オール電化の味

テーマ:まちづくり
昨日は、教育委員会の園訪問で、にしあざい認定こども園とよご認定子ども園を訪問してまいりました。にしあざいの方は旧来の「きらら園」という名称が愛称として使われておりましたが、行政的に「地名+認定こども園」なる無粋な名称を使用し続けるのはどうなんでしょう?という指摘をさせていただきました。

さて、二園訪問後に木之本町黒田にある「木之本町・余呉町学校給食センター」へ赴きまして、給食の試食をさせていただきました。もちろん、実費の210円をお支払いして。

ここは平成13年に木之本町と余呉町の共同出資で作られた「オール電化」の学校給食施設。原発事故後、ちょっと風向きが変わって参りましたが、「環境にやさしい施設」であり、燃焼がないので室温・湿度管理が容易、水蒸気発生、油の飛散がないのでドライキッチンが可能というのが売り。

あ、写真撮り忘れましたが、昨日のメニューは大根、竹輪、鶏肉の味噌煮、さわらの照り焼き、野菜サラダ、それにごはんと牛乳。「木之本のセンターの給食は美味しいと評判なんです」というお言葉の通り、大根も甘くて味加減も良く、何といってもごはんが新米。家で食べる古米よりはるかにうまいやん。これで210円は安いでしょう。

地産地消ということで、地元の野菜も利用されているようですが、ブロッコリーや葉物野菜を使用する日に合わせて適切に栽培していただくのがなかなか難しいとのことでした。

食用油はローリーで運ばれて来てタンクで管理されるようですが、使用量の調節や揚げ物の種類にも苦心されるようです。油屋らしく「何油をお使いですか?」と伺いますと「菜種油(キャノーラ油)」とのことでした。元々は大豆白絞油を使用されていたそうですが、大豆アレルギーを考慮してとのこと。

そうそう、冒頭当施設の紹介ビデオを見せていただいたのですが、これってどう見てもオール電化の利点をことさらに強調した関西電力の宣伝臭たっぷり。登場者の会話も台本棒読みっぽい。
パンフレットもこの通り
丹生ダムや金居原発電所計画の関係で、結構お金が流れてたんでしょうねぇ、と下衆の勘繰り...。



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