四居家の冬

テーマ:まちづくり
昨年の3月に復元工事が無事終わり、現在観光情報センターとして活用されている「四居家」。ちょうど、曳山博物館と私どもの店の間に建っております。

蔀戸やバッタリ床几などが取り付けられて、長浜最古の民家らしく復活したのはいいのですが、現在、というか冬の間は表から見ますと、始終こんな調子になっております。
これでも営業中
最初は、何もなかったのですが、外部から観光情報センターということがわかりにくいためか、立看板が立てられ

「扉をあけてお入り下さい」とも併記されております。

湖北の、特に今年の冬は寒いですけんね。あけっぱなしにしておくと、中の人たちはたまったものではありません。従って、入口はこのようにふさがれまして、「ご自由にお入りください」の文字が...。う~ん、ご自由にと言われても、軒も異常に低いし不自由ですわな。

そこでご丁寧に「頭上注意」の赤い文字が。ちょっと、待ってくださいよ。ここって昔の姿に復元するという名目で、かなりの予算がついたんですよね~。でも、こんなにべたべたと無粋なサインを貼りまくってええんかいな、という気になって参りました。

オープンが春でしたから、春→夏→秋の間は、表も開け放されておりましたんで、問題は顕在化しなかったのですが、さすがに冬場のことは考慮になかったのでありましょうか。設計者は雪の降らない温暖地にお住まいだったのでしょうか。

先日、観光チラシをもらいに四居家に赴き、この戸を開いて中を見ると、市観光振興課の方たちの顔が見えましたので、「頭上注意のサインは無粋でっしゃろ!」と言うたろ、と思って勇んで中に乗り込もうとした瞬間、

「ごん!」と頭をぶつけてしまい、一気に戦意喪失。おまけに、「あ、大丈夫ですか?頭気をつけて下さいよ」と慰められる始末。それにしても、しつらえと機能がマッチして、文字通り四居家に「春」をもたらすいい智恵はないものか。

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