純愛論
テーマ:よもやま話
2012/10/24 09:26
先週だったか、ついに妻が爆発した。と言っても私別に悪い事したわけやおまへん。矛先は10月から始まった朝ドラ「純と愛」。ヒロインの家族たちのあまりの酷さに「何よ!この人たちは!」と。「まあまあ、ドラマですから」と宥めたものの、確かに今までの「善人たちの」ドラマとは違う。
そんな気持ちを代弁するかのように、出ました、ついに。朝日新聞番組批評ライター島崎今日子さん。見出しになっている彼女の評は、「つらい」けたたたましき15分、というもの。
『まさか、あの頼りない梅ちゃん先生が恋しくなるとは思わなかった。新しく始まったNHKの朝ドラ「純と愛」が、つらい。つらすぎて、ふと「梅ちゃん先生」の毒にも薬にもならないほんわかさを懐かしんだほどだ』。島崎氏、このドラマが何をやりたいのかわからず、4週目に入っても事態は悪化するばかり、と批判する。
『ヒロインの純がけたたましいのである。理想や夢を持っているのはいい。正義感が強いのもいい。元気で明るいのもいい。しかし、純のそうした点は長所というより、むしろ欠点としか映らない。単なるお子ちゃまのわがまま』と続く。う~ん、まあ個人的にはこの突拍子もないヒロインの性格設定は許せるな、まだ。
さてここからだ。『残念なことに、他の登場人物にも魅力がない。ダメダメ人間か、意地悪か邪か。人の悪意を並べて見せられると愉快ではない。純の家族も嫌な感じだ。恋人が妊娠した途端逃げ腰になる兄。その恋人に手切れ金を渡す父親。泣いて謝るだけの母親。なんなんだ、この家族は』
ほらね、うちの妻とおんなじことを。このドラマの脚本家は「家政婦のミタ」を書いた遊川和彦氏。『どうしようもない人間たちが抱える寂しさ、苦しみ、優しさを描き出すのがうまい脚本家である。が、15分しかない朝ドラでそれをやるのには無理がある。次の展開を期待する前に、嫌になってチャンネル換えちゃうよ』と島崎氏。
といって、ここまで見て途中でやめ、ってのもね。「家政婦のミタ」だって出だしは吐き気のしそうな変な家族描写から始まって、最後は超高視聴率番組に。私はとりあえず半年間騙されてみたいと思いま~す。
そんな気持ちを代弁するかのように、出ました、ついに。朝日新聞番組批評ライター島崎今日子さん。見出しになっている彼女の評は、「つらい」けたたたましき15分、というもの。
『まさか、あの頼りない梅ちゃん先生が恋しくなるとは思わなかった。新しく始まったNHKの朝ドラ「純と愛」が、つらい。つらすぎて、ふと「梅ちゃん先生」の毒にも薬にもならないほんわかさを懐かしんだほどだ』。島崎氏、このドラマが何をやりたいのかわからず、4週目に入っても事態は悪化するばかり、と批判する。
『ヒロインの純がけたたましいのである。理想や夢を持っているのはいい。正義感が強いのもいい。元気で明るいのもいい。しかし、純のそうした点は長所というより、むしろ欠点としか映らない。単なるお子ちゃまのわがまま』と続く。う~ん、まあ個人的にはこの突拍子もないヒロインの性格設定は許せるな、まだ。
さてここからだ。『残念なことに、他の登場人物にも魅力がない。ダメダメ人間か、意地悪か邪か。人の悪意を並べて見せられると愉快ではない。純の家族も嫌な感じだ。恋人が妊娠した途端逃げ腰になる兄。その恋人に手切れ金を渡す父親。泣いて謝るだけの母親。なんなんだ、この家族は』
ほらね、うちの妻とおんなじことを。このドラマの脚本家は「家政婦のミタ」を書いた遊川和彦氏。『どうしようもない人間たちが抱える寂しさ、苦しみ、優しさを描き出すのがうまい脚本家である。が、15分しかない朝ドラでそれをやるのには無理がある。次の展開を期待する前に、嫌になってチャンネル換えちゃうよ』と島崎氏。
といって、ここまで見て途中でやめ、ってのもね。「家政婦のミタ」だって出だしは吐き気のしそうな変な家族描写から始まって、最後は超高視聴率番組に。私はとりあえず半年間騙されてみたいと思いま~す。