あながち
テーマ:言葉・漢字
2012/10/09 09:30
この間、運転中にラジオ聞いてたら、トーク番組かなんかで若い男がやたら「あながち」という言葉を連発しておりまして、何か違和感が。「あながち」と来たら「ない」などの否定語を伴い、「必ずしも(~ない)」「一概に(~ない」という意味なのですが、この男の場合は「あながち◯◯」など名詞で終わったりすることも。
お笑い芸人の影響なんでしょうかねぇ。サバンナ高橋あたりが「あながち◯◯」とか言いそうな雰囲気はありがちか。しかし、サバンナ高橋と犬井ヒロシって、あながち似てなくもないですね。
と言うか、あながち別人でもないような....。
さて「あながち」は元々「あながちなり」などと形容動詞としても用いられ、「強引なさま」「無理やり」「一途なさま」「身勝手なさま」「わがまま」というような意味でありまして、何と漢字では「強ち」と書くんですね。
語源由来辞典には、このように「自分勝手に物事を押し通すさま」が原義であることから、あながちの「あな」は「おのれ(己)」の意味で、「あな(己)」+「かち(勝ち)」と考えられている、とありました。「穴が血」ではないんですね。
まあしかし、最近の情勢を見ると、「中国」と書いて「あながち」と読んでも、あながち間違いではなかろう。
お笑い芸人の影響なんでしょうかねぇ。サバンナ高橋あたりが「あながち◯◯」とか言いそうな雰囲気はありがちか。しかし、サバンナ高橋と犬井ヒロシって、あながち似てなくもないですね。
と言うか、あながち別人でもないような....。
さて「あながち」は元々「あながちなり」などと形容動詞としても用いられ、「強引なさま」「無理やり」「一途なさま」「身勝手なさま」「わがまま」というような意味でありまして、何と漢字では「強ち」と書くんですね。
語源由来辞典には、このように「自分勝手に物事を押し通すさま」が原義であることから、あながちの「あな」は「おのれ(己)」の意味で、「あな(己)」+「かち(勝ち)」と考えられている、とありました。「穴が血」ではないんですね。
まあしかし、最近の情勢を見ると、「中国」と書いて「あながち」と読んでも、あながち間違いではなかろう。