教育委員として

テーマ:まちづくり
恥ずかしながら新聞でも報道されました通り、このほど長浜市の「教育委員」を拝命することになりまして、昨日市役所で認証式、そして浅井支所で早速委員会がございました。とは言うものの、一体それがどういうものなのか、実態もよくわかっておりません。

従業員に「社長、教育委員しゃあるらしいですね」と言われまして、「ほうよ、社員教育もできんもんが、何が教育委員や!と思てるやろ」と返しましたら、「いやいやいや」と苦笑いしてる顔には「図星」と書かれておりました。

先立って、教育委員会事務局の方が委員会の案内やら教育委員さんの名簿やらを持ってお越しになり、いろいろとご説明を下さいました。最初に「要は教育長さんを中心としてお決めになった教育方針に、ああだこうだと意見具申したらええんですやろ?」とええかげんなことを言いましたら

「いえいえ、教育方針を決めるのは教育委員さんですよ」「えっ?」実際のところ、教育長や事務局提案に追認だけして、批判の対象になっているところもあるそうですが、長浜市はそんなお任せ状態にはないんだそうです。

そもそも、何で私みたいな教育の素人が?とも思うんですが、何でも「レイマンコントロール」という用語があるそうで、「レイマン(layman)」というのは辞書で引きますと「素人」と出てまいります。ほうほう、「教育は素人に任せなさい」ということですかいな?ほんな無茶な。

この場合のレイマンとは「単なる素人ではなく、一般的な学識、経験が豊かであり、人格が高潔な人であるが、必ずしも『教育や教育行政の』専門家ではないという意味で用いられているものです」と、手渡された「教育委員必携」というものに記されておりましたが、特に「人格が高潔」というのは引っかかります。もうブログ書けんやん。

いずれにせよ、長浜市でも教育とは関係のない委員さんが多数で、年齢・性別・職業等に著しい偏りがないように配慮されているとともに、小・中生の子どもを持つ保護者である者が含まれていなければならないそうで、名簿を見せていただきますと、私より年下の女性の委員さんもおられます。

もしかしたら「教育長」と「教育委員長」を同じものと勘違いされてる方もいらっしゃるのではないでしょうか、かつての私のように。「教育長」も5名の教育委員の一人ではありますが、こちらは事務方のトップで教育行政の専門家。「教育委員長」は合議制の委員会の議長のような存在と考えたらいいのでしょうか。

教育委員には守秘義務もございますので、何もかもとは行きませんが、このブログを通じて教育委員会の透明性を高めるとともに教育に対するさまざまなご意見を汲み上げていくことが自分の使命かな、と感じております。至りませぬが長浜市の教育発展のため全力を尽す覚悟でございますので、よろしくお願い申し上げます。

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