペース

HTMLページへのリンク

プロフィール

このブログの読者

お気に入りブログ

参加コミュニティ一覧