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足元を見つめて

テーマ:まちづくり
教育委員会による園訪問の季節がやって参りましたが、今年度から従来の幼稚園、認定子ども園に加えて保育園も教育委員会の管轄になりました。すべての園を回ることは不可能ですので、昨年訪問したところを除いて、自分のスケジュールと相談しながら訪問園を選択いたします。

で、昨日まずその皮切りとして大谷保育園へ。はい、自宅から徒歩3分ほどの距離でして、しかも二人の子どもたちが3年ずつお世話になり、私自身保護者会長も務めさせていただいた思い出深い保育園でございます。残念ながら26年度で閉園が決まってしまったようですが...。

私たちが訪問した時間帯は、各クラスともチャレンジタイムと称するリズムあそびが行われておりました。今年から保育園でも柳沢運動プログラムが取り入れられており、中でも園児たちがブリッジやドーナツと呼ばれる柔軟体操をいとも簡単にやり遂げるのに驚愕いたしました。

指導する先生の体は硬くて全然曲がらないのに、教わっている子どもたちはまるで軟体動物のように。私の子どもたちがお世話になっている頃は、こんなプログラムは無く、あぁ、これをやっておけば彼らの体ももうちょっと柔らかかったろうにと...。

教育長は常日頃から長たるもののリーダーシップの重要性を説かれているのですが、昨日は「若い人(先生)にはあれもこれもと多くを期待してはいけない」と。最低限の達成目標を明確に示し、それ以外のことは自分(園長)が責任を持つからというように。虻蜂取らず、ということでしょうか。これは企業経営にもつながることです。

それから、「履き物がきれいに揃えられていたことに感心した」と。履き物を揃えることは足元を見ることであり、それは自分自身を見つめることであると。つまり、履き物を揃えられる子は「自分自身を見つめる」ことができる子なのだということです。

実は私いつも妻に叱られています。「もぉ~っ!いつも脱ぎっぱなしなんだからぁ~!」。遅ればせながら足元を見つめて参りたく存じます。

チップスとフレンチ

テーマ:よもやま話
少し前に、じゃこちんさんが、現在英国に留学中の息子さんが当地の「フィッシュ&チップス」にハマっておられるということを書いておられました。
これがそれ
でね、上の天ぷらみたいなやつが「フィッシュ」だろうことはわかるんですが、下のは「チップス」じゃなくって「フライドポテト」やろが、と思って突っ込んだわけですが、じゃこちんたら「ほんまや、調べてくれ」と。

そしたらば、何と英国では「フライドポテト」のことを「チップス」という、と書かれているではありませんか。しからば、これは何なのか?

という疑問が大いに生じまして、調べますとこういうペラペラのやつは「クリスプス」と称するんだそうです。さくさくした状態のやつを「クリスピー」なんていいますが、あの系統ですな。

ところで、フライドポテトってのは米国では「フレンチフライ」と呼ばれますが、フランスと何か関係ありそうですよね。「じゃがいも博物館」というサイトに「この時のフレンチは、元来さやいんげんをフランス風に切ることをさし、その形に似せた拍子木形揚げポテトをフレンチフライと呼んだそうです。」と書いてある。

一方「こちら」のサイトには、フレンチフライとフランスは何の関係もなく、米国では拍子木のことをフレンチというと。私も同じことをどこかで聞いた覚えがあります。

そこには、今ではもっぱら「ディープキス」のことを指す「フレンチキス」とは、正しくは拍子木をチョンチョンとするような軽いキスのことだとも書かれておりました。なるほど、これは納得。ようし、今度夜回りに行く時に「ちょっとフレンチキスに行ってくる」と言って出掛けるか。

太陽の党

テーマ:政治
本日旗揚げが予定されている石原新党。党名は「太陽の党」が有力候補となっているそうです。もちろん石原慎太郎さんの命名なのでしょうが、言われてみるとなるほどと納得。

まず、新党の母体は「たちあがれ日本」で、この名前の名付け親も石原さんなのですが、英語名は「Stand up Japan Party」なんかじゃなくて、「The Sunrise Party of Japan」。「太陽の党」になっても、この英語名は変えないんじゃないでしょうか。

そして、作家としての石原慎太郎さんの代表作は言わずと知れた「太陽の季節」。太陽の党は「石原の党」であることを十分にアピールすることができる。それに太陽は「日の丸」であり、彼らの政治信条を象徴してもいる。

耳で「たいようのとう」と聞いて、パッと思い浮かぶのは大阪万博のシンボルである「太陽の塔」。日本が一番元気だった時代を思い出させ、その活力を取り戻そうという決意も感じられる。

唯一難点は、平成8年に新進党を離党した羽田孜氏らによって結成された「太陽党」を想起させることか。わずか1年ほどで他党と合流し、早々の日没。英語名は「Sun Party」だったそうですが、これじゃ全く意味不明ですね。

この時は別に「人間党」というのが有力候補に上がっていたらしいけど、政見放送や新聞上で「元・人間」「新・人間」と書かれるぞ、という笑い話にも似た意見が出て取りやめになったとか(wikipediaより)。

党名というのも簡単そうでなかなか難しいですね。ま、いずれにしても解散総選挙は「近いうち」にありそうですが、第3極の結集も国民の投票行動も「石(石原)橋(橋下)をたたいて渡(渡辺)る」ようにお願いしたいものです。

プロレスを見習え

テーマ:スポーツ
先日湖北図書館で借りて読んだ「1976年のアントニオ猪木」。この年にプロレスラーの猪木が、モハメッド・アリ戦をはじめとする、いわゆる異種格闘技のリアルファイト(真剣勝負)を数試合繰り広げたことが綴られておりました。

ま、プロレスに興味などお持ちでない方がほとんどだと思うのですが、私は子どもの頃、いや結構いい年になるまで割と夢中になっておりまして、「プロレスは最高の格闘技である」というアントニオ猪木の言葉を半ば信じておりました。

しかし、この本には上記のリアルファイトこそ例外で、プロレスが完全なショー、つまり勝ち負けも展開も決まっている作り話であることが見事に暴露されておりまして、「プロレスにおいては、ただ強いのではなく観客を喜ばせるレスラーが凄い」のであり、相手を実力以上に見せる技術を持っていた猪木はその最高峰であったと。

さて、話変わりまして、大リーグミネソタ・ツインズを首になった西岡選手が、阪神などの国内チームと交渉を始めたという報道がなされておりましたが、先日のドラフトでは日本のプロ野球をすっ飛ばしていきなり大リーグに挑戦したいという花巻東高の大谷投手が話題にもなりました。

事程左様に日本の野球選手のやたら大リーグ志向が強まってきているわけですが、先の西岡選手をはじめ、ほとんどが期待はずれに終わっているというのが実情。実際、現在日本と同様の活躍ができているのは、ダルビッシュ、黒田、イチロー、あと青木?くらいのもので、後は試合にすら出られない選手のほうが多いじゃないですか。

自分の力を試したい、今さら日本に戻れない、という気持ちはわからないでもないですが、試合に出て観客を楽しませてこそのプロでしょうが。大リーグをやめて帰って来た新庄選手がどれだけ日本ハムのチームを華やかにし、イメージアップに貢献したかを見れば、マイナーに落ちてまで大リーグに拘る愚かさが理解できません。

ショーであるプロレスとプロ野球を同一線上で語ることはできないかもしれませんが、「観客を喜ばせる」ことができる選手が凄いことにおいては同じでしょう。西岡だけでなく、松井、福留、川崎、松坂等は、一刻もはやく猪木にビンタを食らわしてもらい目を覚まして欲しいものです。

客配便

テーマ:よもやま話
昨日の夕方6時前、日もすっかり落ち往来もほとんどないので、店の鎧戸を半分閉めた状態で、中で瓶詰め作業に勤しんでおりましたら、開いてる方の表の戸がガラガラ開いて、「あれ、もうやってないんですか?」というお客さんの声。

見ると、サイクリング装束の二人の若者。「いや、まだやってますよ」と応えますと、戸と胡麻油の入った籠との間を窮屈そうに店内に入って来ました。店の中の品物を色々と眺めている間、作業を続けていたのですが、そのうちに「え~っと、これは今晩の酒のアテになりそうやな」という声が。

振り向くと、きらず揚げを見ているので、「どうぞどうぞ」と試食をしてもらう。塩味とカレー味。「つまみにはこっちやな」と塩味を選ぶ青年。

「お泊りですか?」と尋ねると、「はい、昨日泊まりました。今日はこれから木之本まで走ってまた泊まります」。「へぇ~、木之本ってどこ泊まるの?」「え~っと、長治庵です」

「え!長治あ~ん?」「はい」「あそこの女将さんによろしく伝えといて。知り合いなんや」「あ、わかりました」「おかめちゃんて言うんや」「あ、そうそう、何かブログで見ましたわ」

「そうか、ほんなら、おかめちゃんにお土産持ってってくれるか。油屋さんからですって渡してくれる?」と、きらず揚げをもう一つ袋に入れて青年に渡します。「あ、わかりました。しっかり届けます」「おおきに、ほんなら、これ280円のところ250円にしとくわ」

おかめちゃんへのお土産の宅配料、30円はちと安いか。夜道を自転車で杉野まで。彼らは無事着いたでしょうか?そして、ちゃんとおかめちゃんにきらず揚げは渡ったでしょうか?しかし、お客さんに荷物を託す「客配便」は初体験ですな。


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