バブルラップ

テーマ:よもやま話
バブルラップがアメリカで発明されて今年でちょうど50年になるそうであります。てことは、私たちと同い年。バブルラップっていうから、わかんないけど、要するに「プチプチ」ですわ。堅苦しく言うと「気泡緩衝材」だそうです。

米国では「バブルラップ」というのが最もポピュラーな言い方で、これは同製品を最初に売り出したシールドエア社の登録商標。元々住宅内装用に立体感のある壁紙作りを依頼された時に生まれたもので、壁紙としては採用されなかったけれど、飛行機の中から見える雲が飛行機を守るクッションのように見えて「緩衝材」としての用途がひらめいたそうです。

日本では、圧倒的に「プチプチ」と呼ばれていると思いますが、これは川上産業の登録商標。他には、「エアキャップ」、「エアパッキン、」「エアクッション」、「エアマット」、「エアーバッグ」、「ミナパック」、「キャプロン」、「エコロガード」、「エアセルマット」、「サンマット」、」等メーカーによって色々と呼び名があるそうです。

まあ、ひっくるめて「プチプチ」でええかと思うんですけど、緩衝材としての用途以外に、皆さんおなじみの「つぶして快感」のストレス緩和剤としても知られております。アメリカのキャスリン・ディロンという大学の先生が、心理学の研究テーマにして、つぶす前と後でイライラ度や平穏さがどの程度変化したかを細かく聞き取り調査したところ、

①気分が落ち着き、疲労感がやわらぐ
②3センチより9センチの気泡の方がつぶすと大きな快感が得られる
ことなどが、確かめられたそうです。

カギは、「指先の触感にある」そうですが、つぶし方は確かに人それぞれですね。
「指先で一つずつつぶす」、「シートをぞうきんのようにしぼって機関銃のような音をたてる」、「足で踏みつける」

もしかしたら、あなたが留守の間、腹いせに奥様方がバブルラップをひねりつぶすように「バリバリバリ」とやってるかもよ。まあ、家庭の崩壊を未然に防ぐ「バブルの崩壊」と考えて、よしといたしましょう。

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