タルタルトリ
テーマ:よもやま話
2011/04/19 09:24
一昨年受診いたしました「ゼロ次検診」。幸いメタボリック症候群ではなかったのですが、口腔検査で「結構、歯石がたまってますねえ」と指摘をされました。考えてみると、虫歯になったことがないので、歯医者さんにお世話になったのは親不知を抜いた時だけ。前回歯石を取ったのはいつだったか?
てことで、去年の10月に重い腰をあげ、妻や子どもがお世話になっている歯医者さんに予約を入れました。まあ、一日や二日でちょちょいのちょいと終わるものと思いましたら、とんだ大間違い。
「虫歯になりにくいってことは歯周病になりやすいということなんですよね」と言われまして、まず歯周病チェック。例の先が尖ってフック船長の義手みたいになっている道具(スケーラー)で、チクチクと歯茎を刺しながら綿密に検査。さらに口の中をあらゆる角度からⅩ線撮影。まさに病人になった気分です。
そうそう、最近でこそ「歯周病」などという上品な名前で呼ばれますが、昔はよく聞きましたね「歯槽膿漏(しそうのうろう)」。この用語、音の響きもいやですが漢字もこの上ない嫌悪感を覚えます。何か人格を全否定されてしまいそうな病名でした。
1回目は検査だけで終わり幸い歯周病は軽度と判定され、2回目からいよいよ歯石取り。これがなかなか一筋縄では参りませんで、どうやら私の歯石は随分硬いらしいのです。横になって、ずっと口をあけたままで、ゴリゴリやられて、時々口をゆすいではまた再開。
この日はざっと全体的に歯石を除去していただいたわけですが、まあ歯がスースーすること。歯石ではなく歯まで削ったんちゃうんかいなと思えますな。この後、2~3週間おきに通いまして、都合10回。ようやく昨日、「では次は2ヵ月後に」。なかなか歯のケアも大変ですな。
ところで、プラーク(歯垢)というのはよく聞くのですが、歯石は英語で何て言うんやろと思って調べましたら「tartar」だそうです。正式には「ターター」と発音するようですが、「タルタルソース」の「タルタル」も確か「tartar」でしたね。
歯石ソースでは食欲出んやろと思いましたら、ご安心下さい、語源は別のようであります。もっともワインの醸造樽の底にたまる酒石とは同じ語源(樽にたまるからタルタルか?)。さらに、異常なほど用心深く不愉快な女性をも「tartar」というそうであります。過ぎタルは及ばざるが如し。
てことで、去年の10月に重い腰をあげ、妻や子どもがお世話になっている歯医者さんに予約を入れました。まあ、一日や二日でちょちょいのちょいと終わるものと思いましたら、とんだ大間違い。
「虫歯になりにくいってことは歯周病になりやすいということなんですよね」と言われまして、まず歯周病チェック。例の先が尖ってフック船長の義手みたいになっている道具(スケーラー)で、チクチクと歯茎を刺しながら綿密に検査。さらに口の中をあらゆる角度からⅩ線撮影。まさに病人になった気分です。
そうそう、最近でこそ「歯周病」などという上品な名前で呼ばれますが、昔はよく聞きましたね「歯槽膿漏(しそうのうろう)」。この用語、音の響きもいやですが漢字もこの上ない嫌悪感を覚えます。何か人格を全否定されてしまいそうな病名でした。
1回目は検査だけで終わり幸い歯周病は軽度と判定され、2回目からいよいよ歯石取り。これがなかなか一筋縄では参りませんで、どうやら私の歯石は随分硬いらしいのです。横になって、ずっと口をあけたままで、ゴリゴリやられて、時々口をゆすいではまた再開。
この日はざっと全体的に歯石を除去していただいたわけですが、まあ歯がスースーすること。歯石ではなく歯まで削ったんちゃうんかいなと思えますな。この後、2~3週間おきに通いまして、都合10回。ようやく昨日、「では次は2ヵ月後に」。なかなか歯のケアも大変ですな。
ところで、プラーク(歯垢)というのはよく聞くのですが、歯石は英語で何て言うんやろと思って調べましたら「tartar」だそうです。正式には「ターター」と発音するようですが、「タルタルソース」の「タルタル」も確か「tartar」でしたね。
歯石ソースでは食欲出んやろと思いましたら、ご安心下さい、語源は別のようであります。もっともワインの醸造樽の底にたまる酒石とは同じ語源(樽にたまるからタルタルか?)。さらに、異常なほど用心深く不愉快な女性をも「tartar」というそうであります。過ぎタルは及ばざるが如し。