からだを読む

テーマ:よもやま話
養老孟司さんの本を結構読みます。何か世の中を斜めから見てニヒルに切り捨てるみたいなタッチが好きで。「バカの壁」が一番有名な著作なんでしょうけど、元々は解剖医ですから、そっち方面の話も聞いてみたい。

と思って読んだのがタイトルの「からだを読む」(ちくま新書)。本を読んだ時には、興味を持ったことや気になる言葉を手帳にメモしておくのだが、この本はどうだったか、と見なおしてみると、

まず「ヒトの唇の知覚神経」=「動物のヒゲ」と書いてある。動物のヒゲは音や気配に反応してアンテナのように動くけれど、ヒトの唇も言われてみれば結構敏感。食べ物や異性など、とりあえずこの部分で確認したいという本能が働くのは当然か。

そしてもう一つ、「人中より上の穴が一対で、下の穴は一つ」と記されている。う~む、なるほど。ところで、人中とは「じんちゅう」もしくは「にんちゅう」と読み、「鼻と唇の間の溝」のこと。
おでの顔不気味ぃ?
おぉ、確かに、人中より上にある「目」、「鼻」、「耳」の穴は左右対称に二つあるし、人中より下の「口」、「尿道口」、「肛門」、あと臍もか?とにかく一つしかない。う~ん、何でやろ?と思いつつも納得。

これを息子に言ったら、「あぁ、ほんまやな~」と納得した後、思いついたように「毛穴はどうなん?」と来た。いいね、いいね、その切り返しはいいぞ。

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