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週末の食卓(65)

テーマ:週末の食卓
(その1)
食卓上のティッシュが切れたので新しいやつの封を切る

母: ほほぉ~、今度のティッシュは柔らかいなぁ

私: お、高級ティッシュか。もらいもんかな

妻: 多分。私そんな高いの買わないもん

母: なんやこれで台拭くのもったいなあ

妻: お鼻をかむ用ですわ、これ

母: ほうか、ほんなら使えんなぁ

私: いや、まず鼻をかんでから台拭いたらええがな

母: おぉ、ほやな!

妻: や、やめて下さい!






(その2)
先日、母がminoriさんたちとピザを食べに行った日のこと

母: あの子らな、あの後ロマンビール行く言うてやんたで

私: ほんま~?ビール飲みに行かんたんやろか?

母: ビール?あそこ、ビールも出さあるんか?

私: ほら、ロマンビールやもん、地ビールがあるがな

母: えぇ~っ?◯◯先生(アロマなママさん)とこの店やでぇ

私: あ~ぁん、オレンジピールかぁ。

母: ほやほや、オレンジビールや。オレンジのビールってあるんか?

私: あのね、ールでなくて、ール!

「山」ふるさと

テーマ:よもやま話
4年前にもブログで紹介させていただいたことがあるのですが、毎年秋に開かれる知人の金澤雅宴先生主宰の「筆花会」の作品展が、今年は10/12から3日間、長浜大手門通り商店街の文泉堂さんにて開催中です。

で、昨日の昼過ぎに先生の激励を兼ねて作品展を見せてもらいに行ってきました。場内には数名の観覧者がいらっしゃいまして、写真をパチパチ撮れる雰囲気でもありませんでしたので、様子をうまく伝えられませんが、出品者それぞれの個性が全面に発揮され、またそれぞれが違う持ち味の書。

「油甚さんは書道興味ないの?」と金澤先生。「そうですねぇ~、こういう芸術的な書はちょっとねぇ~」。「そやろねぇ~、やってる時間もないわねぇ」。「いや、でも細筆の毛筆は上手に書けるようになりたいですねぇ」と言いますと、「ああ、そうかぁ、けど小さい字は肩凝るやん」

確かに!こういう大きな字ぃ書いたらすっきりするでしょうねぇ。まあ、隠居できたらやってみたいことは色々あるんですけど、一生隠居なんかできんかったりして。

さて、帰る前に「これをどうぞ」と頂戴いたしました
ほんのきもちと書いた酒粕
ではなくて、これ手漉き再生された和紙。今年は書き損じて反故にしてしまう紙を蘇らそうと紙漉きを体験され、それに書かれた作品もたくさん展示されておりました。

さて金澤先生の大作は文泉堂さんのウィンドウに展示されている
「山」ふるさと
まさに「山」という字で象られた山らしい山と空間にはお馴染みの「♪うさぎ追いし」のふるさとの歌。

パンフレットには「いくつになっても、胸に夢と希望を持って生きる。原動力は、山はあおき故郷。水は清き故郷。」と。ほんま、それ実感ですわ。今日の4時まで開催中の筆花会作品展。皆さまもぜひ。

星と祭より

テーマ:まちづくり
一昨日再訪したのですが、新しい収蔵庫にお入りになられた渡岸寺の国宝十一面観音。やっぱり従前と趣が違う。昨年書いたブログの中で思わず、「この観音様を見て井上靖さんは感動されるか疑問だ」などと不遜なことを吐いてしまいました。著作も読んでいないのに。

ということで、あの後慌てて図書館で「星と祭」を借りて読んだんです。あらすじは、既にお読みの方に対しては不要、まだ読まれてない方に対しても無用でしょうので申しません。が、上記の疑問に対する作者の思いを示唆する部分を同書から抜粋したいと思います。

(1)昨年、お堂から新収蔵庫へ移されたばかりという設定の守山の福田寺にて、主人公の架山と彼を乗せて来たタクシーの運転手の会話。

運転手 「観音さんも、時節で、ああいうところに住むようになったんですかね」
架山 「火事の心配もないし、湿気も防げるからね」
運転手 「でも、やっぱり観音さんはお堂の方がいいですね。あそこにひとりきりでは、淋しいでしょう」
架山 「いや、昔でもひとり厨子の中にはいっていた。今度の方が明るくて、ゆとりがある」


(2)架山が友人の池野と坂本の盛安寺の観音様を拝観に来た時

池野 「(近江の観音様が)どれもいいとすれば、こうしたお堂に収まっているからだろうね。確かに十一面観音像はこういうお堂の中にあるべきなんだろうね。そして、こうして拝むべきものなんだろうね。ほかのたくさんの仏像の中に置かれてあると、こういうよさは出て来ない」


(3)大浦の善隆寺で、架山が近所の農家の女性と立ち話で

架山 「あれは観音さまの収蔵庫ですね」
女性 「そうです。四十年(数年前)にできました。観音さんも、とうとうあんなところへ入れられてしまいました」
架山 「立派な収蔵庫じゃないですか」
女性 「そりゃ、あそこに居なされば、火の心配も、水の心配もありません。でも、息苦しいでしょうね。拝みたいという人が来たら、寺でもせいぜい拝んでもらうようにしておりますが、そうでもしてやりませんと、観音さんも堪りませんが」



う~ん、どうなんでしょうか?まあ功罪両方ありということでしょうか。それとお守りされている住民の方の思いがやはり一番たいせつなんでしょうね。考えてみると曳山博物館だっておんなじか。

20015人目な私

テーマ:まちづくり
先日ブログでも取り上げました「湖北の観音」展、ついに来場者が2万人を突破したそうであります。そんなことになっているとはつゆ知らず、昨日の午後、時間に余裕ができましたので、まだ見ていない高月会場へ。
高月観音の里歴史民俗資料館
駐車場に車を止めて会場入口に向かいましたら、向こうから見覚えのある市職員さんが会釈をされますので、「あぁ、こんにちわ」と挨拶しましたら、「実は先ほど、来場者が2万人を超えまして、たった今セレモニーが終わったところですわ」と。

市長さんもお見えで、お土産物屋さんにいらっしゃるとのことでしたので、そちらに赴きしばし談笑。「あぁ、油甚さん、惜しかったなあ、もうちょっと早よ来たら2万人目やったのに。今からやと、20015人目くらいですな」と市長さん。

高月会場のテーマは「観音の里のホトケたち」ですので、観音さま以外の如来像や菩薩像が中心の展示。その中でもやはり注目は高月町西野正妙寺の「木造千手千足観音立像」。小さいながらもその特異な姿は圧倒的な存在感。後ろからも覗いてみましたが、やっぱりカニみたいですね。
左側中央が千手千足観音
せっかくですから近接する向源寺の国宝十一面観音も拝観。この新収蔵庫は昨夏以来2回目ですが、う~ん、やっぱりちょっと違和感が...。

そしてここまで来たからにはもう1箇所、ということでさらに北へ車を走らせます。そう、戦国大河ふるさと博の木之本会場へ。忙しそうに畳作りに勤しむよこちんの仕事の手を止めて、駐車場の場所を尋ねます。「入口の手前にある細い道を入った奥や~。すまん、今忙しいんや」。ごめんなぁ、邪魔して。

ここの展示は賤ヶ岳七本槍が中心なのかと思ってましたら、ちょっと違いまして土地柄か心情的にも柴田勝家側に重きが置かれているような印象がありました。長浜も広くなりましたので、場所によっては贔屓筋が秀吉ではなく、長政や勝家になったりするのは当然ですけどね。

会場内は写真撮影禁止とも書いてませんでしたし、他にお客さんもいらっしゃらないので、パシャリ。
大身槍体験コーナー
賤ヶ岳合戦解説コーナー
20分くらいの観覧時間だったでしょうか、他のお客さんはゼロと寂しい限り。受付にいらっしゃいました5,6人のスタッフに「ありがとうございました」と一人見送られるのもいささか恥ずいものが...。
通りに人の気配も無し

木之本の八面六臂観音さんの前も通りましたが、ご在宅の気配が感じられませんでしたので素通りして帰路につきました。あ、そうそう、途中湖北図書館に寄って、あらかじめここにあることをネットで確認しておいた本を3冊借りて参りました。
何の脈略もない3冊
会期終了が迫っております「湖北の観音」展、そして戦国大河ふるさと博に皆様も是非お訪ね下さいませ。博覧会のチケット、ご希望の方がございましたら差し上げますよ。

カマタマーレ

テーマ:スポーツ
皆さん、テレビでサッカーってご覧になります?私は、日本代表の試合はまず欠かさず見ますが、それ以外のJリーグの試合とかって、不思議と全然興味がわかないんです。

なのですが、昨晩、たまたま晩御飯時に見るテレビ番組が無かったので、BS101でやっていた天皇杯の3回戦を見ることに。対戦カードは浦和レッズ 対 カマタマーレ讃岐。

まあ、レッズは知ってますわな。J1ですし、観客動員数も日本一じゃないでしょうか。対するカマタマーレ。知りませんなぁ。何なんでしょう?このチーム名。讃岐と言えば、香川県。いや、それより、讃岐うどん。うどんと関係あるんでしょうか?

で、調べてみましたら、やっぱり関係あった。「カマタマーレ」は「釜玉うどん」+「マーレ(イタリア語で海)」の造語とある。野球のチーム名は英語が基本だからかあまり突飛なものはありませんが、サッカーの場合、欧州が本場だけに、「日本語+欧州語」とかの造語をつけ放題。

そう言えば昨年、「大阪とタイガース」というタイトルで書いた時に、SirMurai先生からのコメントで「コンサドーレ札幌」の「コンサドーレ」は「どさんこ」を反対から読んで「ーレ」を付け足した名前だということを初めて知りました。

だからまあ、名前が釜玉までは許そうじゃないの。しかし、
このユニフォームはどうよ?
敵を笑わせて、油断させる戦法か?

その甲斐あってか、昨日の試合は浦和相手に大善戦、というか終始押しておりました。前半は0-0で終わり、後半30分頃にレッズに先取点を奪われ、万事休すかと思いきや同点に追いつく健闘。終了間際に勝ち越され、惜しくも敗れましたが、讃岐うどんらしい粘り強い戦い。
そう言われると食いたい
香川といえば、もっぱらマンチェスターUに行った彼を思い浮かべることでしょうが、これからは、こちらの香川の釜玉ーレもぜひご贔屓に。

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