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毒をもって金を溶かす

テーマ:曳山・歌舞伎
昨日、ロイヤルホテルで開かれた全国祭屋台等製作修理技術者研修会。拙い司会を務めさせていただいたわけですが、パネルディスカッションでは日頃聞くことのできない伝統工芸の世界の一端に触れることができました。

例えば鍍金(ときん)の話。メッキと言った方がわかりやすかもしれません。ちなみにメッキは外来語ではなく「滅金(めっきん)」に由来する言葉のようです。

鍍金はギリシャ発祥で中国を経由して、日本には聖徳太子によってその技術が伝えられたそうであります。1500年の歴史があるわけですね。

鍍金を行なうためには金塊を細片にし溶かす必要があるわけですが、金を溶かすことができるものは3つしかないそうです。何かわかりますか?私は水銀しか思いつきませんでした。ちなみに、水銀で金を溶かし熱を加えると水銀が蒸発し金箔が固まる、というのが鍍金の仕組み。

水銀も扱い方によっては人体に危険を及ぼすものですが、後の二つを聞いて驚きました。一つは青酸カリでもう一つが王水。王水というのは初耳でしたが、何と「濃硝酸1、濃塩酸3の割合の混合液」だそうな。

毒をもって毒を制する、にあらず「毒をもって金を溶かす」。リスク無くしてリターン無しというのは万古不易の摂理なのでしょうか。

ちなみに「成金=メッキ」の発想から、将棋の「と金」はひょっとしたら「鍍金」由来なのではないかと考えたのですが全く無関係のようですね。

女子もすなる

テーマ:よもやま話
5年ほど前に「立っての願い」という題で、最近トイレに座って小用を足す男性が増えていることを嘆くブログを書きましたが、この間にもおそらくその比率はさらに上昇しているんでしょうね。

さて、立小便というのはもっぱら男の専売特許だと思われているかもしれませんが、かつてはそうでもなかったようですよ。て言うか、私自身小学生の頃だったでしょうか、見たことありますもん。

田舎の農家の家だったでしょうか、おばあさんが腰を直角に曲げてこちらを向いておられるので、何してやあるんやろな?と思ったら、そこはいわゆる外便所。つまり、立小便をしておられたんですね。

まあ、おばあさんやしなあ、と思っていたのですが、以前に読んだ「やんごとなき姫たちのトイレ」の中には、明治41年に福岡県の女子教育関係者の会議で「女子学生の立小便の廃止」という議題で討議された記録が残っていることが書かれていました。女子大生でっせ。

さらに調べてみると、やはり江戸時代から明治初期にかけては、女性の立小便はさほど珍しいことではなかったようです。まあ、農家が多かったしねえ、農作業の途中に家に帰るのも面倒だし、肥料代わりにってこともあったんでしょう。

いやいや、農家のみならず京女までもそうであったことが川柳に残っているんだとか。「京女 立って垂れるが すこしきず」だとか、「富士額 担桶へまたがる 京の嫁」なんてのもあるそうです。

私がおばあさんの立小便を見たのは昭和中期ですから、この頃もまだその名残はあったんでしょうね。昭和中期と言えば、驚いたことに東京オリンピックの国立競技場には、地下にトイレがあり、女性用の立ち小便器があったんだそうです。

いや~、何に驚いたかって、高橋克実さんに毛が生えているのにビックリ!


人気にヤキモチ

テーマ:よもやま話
目下のところ、私の一番のお気に入りのおかきである
岩塚製菓の
田舎のおかき

ところが、昨日西友に行ったらぁ~
亀田製菓がそっくりの
パチもんを新発売
ちょっとずんぐりむっくりやけど、同じ9本入


な~、亀田くんよぉ~

いくら人気があるからって、ヤキモチ焼いたらあかんがな


だから亀山ですてぇ~      

もれなく回答を

テーマ:よもやま話
長浜市が京大と協力して行なっているゼロ次健診。前回から5年経過したため、今年再受診することになっているのですが、問診調査へ事前に回答するようにと冊子が送ってまいりました。

膨大な質問数でぎょえーと言いたくなるのですが、生活習慣や病歴についての質問に次々に答えていきます。こういうのって、選択肢が多すぎて結構回答に困ることがあるのですが、極めつけはこれ。

Q:「現在の尿の状態がこのまま変わらずに続くとしたら、どう思いますか?」という質問に、選択肢が何と7つ。

①とても満足 ②満足 ③ほぼ満足 ④なんともいえない ⑤やや不満 ⑥いやだ ⑦とてもいやだ

何か①とても満足、と答えるほど上等でもないしなあ。まあ、最近残尿感もないし~、何回も途切れたりもせんし~、②満足といえば、満足やけどぉ~。

いや待てよぉ~、ほんでも時々尿の勢いが弱いこともあるしなぁ~。③ほぼ満足、にしとこかぁ~。みたいな回答者の迷いを楽しんでるとしか思えませんがな。

それに④なんともいえない、ってどうよ。なんとか言えよ、男なら。いや、女の人もね。⑥いやだ、で十分だろうに、その下に⑦とてもいやだ、が要るんかい。

さらに、Q「全体として、あなたの毎日の生活は尿漏れのためにどれくらい損なわれていますか。⓪(全くない)から⑩(非常に)までの間で当てはまる数字を選んでください」と来た。何と選択肢が10段階。

う~ん、⑤くらいかなぁ~?いや⑥かなぁ、もしかしたら⑦かも。けど恥ずかしいで③にしとこ、みたいに迷うがな。ちなみに、言うときますけど、今のところ私は⓪、漏れなく回答させていただきました。

週末の食卓(100)

テーマ:週末の食卓
(その1)
白内障手術後、どうしても自分で目薬がさせず、人任せにする母

母: 何べん差してもろても、回数やらおぼわらんわ

私: 自分で差さんで、おぼわらんのやがな

母: ほやなぁ。ほんでも不思議やな、こんだけおぼわらんて。たんぜんとみたいなもんやな

私: 丹前?

母: あのほれ、数学の難しいやつよ


サイン・コサイン・タンジェントのことだった



(その2)
息子が帰省して、メガネのない母の顔を見て

息子: え、おばあちゃん、メガネ無しでも見えるんやぁ。すごいやん。

母: ほんでも、私自分で白髪増えたなぁと思うわ

妻: え~っ、お母さんなんか全然無い方ですよ

私: しわはどうよ。よう見えるようになったやろ

母: ほんなもん、最初からシワシワやがな。私みたいなシワシワの人デイサービスでもやあれへんもん。

私: ほうかぁ、ほんならシワの根本を洗濯バサミで挟んで引っ張るか

(すると、何を思ったか両手で頬のシワを引っ張り寄せて下唇を突き出す母)

母: 何や痛いがな~、もう。


痛覚は正常らしい



(その3)
安倍内閣女性閣僚2人辞任

母: やっぱり政治は女ではあかんわなぁ

私: 女やであかんっちゅう問題とちゃうやろ

妻: でも女だからええっちゅう問題でもないでしょ

私: ほんなら、そもそも女かどうかっちゅう問題か?

妻: それは失礼でしょ~

母: この人、男か?


うちわもめ





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