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プリウス影うす

テーマ:よもやま話
いやいや、影うすどころかプリウスを始めとするハイブリッド、低燃費車の普及度合は急速で、円安に伴うガソリン高と相俟って、ガソリン販売の前年比5~10%のダウンが常態化して参りました。

そんな折、昨日駐車場へ車を置きに行って家に帰る途中、大手門通りのアーケードを越えて曳山博物館前を歩いていて、ふと後ろを振り向いたら、すぐそこに黒い車があってびっくり。危うくぶつかりそうになりました。

もちろん低速走行だったのですが、車種はそのプリウス。以前から無音走行は歩行者が気づかずに危険だという話は聞いていたのですが、実際に歩行者として初めてその経験をいたしました。ほんとに全く車の気配もなく突然現れましたもん。

思わず反射的に飛びのいたのですが、私の少し前には観光客と思しき数名の男女が歩いておられ、その後ろへ来た当のプリウス。中年女性の運転手でしたが、しばらく止まって歩行者が気づかないかと待っていたのですが、誰も存在に気づきません。

最近はクラクションを鳴らすと、逆切れされることもあるので慎重になっておられたのでしょうが、ついに待ちきれなくなったのか、あるいは恐そうな人が居ないことを確認したのか、運転手が申し訳なさそうにそっとクラクションを鳴らして、ようやく歩行者が後ろを向きました。

低速走行の場合はエンジンを使わず、電気のみで走るので音が出ないんですね。もっとも、この危険性はかねてより指摘されており、「静穏対策品」も登場してるんですね。

しかし、それはそれで何だかバルタン星人でも登場しそうな不気味な音。いっそ、エンジン音にしてしまえばどうなんでしょうね?まあ、それ以前にもうちょっとハイブリッドの販売ペース落としてくれんかの~。

Blood moon

テーマ:よもやま話
一昨日は皆既月食でしたが、何人かの方が記事にしておられましたね。まあ、皆既日食ほどのインパクトがないので、私は欠け始めの頃に少しの間だけ眺めただけでした。

昨日当町の自治会長Mさんと立ち話をしていたのですが、旅館を営むMさん、「昨日、たまたま外人さんが泊まらったんやけど、皆既月食見ながら『オ~!ブラッドムーン』って言うてやったわ」とおっしゃり、「英語ではBlood moon(血の月)って言うんかいな?」と尋ねられます。

「いやぁ、そんなの知りませんわ」と答えたのですが、「やっぱり赤い月やったでやろか」とMさん。「あぁ、ほうかもしれませんね」と言ったものの、ちょっと気になって調べてみました。

そしたら、まず今回の皆既月食ですけど、「テトラッド(Tetrad)」という非常に珍しい現象の2回目だったんですってね。テトラッドとは、ほぼ半年ごとに4回連続で皆既月食が続き、その間に部分月食は一切起こらない現象を指すそうです。

ちなみに、1回目が今年の4月15日、この後は来年の4月4日と9月28日に起こるそうであります。で、どうやら、このテトラッドの月を特に「ブラッドムーン」と称するようであります。

これは天文用語ではなく、そう呼ばれ始めたのも最近で、キリスト教の牧師でもある作家、ジョン・ハギー氏( John Hagee )が2013年にブラッドムーンについて書いた『4つの血の月:何かが変わる方向に向かっている ( Four Blood Moons: Something Is About to Change )』という著書の影響らしい。

その中には、次のような聖書ヨエル書2.31の預言について言及がなされているそうですわ。

The sun will be turned to darkness, and moon to blood before the great and dreadful day of the Lord Comes.(主の大いなる恐るべき日が来る前に、日は暗く、月は血に変る)

まあ、英語のサイトに書いてあったことなので正確なことはも一つようわかりませんけど、こういう珍しい現象が起こるとこの世の終わりや大変化と結びつけたくなるんでしょうね。台風19号はどうもないやろか?

曲がり角の先

テーマ:よもやま話
先日、私が赤毛のアンのファンであったことを書きましたが、メイさんもそうであったらしく、「いちばん印象的な言葉は『道の曲がり角』。曲がった先にはきっといちばんいいことがある、そう信じて今も生きてます(^^) 」というコメントを頂戴いたしました。

あぁ、そう言えばそんな言葉があったかも、いや無かったかも。私の記憶はその程度。でも、アンなら絶対言いそう。ところで、道の曲がり角って原文ではどう表現されているんだろう?と思い調べてみますと、Anne of Green Gablesの第38章「THE BEND IN THE ROAD」には次のように書かれているそうです。

I don’t know what lies around the bend, but I’m going to believe that the best does.

曲がり角はbendっていうんですね。碁盤目のような町に住んでいるせいか、曲がり角というと直感的に直角に曲がる辻(corner)を想像してしまいますが、直角だけではなくゆるやかな曲がり角(curve)もあり、そういうところも含めてbendっていうみたいですね。

さて曲がり角と聞くとついつい思い浮かべてしまうのが「お肌の曲がり角」なる言葉。で、日本ロレアルがこれに関して行ったアンケート調査(対象:20~60代の女性500名)によると、「肌の衰え」を感じるのは、

①ハリがなくなる(61%) ②弾力がなくなる(61%) ③透明感がなくなる(60%) ④きめが荒くなる(56%) ⑤乾燥する・カサつく(53%)、だそうな。衰えにも色々な種類があるんですな。水の弾き具合なんかも一種の尺度ですかね。

さらに、肌の衰えを感じることがあるか?という質問に「よくある」と答えたのは、20代では43%、30代は63%、40代は75%。50代、60代の結果は未公表。そんなこと聞くまでも無かろ、ってことか?

さて「お肌の曲がり角を迎えるのは何歳ですか?」という問いに対して、平均年齢は「29.9歳」になったそうです。やはり三十路がbendなんですかね。でも大丈夫。曲がった先にはきっといちばんいいことがありますって。そう信じて生きましょう!

カンザスシティ

テーマ:スポーツ
元ヤクルトスワローズの青木宣親選手が所属する「カンザスシティ・ロイヤルズ」が、見事ワイルドカードから勝ち上がり、アメリカンリーグ優勝決定戦に進出いたしました。

めでたい事なんですけど、カンザスシティって一体どこにありますねん?アメリカの場合、沿岸部に位置する都市の場所は大体想像がつきますが、内陸部になるとシカゴやデトロイトなど五大湖周辺にある都市以外は場所がチンプンカンプンなことが多いですね。

で、調べてみますと、カンザス州はちょうど全米のまん真ん中あたり。カンザスシティと言えば思い出すのが「オズの魔法使い」。主人公ドロシーの出身地として出てまいります。そう思うとちょっと親しみが湧いて来ます。

「このカンザス州は昔からアメリカにおける田舎の代名詞になっており、オズの魔法使いでもドロシーがカンザス出身ということで馬鹿にされる場面がある」といった記述がwikipediaにございましたが、スーパーマンのクラーク・ケントもここの出身で、ニューヨークの新聞社に入社初日に田舎者として扱われる場面があるそうです。

ところがですよ、「カンザスシティ・ロイヤルズ」で調べてみると、所在地はカンザス州ではなくミズーリ州のカンザスシティだと書いてあるではありませんか。何でもカンザスシティは川を挟んで、カンザス・ミズーリ両州にまたがっている都市だというではありませんか。
赤がミズーリ州、その西がカンザス州
おまけにカンザスシティと名乗っていながら、人口の大半はミズーリ州側にあるといいますから余計に紛らわしい。単に「カンザスシティ」と言った場合、ミズーリ州側を指すんだそうです。

ちなみにチーム名の「ロイヤルズ」ですが、Royalは「国王、王立の」という意味で田舎チームには似つかわしくないように感じますが、実はカンザスシティで1899年から毎年行われている家畜祭「American Royal(アメリカン・ロイヤル)」に由来しているそうです。

さて同チームにすっかり溶け込んで活躍している青木選手。今の心境はどんなものか聞いてみましょう。

ファンの皆様にカンザスしてぃいます



アンツーカー

テーマ:スポーツ
この間、長浜市小学校陸上記録会が行われた会場のコースがアンツーカーだと書いたんですが、今はポリウレタンという材質が使われてるんですかね。それはともかく、アンツーカーってどういう意味なんでしょうか?

こういうのは、陸上競技やテニスをやっておられる方にとっては常識なんでしょうか?私が初めてこの用語を耳にしたのは、人工芝が流行りだした頃のプロ野球のテレビ中継だったような気がします。

耳触りが悪くないこともあったのか、そのまま深く考えもせず、水はけのいい煉瓦色の人工的な土のことを指す言葉として私の中で定着して行きました。

調べる前に色々と想像してみました。語感から言って英語ではなさそうな...。ひょっとして、水はけがいいから「安通過(あんつうか)」を外国語っぽくした造語か?などと。

そしたらば、これってen-tous-casと書くそうで、元はフランス語なんですってね。ハイフンのない「en tous cas(アン・トゥ・カ)」は、英語でいうところの「in any case」だとか。そうか、そう言われてみるとそうだな、と理解できます。

in any case →つまり「どんな場合でも」という意味から「どのような天候でも使用できる」→「全天候性」を表すようになったそうです。

ちなみに、フランスではこの言葉がアンツーカーを指す意味で用いられることはないそうな。日本語が使われてたら「ゼンテンコー」とか「バンノード」とかいう名前で世界に普及してたかもしれませんね。いや、「ナンツーカー」でもええか。
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