ダイスミンチ

テーマ:よもやま話
日清のカップヌードル。1971年の発売といいますから今年で丸40年ですね。出た当初は透明のプラスチックのフォークで食べるのが何となく格好良く、スキー場でのCMシーンなど高級感を醸し出しておりました。

ところで、このカップヌードルの中の肉なんですが、2年ほど前から「コロチャー」などというわけのわからない肉らしい肉に変わってしまいまして、個人的には極めて不満であります。
コロチャー
こんな風に感じるのは私だけかと思って「カップヌードルの肉」で検索しましたら、やっぱり同意見の人たくさんいらっしゃるようですね。昔の肉は「謎肉」とか「謎の肉」とか呼ばれているようですね。

確かに出た当初は「これが肉か?」と思わないこともなかったですし、「あれは石油から作られているから有害だ」とデマを飛ばすやつもおりました。石油から出来たビニールや繊維などがどんどん世に登場するようになった時代ですから、わけのわからない食べ物も原料は石油だと決めつけられたのかもしれません。
これが謎肉だ
何と言っても、あの謎肉の魅力は食感だと思うのです。かすかすしているのですが、中に味がしみているみたいな。カレー味なんか最後に底の方にたまったルーの中に謎肉を発見し、どろどろのじゃがいもと共に口に流し込むのが至上の楽しみでありました。

コロチャーはねえ、確かに肉という感じがするんです。食感も味も。ただし、まずいよ、これは。まずくてゴムみたいな肉を食わされてる感があって、カップヌードルの評価かなり下がりましたよ、これ。

いや、そんなことはない。私はコロチャー派だわ、という方もいらっしゃいましょう。

特にキムタクとかが宣伝したら、やっぱりそっちを支持しちゃうよね。

ちなみに、「謎肉」は豚肉と野菜などをミンチして混合した後にフリーズドライ加工したもので、正式名称は「ダイスミンチ」というんだそうです。何だか、用済みになったみたいで可愛そうな名前ですね。

そうそう、実はこの「ダイスミンチ」。もはやカップヌードルには入ってないけれども、「スープヌードル」の方にはまだ健在でして、もっぱら最近は「スープヌードル」でこの「憎らしくない肉」を楽しんでおります。
右がスープ

アーカイブ

最近の記事一覧

カレンダー

<<      2011/04      >>
27 28 29 30 31 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

ブログランキング

総合ランキング
2位 / 1569人中 keep
ジャンルランキング
2位 / 816人中 keep
日記/一般

フリースペース

HTMLページへのリンク

プロフィール

このブログの読者

お気に入りブログ

参加コミュニティ一覧