満腹レポート2010
テーマ:曳山・歌舞伎
2010/04/18 09:07
平成17年から秘かに書き続けております曳山祭満腹レポート。今年は自分が料理する側に立ったもんですから、公平な評価はできないのと、他店の料理を食ってる暇がないため、やめようかなと思っていたんですけど...。
一部のファンから熱いリクエストがありましたことと、幸か不幸か当店が一番料理となったおかげで、他店の料理もちょっと味見させていただくことができましたので、書くことにいたしました。まあ、例によって適当に読み流して下さいませ。
1.超超ひいき窓のお香々、さんばそうめん付
今回は心おきなく小紫女将のお手製のお漬物。タイミング良くふたを開閉するのが味の決め手。お早漬けもかなりいけるが、何と言ってもしわしわのお香々が最高の出来。ありゃもう九つ、いや六つ、と食った数をごまかすのも古例。欠け椀に一膳盛りで味わいたい。油いためもなかなかいけるじゃん、の評は二つ超超ひいき窓。
2.紙幣の使える缶コーヒー
東風どころか度重なる嵐にも耐える菅公ヒーの自販機。どの豆も粒よりでよく絞られたいい味を出している。しかし、何と言っても紙幣が使えるのが素晴らしい。しかし、実は悪徳自販機、「お前もいかい阿呆じゃな~」と七笑いされるが子銭は帰って来ない。いい意味で期待を裏切る納得のおいしさ。
3.男の花見幕の内弁当
団四郎料理人が42年ぶりに男の花見幕の内弁当を復活。加賀屋の人形ブリが売りで、あっちこっちに咲いたサクラから注文の声がよくかかる。石のようにかたいハブとかしわの辛味(からみ)も悪くないが、デザートの菓輪せロールの関西風味が出色の出来栄え。ただし、幕の内とはいえ幕が多すぎるのはいただけなかった。
4.神戸茶屋の管(くだ)付水雑炊
松尾料理人亡き後、国立料理学校卒業生のお気楽氏にバトンタッチ。神戸茶屋得意の水雑炊を管(くだ=ストロー)を使ってじっくり味合わせる新技を披露。若々しい素材がそれぞれ活きて、新鮮な雰囲気を醸し出している。赤ハチ巻で飛び込んで汲み上げた米川の水を使用する意気込みで本年栄光の四番料理をゲット。
ごちそうさまでした。今年もおいしい料理ばかりで満腹です。
一部のファンから熱いリクエストがありましたことと、幸か不幸か当店が一番料理となったおかげで、他店の料理もちょっと味見させていただくことができましたので、書くことにいたしました。まあ、例によって適当に読み流して下さいませ。
1.超超ひいき窓のお香々、さんばそうめん付
今回は心おきなく小紫女将のお手製のお漬物。タイミング良くふたを開閉するのが味の決め手。お早漬けもかなりいけるが、何と言ってもしわしわのお香々が最高の出来。ありゃもう九つ、いや六つ、と食った数をごまかすのも古例。欠け椀に一膳盛りで味わいたい。油いためもなかなかいけるじゃん、の評は二つ超超ひいき窓。
2.紙幣の使える缶コーヒー
東風どころか度重なる嵐にも耐える菅公ヒーの自販機。どの豆も粒よりでよく絞られたいい味を出している。しかし、何と言っても紙幣が使えるのが素晴らしい。しかし、実は悪徳自販機、「お前もいかい阿呆じゃな~」と七笑いされるが子銭は帰って来ない。いい意味で期待を裏切る納得のおいしさ。
3.男の花見幕の内弁当
団四郎料理人が42年ぶりに男の花見幕の内弁当を復活。加賀屋の人形ブリが売りで、あっちこっちに咲いたサクラから注文の声がよくかかる。石のようにかたいハブとかしわの辛味(からみ)も悪くないが、デザートの菓輪せロールの関西風味が出色の出来栄え。ただし、幕の内とはいえ幕が多すぎるのはいただけなかった。
4.神戸茶屋の管(くだ)付水雑炊
松尾料理人亡き後、国立料理学校卒業生のお気楽氏にバトンタッチ。神戸茶屋得意の水雑炊を管(くだ=ストロー)を使ってじっくり味合わせる新技を披露。若々しい素材がそれぞれ活きて、新鮮な雰囲気を醸し出している。赤ハチ巻で飛び込んで汲み上げた米川の水を使用する意気込みで本年栄光の四番料理をゲット。
ごちそうさまでした。今年もおいしい料理ばかりで満腹です。