20015人目な私

テーマ:まちづくり
先日ブログでも取り上げました「湖北の観音」展、ついに来場者が2万人を突破したそうであります。そんなことになっているとはつゆ知らず、昨日の午後、時間に余裕ができましたので、まだ見ていない高月会場へ。
高月観音の里歴史民俗資料館
駐車場に車を止めて会場入口に向かいましたら、向こうから見覚えのある市職員さんが会釈をされますので、「あぁ、こんにちわ」と挨拶しましたら、「実は先ほど、来場者が2万人を超えまして、たった今セレモニーが終わったところですわ」と。

市長さんもお見えで、お土産物屋さんにいらっしゃるとのことでしたので、そちらに赴きしばし談笑。「あぁ、油甚さん、惜しかったなあ、もうちょっと早よ来たら2万人目やったのに。今からやと、20015人目くらいですな」と市長さん。

高月会場のテーマは「観音の里のホトケたち」ですので、観音さま以外の如来像や菩薩像が中心の展示。その中でもやはり注目は高月町西野正妙寺の「木造千手千足観音立像」。小さいながらもその特異な姿は圧倒的な存在感。後ろからも覗いてみましたが、やっぱりカニみたいですね。
左側中央が千手千足観音
せっかくですから近接する向源寺の国宝十一面観音も拝観。この新収蔵庫は昨夏以来2回目ですが、う~ん、やっぱりちょっと違和感が...。

そしてここまで来たからにはもう1箇所、ということでさらに北へ車を走らせます。そう、戦国大河ふるさと博の木之本会場へ。忙しそうに畳作りに勤しむよこちんの仕事の手を止めて、駐車場の場所を尋ねます。「入口の手前にある細い道を入った奥や~。すまん、今忙しいんや」。ごめんなぁ、邪魔して。

ここの展示は賤ヶ岳七本槍が中心なのかと思ってましたら、ちょっと違いまして土地柄か心情的にも柴田勝家側に重きが置かれているような印象がありました。長浜も広くなりましたので、場所によっては贔屓筋が秀吉ではなく、長政や勝家になったりするのは当然ですけどね。

会場内は写真撮影禁止とも書いてませんでしたし、他にお客さんもいらっしゃらないので、パシャリ。
大身槍体験コーナー
賤ヶ岳合戦解説コーナー
20分くらいの観覧時間だったでしょうか、他のお客さんはゼロと寂しい限り。受付にいらっしゃいました5,6人のスタッフに「ありがとうございました」と一人見送られるのもいささか恥ずいものが...。
通りに人の気配も無し

木之本の八面六臂観音さんの前も通りましたが、ご在宅の気配が感じられませんでしたので素通りして帰路につきました。あ、そうそう、途中湖北図書館に寄って、あらかじめここにあることをネットで確認しておいた本を3冊借りて参りました。
何の脈略もない3冊
会期終了が迫っております「湖北の観音」展、そして戦国大河ふるさと博に皆様も是非お訪ね下さいませ。博覧会のチケット、ご希望の方がございましたら差し上げますよ。

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