広島平和五輪開催を熱望

テーマ:旅日記
広島と言えば、やはり被爆都市、いや今は核廃絶を訴え続ける平和都市と言った方がいいのかもしれません。広島に来て、ここへ立寄らないわけには参りません。
広島平和祈念公園
2日目の朝は雨上がりの煙ったような曇天でしたが、慰霊碑の先にうっすらと、そこだけが65年間時間が止まっているかのように原爆ドームが立ちすくんでいるのが見えます。

慰霊碑のところまで行って、手を合わせます。月並みですが「安らかにお眠りください。過ちは二度と繰り返しません」と心の中でつぶやきます。

写真には写っておりませんが、ちょうど私が慰霊碑に向かうのとすれ違いに外国人の中学生と引率する教師とおぼしき集団が礼拝を済ませて戻って来ました。50人を超える、おそらくアメリカ人だったと思います。

オバマ大統領のように国を代表する政治家が広島を正式訪問するのは、アメリカの世論がまだ許さないかもしれませんが、こうして草の根レベルで原爆投下当事者たるアメリカ国民の一人でも多くの人にここを訪れてほしいと思います。

さて、振り返るとこの建物、「広島平和祈念資料館」が建っています。丹下健三さんの設計のようですが、私はこういう建物を見ると、どうしても「びわ町スポーツの森」を思い浮かべてしまいます。

この建物に入るのも35年前に続いて2回目なのですが、核兵器の惨さにただただ身をすくめてしまうだけで、とても自分がその場に居たら、などという想像すらできず、どうしようもなくやるせない気持ちになってしまうのです。
東館内のドーム模型
今は大変便利な時代になりました。広島平和祈念館のサイトで、展示内容が概観できます。まだ行かれたことのない方、お時間があれば覗いていただきたいと思います。そして、ここ広島の地で五輪が開催され、世界中の一人でも多くの人が集って、核兵器廃絶を誓い合う日が来ることを祈ります。

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