怏と快
テーマ:言葉・漢字
2012/03/11 09:35
先日、「怪我」の「怪」の字を漢和大字典で調べていたら、一つ前の字が「怏」という字。一瞬、「快い」の「快」の字に見えたのですが、意味が「うらむ」と書いてある。
おかしいなぁ、ともう一度じっくり見ると、旁が「夬」ではなく、中央の「央」の字ではありませんか。ほ~ぉ、こんな字もあるんや。「怏怏」と書いて「おうおう」と読み、「不満があってうっとおしいさま」とあります。
「こころよい」の「快」とは意味が真逆ですよね。そもそも、「央(おう)」という字は、「大(ひと)の首にH印のわくをはめて押さえたさま」を表し、これに「心」がついて「怏」になると「上から押さえられた憂鬱な感じのすること」となるみたい。
一方の「快」の旁の「夬(カイ)」の方はというと、「『コ印+手の形』から成り、コ型にえぐりとることをあらわす」とあります。で、これが「心」とくっついて「快」になると、「心中のしこりをえぐりとった感じのこと。もたもたとつかえるもののない、さわやかな気持ち」となるわけですね。
全く似たような文字なのに意味が正反対。間違えてしまうことも「おうおう」にしてあるでしょう。そう言えば、「おうおう」って「大大」とか「多多」とかいう字を書きそうな気がしますけど、「往往にして」と書くんですね。
東日本大震災から今日で丸一年。今日の新聞はほとんどが震災関連の記事。依然として「怏怏とした」日々を送る数多くの被災者。一日も早く心中のしこりをえぐりとれる日が来ることを祈るとともに、平穏な日々を送らせていただいている私たちも、「快」一瞬にして「怏」となるべし、を心しておきたいと思います。
おかしいなぁ、ともう一度じっくり見ると、旁が「夬」ではなく、中央の「央」の字ではありませんか。ほ~ぉ、こんな字もあるんや。「怏怏」と書いて「おうおう」と読み、「不満があってうっとおしいさま」とあります。
「こころよい」の「快」とは意味が真逆ですよね。そもそも、「央(おう)」という字は、「大(ひと)の首にH印のわくをはめて押さえたさま」を表し、これに「心」がついて「怏」になると「上から押さえられた憂鬱な感じのすること」となるみたい。
一方の「快」の旁の「夬(カイ)」の方はというと、「『コ印+手の形』から成り、コ型にえぐりとることをあらわす」とあります。で、これが「心」とくっついて「快」になると、「心中のしこりをえぐりとった感じのこと。もたもたとつかえるもののない、さわやかな気持ち」となるわけですね。
全く似たような文字なのに意味が正反対。間違えてしまうことも「おうおう」にしてあるでしょう。そう言えば、「おうおう」って「大大」とか「多多」とかいう字を書きそうな気がしますけど、「往往にして」と書くんですね。
東日本大震災から今日で丸一年。今日の新聞はほとんどが震災関連の記事。依然として「怏怏とした」日々を送る数多くの被災者。一日も早く心中のしこりをえぐりとれる日が来ることを祈るとともに、平穏な日々を送らせていただいている私たちも、「快」一瞬にして「怏」となるべし、を心しておきたいと思います。
新しい大人世代の生態
テーマ:よもやま話
2012/03/10 08:52
新聞によると、博報堂の研究所が、人生を前向きにとらえ若々しくありたいとする新たな40~60代を総称して「新しい大人世代」と名づけ、彼らの志向や生活を探る様々な調査を実施しているそうな。
で、昨年10月にインターネットで全国の40~60代の男女約3700人に対して、「言われてうれしい言葉と不愉快な言葉」を調べたそうです。私ら、もろにこの世代のど真ん中なんですけど、さてどんな言葉が選ばれたのか?
まず、「言われてうれしい言葉」は男女とも『若々しい』がトップで42%。男女別では男性が35%に対し、女性は50%ですから、特に女性は「若々しい」と言われるとうれしいんですね。
続いて、「センスがいい」が37%(男:31%、女:44%)で、「自然体だ」が30%(男:27%、女:34%)。ちなみに、女性よりも男性に喜こばれる言葉は「本物がわかる」(男:27%、女:19%)、「尊敬できる」(男:23%、女:18%)など。確かに個人的には、「本物がわかる」と言われると嬉しいですね。
16項目の中から当てはまるものを全て答えてもらう形式だったようですが、「うれしい言葉」の中で最もうれしくなかったのは「成熟した」で8%程度。まあ、なんか今さら成熟したって言われてもねぇ。まだ、「熟女」とか率直に言われた方がましなんと違いますやろか。
さて、一方言われて不愉快な言葉。「頑固な」が最も多く43%、2位は「組織で働く」(16%)、3位が「自己主張のある」(8%)が続いた、と書かれているんですけど、そうかなあ、もっと言われて不愉快な言葉あるやろ、と思いませんか?
てことで、選択肢をよく調べてみたら、上記3つ以外では「上昇志向のある」「平和主義の」「男(女)らしい」「こだわりがある」「個性的な」「成熟した」「自由な」「努力家」「肩の力が抜けた」「趣味に生きる」「日本経済に貢献している」「カッコいい」
おいおいおい、言われて不愉快な言葉として選ばれそうなのって、そもそも1位の「頑固な」くらいしかないやん。新聞報道だけ見ているとよくわかりませんでしたが、広告代理店の博報堂になんか意図があるのでしょうか。「頑固」でない「若々しさ」を追求する商品を作らせて宣伝作成費を儲けようって魂胆なのでしょうか?
で、昨年10月にインターネットで全国の40~60代の男女約3700人に対して、「言われてうれしい言葉と不愉快な言葉」を調べたそうです。私ら、もろにこの世代のど真ん中なんですけど、さてどんな言葉が選ばれたのか?
まず、「言われてうれしい言葉」は男女とも『若々しい』がトップで42%。男女別では男性が35%に対し、女性は50%ですから、特に女性は「若々しい」と言われるとうれしいんですね。
続いて、「センスがいい」が37%(男:31%、女:44%)で、「自然体だ」が30%(男:27%、女:34%)。ちなみに、女性よりも男性に喜こばれる言葉は「本物がわかる」(男:27%、女:19%)、「尊敬できる」(男:23%、女:18%)など。確かに個人的には、「本物がわかる」と言われると嬉しいですね。
16項目の中から当てはまるものを全て答えてもらう形式だったようですが、「うれしい言葉」の中で最もうれしくなかったのは「成熟した」で8%程度。まあ、なんか今さら成熟したって言われてもねぇ。まだ、「熟女」とか率直に言われた方がましなんと違いますやろか。
さて、一方言われて不愉快な言葉。「頑固な」が最も多く43%、2位は「組織で働く」(16%)、3位が「自己主張のある」(8%)が続いた、と書かれているんですけど、そうかなあ、もっと言われて不愉快な言葉あるやろ、と思いませんか?
てことで、選択肢をよく調べてみたら、上記3つ以外では「上昇志向のある」「平和主義の」「男(女)らしい」「こだわりがある」「個性的な」「成熟した」「自由な」「努力家」「肩の力が抜けた」「趣味に生きる」「日本経済に貢献している」「カッコいい」
おいおいおい、言われて不愉快な言葉として選ばれそうなのって、そもそも1位の「頑固な」くらいしかないやん。新聞報道だけ見ているとよくわかりませんでしたが、広告代理店の博報堂になんか意図があるのでしょうか。「頑固」でない「若々しさ」を追求する商品を作らせて宣伝作成費を儲けようって魂胆なのでしょうか?
から揚げ
テーマ:よもやま話
2012/03/09 08:58
一昨日、博物館通り商店街の事業委員会が「軽食付き」という謳い文句で商店街内にある喫茶店「キャラメルパパ」で開催されました。まあ、委員会の内容はどうでもいいんですが、この「軽食」、キャラメルパパさんのパスタに加えて、何とスエヒロさんのオードブル。
写真を撮るべきでしたね。でも、そんなことしたら「あ~、またブログネタにするんやろ~」と言われ、おまけに絶対せなあかんようなプレッシャーにもなりますからね。え~、内容は鴨ロースと野菜のサラダ、たまご焼き牛肉そぼろ乗せ、素揚げポテト、コロッケ、そして鶏のから揚げ。
「から揚げ」はスエヒロさんのブログにもありましたように、鶏肉を今超流行りの「塩こうじ」に漬けた特製品とのことなので、これは一つよばれなあかんな、とパクリ。おぉ~、柔らかくて味もまろやか~。私だって鶏のから揚げ召し上がりますのよ、1個くらいは。いや、この日は2個頂戴いたしました。
さて皆さん、「から揚げ」の「から」って漢字でどう書きます?「空揚げ」それとも「唐揚げ」?私は「唐揚げ派」なんですが、辞書には「空揚げ」として掲載されており、「唐揚げ」の字も当てることがあるという記述。日本新聞協会も「空揚げ」で統一しているようですが、一方では「日本唐揚協会」なんてのもあるからややこしい。
何も付けずに揚げるから「空揚げ」なのか?いや、何もつけないのは「素揚げ」やろ。「唐揚げ」の「唐(から)」は「朝鮮、中国、さらに外国から渡来したことを表す」意味でしょうから、中華風っぽいところなど、こちらの名称の方がふさわしいような気がいたします。
それに「たこの空揚げ」なんて書いてあったら、
なのか
なのか
わかりませんよね。あ、こういうのも「揚げ足取り」って言うのかな?
写真を撮るべきでしたね。でも、そんなことしたら「あ~、またブログネタにするんやろ~」と言われ、おまけに絶対せなあかんようなプレッシャーにもなりますからね。え~、内容は鴨ロースと野菜のサラダ、たまご焼き牛肉そぼろ乗せ、素揚げポテト、コロッケ、そして鶏のから揚げ。
「から揚げ」はスエヒロさんのブログにもありましたように、鶏肉を今超流行りの「塩こうじ」に漬けた特製品とのことなので、これは一つよばれなあかんな、とパクリ。おぉ~、柔らかくて味もまろやか~。私だって鶏のから揚げ召し上がりますのよ、1個くらいは。いや、この日は2個頂戴いたしました。
さて皆さん、「から揚げ」の「から」って漢字でどう書きます?「空揚げ」それとも「唐揚げ」?私は「唐揚げ派」なんですが、辞書には「空揚げ」として掲載されており、「唐揚げ」の字も当てることがあるという記述。日本新聞協会も「空揚げ」で統一しているようですが、一方では「日本唐揚協会」なんてのもあるからややこしい。
何も付けずに揚げるから「空揚げ」なのか?いや、何もつけないのは「素揚げ」やろ。「唐揚げ」の「唐(から)」は「朝鮮、中国、さらに外国から渡来したことを表す」意味でしょうから、中華風っぽいところなど、こちらの名称の方がふさわしいような気がいたします。
それに「たこの空揚げ」なんて書いてあったら、
なのか
なのか
わかりませんよね。あ、こういうのも「揚げ足取り」って言うのかな?
はだいろ
テーマ:よもやま話
2012/03/08 08:58
唐突ですが、小学校・中学校時代に使っていたクレヨンや絵の具。人の姿を描くことも多かったと思いますが、皆さん顔の色を塗るのに何色を使ってました?
そうですよねぇ。もちろん「はだいろ」ですよね。
ところが、肌の色は人種・個人差・日焼け具合によって異なるのだから特定の色を「肌色」と呼ぶのはおかしかろ、っていう差別に対する問題意識が高まり、2000年前後から大手メーカーはこの呼称を使わなくなり、2006年には「はだいろ」のクレヨンはこの世から姿を消したのだそうです。
じゃあ、この色はいったい何と呼ばれているのか、今現在は?
もしくは
「うすだいだい」って、頭髪に敏感な人は「薄代々」と連想して「それこそ差別だろ!」てなことになりかねないし、「ペールオレンジ」って言われてもピンときませんね。だいいちそんなオレンジないやろ。
この「はだいろ」は日本人が理想的な肌の色として育んできたのだし、「はだいろ」があってこそ、はじめて人によって人種によって肌の色が違うということに思いをいたすことができるのだ、として廃止に反対した人たちもいたそうです。
そんなことに文句を言うのなら、黄色人種という言い方も変だよね。みかんを食い過ぎたならいざしらず、黄色い肌は無いやろ。まあ「肌色人種」では堂々巡りではありますけど。そんな言葉狩りに対する不満を言いつつも、絆創膏にこんな沢山色の種類があるのを見せつけられると、そうか~とも思ったりもするんですよね。
江戸時代以前、仏教が一般に広く普及する前は、この色は「宍色(ししいろ)」、つまり獣の肉色、と呼ばれていたそうですが、肉食が禁じられた人々は、これに代わる呼び名として「肌色」を考え出したそうです。じゃあ、いっそのこともう一回ルネッサ~ンス、「ししいろ」に戻すか。勝手にし、しぃろ~、ってか?
そうですよねぇ。もちろん「はだいろ」ですよね。
ところが、肌の色は人種・個人差・日焼け具合によって異なるのだから特定の色を「肌色」と呼ぶのはおかしかろ、っていう差別に対する問題意識が高まり、2000年前後から大手メーカーはこの呼称を使わなくなり、2006年には「はだいろ」のクレヨンはこの世から姿を消したのだそうです。
じゃあ、この色はいったい何と呼ばれているのか、今現在は?
もしくは
「うすだいだい」って、頭髪に敏感な人は「薄代々」と連想して「それこそ差別だろ!」てなことになりかねないし、「ペールオレンジ」って言われてもピンときませんね。だいいちそんなオレンジないやろ。
この「はだいろ」は日本人が理想的な肌の色として育んできたのだし、「はだいろ」があってこそ、はじめて人によって人種によって肌の色が違うということに思いをいたすことができるのだ、として廃止に反対した人たちもいたそうです。
そんなことに文句を言うのなら、黄色人種という言い方も変だよね。みかんを食い過ぎたならいざしらず、黄色い肌は無いやろ。まあ「肌色人種」では堂々巡りではありますけど。そんな言葉狩りに対する不満を言いつつも、絆創膏にこんな沢山色の種類があるのを見せつけられると、そうか~とも思ったりもするんですよね。
江戸時代以前、仏教が一般に広く普及する前は、この色は「宍色(ししいろ)」、つまり獣の肉色、と呼ばれていたそうですが、肉食が禁じられた人々は、これに代わる呼び名として「肌色」を考え出したそうです。じゃあ、いっそのこともう一回ルネッサ~ンス、「ししいろ」に戻すか。勝手にし、しぃろ~、ってか?
怪しい我
テーマ:言葉・漢字
2012/03/07 09:10
昨日の朝日新聞に、漢字能力検定協会主催で行なわれた「漢字の力シンポジウム」についての記事が掲載されておりました。パネルディスカッションのパネラーの一人である京大教授の阿辻哲次さんが次のように述べておられるのが印象に残りました。
武士の武は「戈(ほこ)」を止めると書く。「武器の使用をストップするのが本当の勇気なんだ」という解釈がある。一方、文字学では「止」は「歩く」という意味で、武器を持って進軍することが本来の意味だ。研究者の世界とは違う解釈があっていいし、漢字は世の中に幸せをもたらすことができる有力なメディアの一つだ。
なるほど、いろんな解釈があっていいんですね。さて、先日「怪我の女王」minoriさんから、何で怪我っていうのかという質問を頂戴いたしました。言われてみれば不思議です。「怪しい我」と書いて何で「けが」なのか?
色々調べてみると、「けが」は「穢れる」から来ており「怪我」は単なる当て字、とする説が有力のようですが、なぜ「怪我」という字が選ばれたのかは、どこにも書いてありません。
ちなみに中国語では、「怪」に「責める、~のせいにする」という意味もあるので、「怪我(グァィウォー)」という場合「自分の非を責める」と解釈されるそうです。なので中国人が日本で「油断一秒・怪我一生」と書かれているのを見ると、「日本人は石油を一秒でも切らしたら、自分を一生責め続ける」と解釈し感心するのだとか。(ここ参照)
さて、大漢和字典で「怪」と「我」をそれぞれ調べてみると、「怪」は元々「丸い頭をして突出した異様な感じを与えるもののこと」で「鬼」などと同系の言葉とあります。意味はやっぱり「あやしい」ってことか。
「我」も自分のことに決まったるわな、と思い読み進めると、何とこの字、本来は「刃がぎざぎざになった『戈(ほこ)』」を描いた象形文字だったのが、昔「われ」のことを「ガ」と発音したので、同音のこの「我」の字を借りて代名詞をあらわした仮借文字とあるではないですか。
つまりですよぉ~。「怪我」とは「あやしげなギザギザの戈(ほこ)」のことなのではないか。で、これについ触れてしまい「あイテテッテ~」とケガをしたのではないか。「研究者の世界とは違う」個じんとにっく解釈、いかがでしょうか?
武士の武は「戈(ほこ)」を止めると書く。「武器の使用をストップするのが本当の勇気なんだ」という解釈がある。一方、文字学では「止」は「歩く」という意味で、武器を持って進軍することが本来の意味だ。研究者の世界とは違う解釈があっていいし、漢字は世の中に幸せをもたらすことができる有力なメディアの一つだ。
なるほど、いろんな解釈があっていいんですね。さて、先日「怪我の女王」minoriさんから、何で怪我っていうのかという質問を頂戴いたしました。言われてみれば不思議です。「怪しい我」と書いて何で「けが」なのか?
色々調べてみると、「けが」は「穢れる」から来ており「怪我」は単なる当て字、とする説が有力のようですが、なぜ「怪我」という字が選ばれたのかは、どこにも書いてありません。
ちなみに中国語では、「怪」に「責める、~のせいにする」という意味もあるので、「怪我(グァィウォー)」という場合「自分の非を責める」と解釈されるそうです。なので中国人が日本で「油断一秒・怪我一生」と書かれているのを見ると、「日本人は石油を一秒でも切らしたら、自分を一生責め続ける」と解釈し感心するのだとか。(ここ参照)
さて、大漢和字典で「怪」と「我」をそれぞれ調べてみると、「怪」は元々「丸い頭をして突出した異様な感じを与えるもののこと」で「鬼」などと同系の言葉とあります。意味はやっぱり「あやしい」ってことか。
「我」も自分のことに決まったるわな、と思い読み進めると、何とこの字、本来は「刃がぎざぎざになった『戈(ほこ)』」を描いた象形文字だったのが、昔「われ」のことを「ガ」と発音したので、同音のこの「我」の字を借りて代名詞をあらわした仮借文字とあるではないですか。
つまりですよぉ~。「怪我」とは「あやしげなギザギザの戈(ほこ)」のことなのではないか。で、これについ触れてしまい「あイテテッテ~」とケガをしたのではないか。「研究者の世界とは違う」個じんとにっく解釈、いかがでしょうか?