イップス

テーマ:よもやま話
どうでもいいことなんですけど、「etc」で検索するとずらりと「ETCカードシステム」関連のサイトが出てくるんですね今は。ちなみに、これ「Electronic Toll Collection System 」の略で、日本語では「電子料金収受システム」というらしい。誰もそんな風には言わないんですが。

昔は、いや少なくともこのETCが登場するまでは、「etc」といえば「エトセトラ」、つまり「等々、など」というのを洒落ていう言葉、を指したわけですが、最近「エトセトラ」なんて死語に近いですよね。ちなみにラテン語の「et cetera」からだそうです。最早それもどうでもよか。

ほんで、最近流行りというか、ノーベル賞のiPS細胞。あの「iPS」は「Induced pluripotent stem (cells)」の略で、日本語では「人工多能性幹細胞」というらしい。誰もそんな風には言わないんですが,too.いや、この場合はeitherか。

まあ、あれは「アイピーエス」で、「イップス」という人は居ないんでしょうけど、「イップス病」って皆さんお聞きになったことありませんか?ゴルフなどで、緊張しすぎたりしてボールが打てなくなる症状のことなんですけど。

今でこそゴルフはめったにやらなくなりましたが、サラリーマン時代は月に一度や二度やる機会がございました。一向に進歩する気配もなかったのですが、それはともかく同じ部署の部長と回る機会が何回かありまして、その部長が当の「イップス病」。

通常イップス病はパットが怖くてなかなか打てない、というパターンが多いのですが、この方の場合普通のショットがそれ。クラブを上に振り上げたまま爪先立ちになって、そのままなかなか降りて来ない。顔面が紅潮し全身が震えてきたりして気の毒なところもあるのですが、笑いをこらえるのに必死だったことを思い出します。

イップスというとゴルフ特有なものかと思いましたら、他のスポーツでも見られるらしい。例えば、野球、テニス、サッカー、etc(こういうように使う)。アーチェリーや弓道で弓を引いたらすぐ放してしまう「はやけ(早気)」もこの部類だとか。

さて、この「イップス」はipsにYがついた「Yips」と書くようで、yipというのは「犬(などの動物)が恐怖や痛みのために急にキャンと吠える」というような意味だそうです。完璧な治療法はないという「イップス病」。これ解決してもノーベル賞は無いやろうな。

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