芸は一番、パンフは何番
テーマ:曳山・歌舞伎
2010/04/11 09:03
2年前にも同じような内容で書いた気がしますが、とにかく祭は自町での積立金と行政からの補助金だけでは賄いきれませんので、各町ともパンフレットを発行して、さまざまな企業から広告料として協賛金を集め、発刊費との差額を祭の運営費に回します。
ということで、各町のパンフレットが出揃いましたので、順に紹介いたしましょう。そうですね、紹介順は私が予想する今回のくじ順でいきましょうか。
まずは、「時平の七笑」を演じる呉服町常磐山さん、こちらを一番山として予想いたしました。このお芝居、大歌舞伎でも最初に演じられることが多く、内容的にも最も一番にふさわしいと思われます。パンフレットは黒地で、表は歌舞伎の隈取、裏は同町の見送り幕がデザインされております。
前半が記事、後半はすべて広告と完全に分かれております。常磐山さん、以前はいろいろと引用記事をふんだんに掲載されていたのですが、今回はオーソドックス。振付さんご自身が1ページにわたって見所を書いておられるのと、4町のうち唯一新市長のご挨拶文が掲載されているのが特徴です。
さて、二番山はと...。「忠七」の神戸町孔雀山さんにいたしましょうか。ここのパンフレットの特徴は、まず他の3町がB5サイズであるのに対し、唯一A4サイズであること。おそらく全町の中で最も早くA4サイズにされたのではないでしょうか。そして、表紙の錦絵。これもずっと伝統的にこのパターンを踏襲されております。
さらに同町は、ねむりはかせというプロ級、いやプロ以上のデザイナーがいらっしゃいますので、けろっぴさん等の協力を得ながら、構成も外部業者に頼らずすべて自力で行なっておられます(最終印刷のみ外注)。従って経費がかからない分、広告数も少なくページ数も他町の半分程度です。今回は昨年亡くなられた、前回までの振付師である市川松尾師への追悼文が掲載されておりました。
次に三番山ですが、私自身は多分自分のところが3番だろうと思っているのですが、まあ諸事情から「男の花道」の瀬田町萬歳楼さんにしておきましょう。こちらも黒地でございまして、表には3年前に八幡宮に12基が勢揃いした時の写真が掲載されております。
中を見て見ますと、お~~っ!カラー写真が満載でございます。とってもお金がかかっているような気がいたします。それと台本が掲載されておりますので、どういうように芝居が展開されていくのかがよくわかります。観劇の一助にもなるかもしれませんね。
え~、最後四番山が「引窓」を演じますわが伊部町翁山でございます。ご覧の通り、うちも黒でございます。引窓の浄瑠璃の中に「く~~、ら~~、あ~ぁ、あっ、あっ、あっ、あ、あああ、あああ、き~~いっ」というのがありますが、その通り真っ黒でございます。わずかに星も出ております。塵ではありませんので払わないように。
他町に比べますと、一般的な情報以外の特別記事が多いことと、広告が集中せずに全般的にちらばっているのが我が町の伝統的な特徴でございます。NHK葛西アナウンサーの著作「名セリフの力」からの引用、あるいは拙ブログ「じんとにっく」からの引用もございますので、読み物好きの方にはお奨めです。
それと、先般「み~な」最新号が出ました。「曳山まつり特集」ですので、こちらも併せてご講読いただきますと、祭が10倍、いや100倍、いやどれ位かわからんばい、くらいに楽しくなると思いますので、是非。
ということで、各町のパンフレットが出揃いましたので、順に紹介いたしましょう。そうですね、紹介順は私が予想する今回のくじ順でいきましょうか。
まずは、「時平の七笑」を演じる呉服町常磐山さん、こちらを一番山として予想いたしました。このお芝居、大歌舞伎でも最初に演じられることが多く、内容的にも最も一番にふさわしいと思われます。パンフレットは黒地で、表は歌舞伎の隈取、裏は同町の見送り幕がデザインされております。
前半が記事、後半はすべて広告と完全に分かれております。常磐山さん、以前はいろいろと引用記事をふんだんに掲載されていたのですが、今回はオーソドックス。振付さんご自身が1ページにわたって見所を書いておられるのと、4町のうち唯一新市長のご挨拶文が掲載されているのが特徴です。
さて、二番山はと...。「忠七」の神戸町孔雀山さんにいたしましょうか。ここのパンフレットの特徴は、まず他の3町がB5サイズであるのに対し、唯一A4サイズであること。おそらく全町の中で最も早くA4サイズにされたのではないでしょうか。そして、表紙の錦絵。これもずっと伝統的にこのパターンを踏襲されております。
さらに同町は、ねむりはかせというプロ級、いやプロ以上のデザイナーがいらっしゃいますので、けろっぴさん等の協力を得ながら、構成も外部業者に頼らずすべて自力で行なっておられます(最終印刷のみ外注)。従って経費がかからない分、広告数も少なくページ数も他町の半分程度です。今回は昨年亡くなられた、前回までの振付師である市川松尾師への追悼文が掲載されておりました。
次に三番山ですが、私自身は多分自分のところが3番だろうと思っているのですが、まあ諸事情から「男の花道」の瀬田町萬歳楼さんにしておきましょう。こちらも黒地でございまして、表には3年前に八幡宮に12基が勢揃いした時の写真が掲載されております。
中を見て見ますと、お~~っ!カラー写真が満載でございます。とってもお金がかかっているような気がいたします。それと台本が掲載されておりますので、どういうように芝居が展開されていくのかがよくわかります。観劇の一助にもなるかもしれませんね。
え~、最後四番山が「引窓」を演じますわが伊部町翁山でございます。ご覧の通り、うちも黒でございます。引窓の浄瑠璃の中に「く~~、ら~~、あ~ぁ、あっ、あっ、あっ、あ、あああ、あああ、き~~いっ」というのがありますが、その通り真っ黒でございます。わずかに星も出ております。塵ではありませんので払わないように。
他町に比べますと、一般的な情報以外の特別記事が多いことと、広告が集中せずに全般的にちらばっているのが我が町の伝統的な特徴でございます。NHK葛西アナウンサーの著作「名セリフの力」からの引用、あるいは拙ブログ「じんとにっく」からの引用もございますので、読み物好きの方にはお奨めです。
それと、先般「み~な」最新号が出ました。「曳山まつり特集」ですので、こちらも併せてご講読いただきますと、祭が10倍、いや100倍、いやどれ位かわからんばい、くらいに楽しくなると思いますので、是非。