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週末の食卓(22)

テーマ:週末の食卓
今回は食卓というより、座敷兼居間兼仕事場にて...


(その1)
仏壇の前に供えてあるフルーツの箱を指差して

母: ほれなぁ、〇〇さんがくれやったんや、みかんみたいなやつ。

私: みかんみたいなやつぅ?

母: ほれ、あの~、カン

私: キンカン?

母: でなしに~、ほれ~、ポン

私: ポンカン?

母: や、ない、あの~ほれ、ポコペン!


結論、デコポン。



(その2)
TVをつけっ放しでうたたねしている母
その部屋に入って、パソコン開いてコブログ眺めていた時

ふと目覚めてTVを見て

母: おまん、手芸の番組なんか見て毛糸でも編むんかいな?

私: は~ん?TVなんか見てへんもん

母: ........

(ふっと気がついて)

母: ああ、ほやほや。私が見てたんやがな、この番組


気がつけば半分弱

テーマ:石油
祭が終わって数日後に石油組合の長浜支部の総会があったんですがね、やけに人数が少ないんですよ、出席者の。7人です。1名は急用で欠席だったんですが、フルメンバーでもたったの8人。

組合の支部は市町合併後もかつての組織を踏襲しておりますので、長浜支部というのは、びわ、浅井地区も含まないかつての旧長浜市エリアの業者だけなのですが、私がこちらに帰って参りました平成4年には、実に20社くらいがガソリンスタンドを運営しておりました。

この時に存在したガソリンスタンドの数を思い出して数え上げてみましたら、28ありました。数え漏れもあるかもしれないんで、まあざっと30くらいだったと思います。

平成7,8年ごろから市外業者の参入や既存業者の新設で、さらにスタンドの数が増えた時期もありましたが、その後安売り競争の激化で、既存業者はどんどん疲弊して行き、ガソリンスタンドの閉鎖と廃業が後を絶ちません。

当社も細々と生き長らえているものの、平方の長浜高校前のスタンドを10年ほど前に閉じました。他地域からの参入者は別として、元々長浜地区に居た業者で勢力を拡大しているのはM商事さんくらいで、地元の中小業者は本当に青息吐息です。

この結果、現在では運営業者数は20から11へと、スタンドの数は28から18へと
半分弱になってしまいました。
以前は毎月例会を開催し侃侃諤諤やり合っていたのですが、昨今は総会と新年会の2回だけになり、「大変やな~、どうなってまうんやろね~」と傷を嘗めあうだけの集まりとなってしまいました。

今、私がおつきあいしている同業者のメンバーは皆さん紳士の方ばかりですが、その先代になると、創業者にありがちな個性的な面々がずらりとお揃いで、酒量も中途半端ではなかったようです。

そして、「お前の店は他より1円安く売ってけしからん!」とそれこそ、つかみ合いの喧嘩になったり、盃が空中を飛び交うことも茶飯事だったようです。私の父は、こうした雰囲気が嫌いだったので、石油組合のことは義弟である番頭に全部任せていたようです。

現在でこそ、多くの店が価格看板を上げておりますが、当時は看板も全く上がっておりませんでした。他所の値段、それも1,2円の価格差で大喧嘩ができる時代だったのですね。まあ、業界に元気がないと、喧嘩をする力も湧いてこないことは確かですけどね。

ファイト!

写girl

テーマ:曳山・歌舞伎
昨日、曳山博物館のH学芸員さんが、当店にお越しになりまして、「市役所にこんなものが届いたんですが」とお渡しくださった茶封筒。長浜市観光振興課長宛になっております。

中から囃子の笛を吹く女性を撮ったA4版程度の大きな写真を取り出したH学芸員さん、「この女性に渡してくれないかと送って来たのですが...」。「だれだかわかりますか?」という問いを聞くまでもなく私、「あっ!うちの娘ですわ」
写真の一部分
中に達筆でご丁寧な手紙も入っておりました。失礼を顧みず、ここに全文を記させていただきたいと思います。


『前略、御免下さい。

先日、長浜曳山まつり、子ども歌舞伎を観に行きました。私は74歳になりますが初めての参加でした。美しい表現と躍動する音楽に心打たれると共に癒されました。

当日、双蝶々曲輪日記八幡の里引窓の場、翁山(伊部町組)の舞台のとき、一生懸命に笛を吹いているお嬢さんに出逢いました。すばらしい音色に聞き惚れていました。お願いをして、記念写真を一枚撮影。雰囲気のよい出来上りのものになりました。

お嬢さんの名前も存じませんので、ちょっと迷いましたが、ご本人に届けることにしました。誠に恐れ入りますが、この写真を本人に渡して戴けないでしょうか。よろしくお願い致します。とてもよかったとお伝え下さい。

これからも益々、笛の演奏を精進されることをお祈りしつつ..。

                             一観客より』


うちの娘は幼い時からの祭り好き。女に生まれてきたことを心底悔しがり、4つ下の弟に向かって「お前のをちょん切ってよこせ」とよく毒づいていたものです。

現在、大学4年生になりましたが、3年前の出番にも帰ってきましたし、今年も4月10日に帰省して祭りを堪能して17日に帰って行きました。この間、裸参りの迎え囃子、起し太鼓、本日の囃子の応援と笛を持って走り回っておりましたので、その懸命な一瞬を大阪からお見えの上記の老紳士がカメラに収めて下さったのでしょう。

わが娘ながら、とてもいい表情をしております。授業のことも就活のことも忘れられたひと時だったのでしょうね。この老紳士には翁山のパンフレットを同封し、礼状をお送りいたしました。

本当にありがとうございました。

六度法

テーマ:よもやま話
以前「書」の話をしたことがありましたが、パソコン全盛の時代ということで、最近は手書き文字が逆に見直されるようになってきたことも事実のようです。

そう言えば、「もらって嬉しい年賀状」などのアンケートでは、決まって「自筆で」宛名やコメント書きがなされているものが上位に来ますもんね。私も年賀状は、表は筆ペンで裏のコメントはボールペンでできるだけ書くようにしております。

さて、横書きのペン字が上手に見える方法として「六度法」というのがあります。先日、日経プラス1に書かれていたのを見た時、以前にテレビで紹介されていたのを思い出しました。

まあ、私がここでくだくだ解説するよりも、専門のサイトを見ていただければわかるんですが、折角ですんで「六度法の要点」を簡単に申し上げましょう。

1.右上がりに6度に書く
これは、横線を右上がりに6度に書くと最もバランスが良く見えるということなのですが、「川」の字のように横線が無い場合も、書き始めのスタート点を6度ずつ右に上げていき、漢字の偏と旁も右上がり6度に配置いたします。


2.右下に重心を置く
漢字の右下に来る縦線を左側の縦線よりも少しだけ長めに引っ張ると、文字全体のバランスが右上だけでなく右下にも広がりを見せ、より見栄えがするというわけです。同様に「火」や「天」のように「はらい」で終わる漢字も右払いを少しだけ右下に引っ張ります。

3.等間隔に書く
「川」や「市」などのように縦や横に平行する線がある漢字は、その間隔を等しく書くことで縦横のバランスが整います。また、「目」「田」「典」などのように、縦や横の線によって分割された部分が含まれる漢字は、これを等分割することで文字のバランスを保つことができます。

と、わずか3つのことを実行するだけで、驚くほど字が上手に見えるというわけです。

それにしても、6度という角度が美しく見えるというのは、人間の顔にも応用できるのではないでしょうか?眉毛も右上がりに6度に書く、という「六度化粧法」なんていうのも生まれるかもしれませんね。(おしろいを六度塗りたくるのはやめてくださいね)


保険を買う

テーマ:保険・金融
生命保険、自動車保険、火災保険、傷害保険、賠償責任保険等々、皆さん、色々な保険に加入なさっておられると思います。

ところで、保険は掛けるもの?入るもの?買うもの?一体何だと思われますか?そんなこと急に聞かれても...ですよね。まあ、最も無難な表現は「保険に入る」ですかね。最も穏当な感じでしょうか。何となく入っても損はしないぞ、そんなイメージがあります。一生涯保障される終身生命保険などは、受取人は自分ではないけれど確実に死ぬわけですから、そういう意味では取りっぱぐれはない、そんなところでしょうか。

一方、「掛け捨て」なんていう言葉がありますね。この言葉に日本人のリスクや保険に対するイメージが象徴されているように思います。「保険に入っていても期間中に事故がなければ、掛けていたお金は無駄になる」といわんばかりの言葉です。

日本人が好むのは、養老保険など積立(貯金)要素がセットになった保険です。これは特にかつての高金利の時代においては、利息>保険料となりますから、あたかも只で保険に加入できるイメージがありました。従って保険の理屈は同じでも、この場合は「掛け捨て」とは感じないわけです。

最近はゼロ金利の時代ですから、このカラクリで消費者をだますのは非常に困難になって参りました。しかし、今こそ保険の本当の意味を確認する良い機会かもしれません。保険とは「安心を買う」ことなのではないでしょうか?事故や火災に遭ったときの損害は莫大になります。それらが起きなければ払った保険料が無駄になるのではなく、起きた時にも何とかなるという「安心感」にお金を払うのです。

英語では保険に加入することを「buy insurance」といいます。最初聞いた時、違和感を感じたのですが、彼らには「起こる可能性に対する危険に対する損害や不安を最小限にするために」保険を「買う」という意識があるのです。従って積立保険もなければ、掛け捨て保険もないわけです。

日本人は保険に加入していながら、その一方で「何かが起きた時のために」と言って過大な預貯金を持っていると言われています。では保険は一体何なのか?そうです知人や親戚から「頼まれたから何となく入るもの」だったのです、多分。保険こそが「何かが起きた時のためにある」のです。保険を正しく認識して、保険を買いましょう。

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