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美山の子守唄

テーマ:よもやま話
昨日のブログに書きました、「こと京都」からのお客さま。たくさんのお買い物をして行って下さった上に、お土産まで下さいました。

10個入りの卵3パック。「この卵、京都伊勢丹のお取り寄せの人気No.1なんです!」とのことでしたが、まあ卵は卵なんで「そうですか、それは恐れ入ります」と軽い気持ちで頂戴いたしました。

「生で食べて下さいね」ということでしたので、早速翌朝卵ごはんでいただきます。少し小振りですが、黄身が赤みがかっていてプリっとしております。まさに「きみこいし」。考えてみると、卵ごはんって最近食べてないなぁ~、と思いながら美味しくいただきました。

「美山の子守唄」という商品名がついておりましたので、ちょっと検索して調べてみましたら、この卵 有精卵なんだとか。ところで有精卵って何?

有精卵とは、「雌鶏と雄鶏が交尾して受精した卵で温めるとヒヨコがかえります」とあるではないですか。え、まじですか。そんなこと聞くと、お腹の中でピヨピヨ動いてそうな気がしてくるじゃあないですか。

さらに値段を見てびっくり。1個何と110円!そりゃ、美味いはずだわさ。もちろん、それだけ手間隙かけたこだわり商品なんでしょうね。何か、あっさりと頂いちゃ悪いような高価なお土産だったのね。

この商品がデパートのお取り寄せNo.1となるわけですから、世の中安けりゃいいってもんじゃないですね。そう言えば、うちの店頭の胡麻油見て、「えっ!500円、安っいなぁ。安過ぎて気持ち悪いなぁ」と通りすぎていくお客さまがたまにいらっしゃいます。

いずれにせよ、貴重な品を頂戴しましてありがとうございました。こと京都さん、今後ともよろしくお願い申しあげます。

カッパ指南

テーマ:油甚本店
先日、京都の女性の方から突然電話を頂戴いたしました。「この間、お友達からお宅の胡麻油をお土産に頂いたんです」と。こう言われたら、普通次に何を期待します?

「美味しかったので、また送って下さることできますか?」と、こう来るパターンが普通でして、ありがたいことにその類のご注文は何度となく頂戴しております。

ところが、続けて「胡麻油のボトル今も目の前に置いてあります。美味しいに違いないのでしょうが、金の帯をほどけずにおります」と。えっ、まだ食べてないんかい!

なんでも、瓶入の胡麻油のキャップに「惚れて」下さったそうで、「どうやったらこんな風にキャップを被せられるのか教えていただけないか」というお願いの電話だったのです。

てことで、一昨日11/22にこの方、彼女に胡麻油を買って帰られたご友人と二人でお越しになりました。「こと京都」という農業生産法人でねぎ油の製品化を任されているそうで、自社製品のラッピングの参考にしたいと。

持参されたねぎ油の瓶は化粧瓶風で、ある意味当社のより洗練されているように見え、「キャップはむしろいらないんじゃないんですか?」と言いますと、「いや社長の意向で」。

ま、とにかく、キャッピングの実演をして欲しい、ということでカメラの準備とかされるのですが、こういうのってゆっくりやるとかえってうまくできませんね。普段は意識せずに一連の流れの中で行なう作業をぶつ切りにするわけですから。

ゆうこりんさんやままさんも同じような作業をされており、我々3人「カッパ3兄妹」と自称しているのですが、これってなかなか誰にでもできるものではないらしく、うちの店でももっぱら私の専属作業となっております。

「ねぎ油の製品化が完成しましたらお送りします」とのことでした。私の実演が参考になったかどうかわかりませんが、見た目も味も最高の「九条ねぎ油」が届くことを心待ちにしております。できたら、うちで売らせてもらおかしら。

週末の食卓(67)

テーマ:週末の食卓
(その1)
風呂上りに母が膝をさすっているので

妻: どうなさったんですか?痛いんですか?

母: ほやなぁ、どこもかしこも痛うなる

妻: 大丈夫ですかぁ?

母: 私はスクワットもせんでな

私: ?????

母: でんぐり返りもできんし


どうやら、森光子さんの追悼番組を見ていたらしい



(その2)
森光子さんの追悼番組といえば

母: 森光子て私と同い年やったらしいな

妻: 違いますよ。新聞に92歳って書いてましたよぉ

母: いや、テレビで大正12年生まれて言わったし、画面にも出たもん

私: ちゃうちゃう、大正9年や

母: ほうかいな、ほんなら間違えやったんやな、テレビが!


普段から、目も見えん、耳も聞こえんて言うてるくせに



遅ればせながら、森光子さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。なお、母はおかげさまで本日89歳の誕生日を迎えました。森光子さんと同い年になるまで頑張れ!

トンチン保険

テーマ:保険・金融
昔、永六輔さんだったか誰だったか忘れましたけど、「友人たちと毎年いくらかずつお金を積み立てて、最後に生き残った奴が全額総取りする」ようなことをやっている、ってのを本で読んだ記憶があります。

11/20の日経新聞のコラム「大機小機」のテーマは「長生きへの処方箋」。「50歳を過ぎると老後の生活設計を真面目に考えるようになる。」という書き出しで始まったこのコラムを読んで冒頭の話を思い出しました。

50歳すぎの男性の平均余命はざっと30年なんだけれども、皆がみんな30年生きるわけでなく、生涯60年のケースもあれば、100歳まで生きる場合もある。従って長生きに対応できるように個人の資産を増やしていくことが必要となる、というんですね。

早く死んだ時の備えのために生命保険に入る人は多いですが、長生きに備える人は少ない。老後の不安があると高齢者は持っていてもお金を使えない。で、景気は良くならない。

そこでコラムの筆者が提唱するのが「長生きするほど得する保険」。100万円の一括払い、30年満期で中途解約禁止、満期に生存している人だけで保険料元本と運用益を山分けするといった保険商品で、これって「トンチン保険」って名前がついてるそうですが、原型を考案したのがイタリア人のトンチンさんだったからだそうです。

馬鹿にするなかれ。100万円の保険料を年率2.5%で運用すると30年で約2倍となり、さらに元本と運用益を生存者だけが受け取るので、満期保険金はさらに2倍。50歳で100万円のトンチン保険を買い、80歳の満期まで生きれば何と400万円が受け取れる。

これで老後も安心と消費を盛んにして景気も良くなるという按配。トンチン保険は「亡くなる人が多いほど生存者が得をする反道徳商品」との批判もあり、日本では売られていないが、少子高齢化社会において、若い世代に頼るのではなく、相互扶助制度として評価できるはずだ、と筆者はいう。

どこぞの国では、最後に残った二人が殺し合いをしたという話もあるトンチン保険。50過ぎのコブロガーでやってみます?誰や、総取りしそうなのは?

持続可能

テーマ:まちづくり
昨日は、滋賀県都市教育委員会連絡協議会の研修会で栗東へ。先日、神戸へ県外研修に行ったと思ったら、今度は県内研修。何か、「とりあえずスケジュールこなしてますぅ」的な感じが否めませんが...。

栗東なんて来る機会は滅多に無いんですが、完全に京阪神のベッドタウン化しておりまして、マンションが林立。駅の2階からデッキがずっ~とアルプラザや周辺施設まで伸びておりますが、平日の昼間はほとんど人が居ないんでしょうか?

研修場所は、栗東芸術文化会館「さきら」。ホールが大(約800席)、中(約400席)、小(約200席)と3つある立派な施設で、玄関広場がやたら広い。駐車場にもなるのかと思ったら、ちゃんと立体駐車場も備わっております。しかし、何で「さきら」っていう名前なんでしょうね?調べてもどこにも出てません。

講師は名古屋大の特任准教授杉山範子先生。えらい別嬪さんやなと思いましたら、元ウェザーキャスターだそうです。演題は「持続可能な開発のための教育(ESD)」を考える。持続可能な発展のためには人づくりが不可欠ということなんでしょうね。

環境に対して効率を求めると、盲点が生じるというお話がありました。まず、燃費の良い車に乗ると遠くまで出かけてガソリンの消費が増えたり、効率の良いエアコンに替えると長く強く冷房するといった「リバウンド効果」

そして、自動車やパソコンの環境効率は大幅に改善したものの、台数の伸びでトータルの資源消費量は減らないという「量的効果のジレンマ」。さらには、「電気で熱をつくる機器」の種類・量が増え、その電気を作るための一次エネルギ-の消費が増加する「成長効果」

IHクッキングヒーターなんていうのは、電気で思いっきり熱をつくってるわけで極めてイカンなことだそうです。いわゆるコージェネなどと呼ばれる熱併給発電を進めていかなければならない、という趣旨のお話しであったと思います。

講演が終わって家に帰りますと、関西テレビのニュースアンカーで、消防法の改正で古い地下タンクの埋まっているガソリンスタンドが営業継続困難となり、地方ではスタンドが消える地域も出てきて死活問題になりつつある、という報道特集が。

そうそう、持続可能(英語でサステイナブル)、持続可能っていうけれど、そういう社会を目指す過程かなんか知らんけど、既存のシステムの崩壊で生活が持続不可能になっちまうこともあるってことを忘れないでほしいものである。
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